冬至のかぼちゃ由来には!冬至に食べたいかぼちゃとは


思いのほか好きな人と苦手な人(食べたくない人)がはっきりと分かれている
「かぼちゃ」芋のようなほくほく感と甘さが好きか嫌いかで分かれるようです。

私の場合かぼちゃのほくほく感と甘さが好きなので、おかずの定番になり
ほぼ1年中食べています。

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ダブらないようにおかずメモをつけるようにしているのですが、12月の冬至を
知って今までの冬至を確認すると「冬至にかぼちゃを食べていない」

冬至だからかぼちゃを食べるべきだと知った時、かぼちゃ好きにもかかわらず
肝心な時に食べていないと言う残念な結果に唖然としてしまいました。

そして冬至のかぼちゃの由来、かぼちゃを食べるようになった理由、
始まりは何だったのか調べてみる事にしました。

冬至のかぼちゃの由来

冬至にかぼちゃを食べるのは

 ◎色々な病気、万病から守ってくれる(無病息災)
 ◎運を呼び込んでくれる

かぼちゃが日本に入って来たのは室町時代頃(1545年)
江戸時代には全国的に栽培されるようになり、冬至にかぼちゃを食べるように
なるのも江戸時代頃だったようです。

かぼちゃの収穫は夏から初秋。かぼちゃは3ヶ月程寝かすと甘さが増し美味しく
なる事と保存する環境が整っていない江戸時代でも保存がしやすかった事から
野菜が少なくなる冬に食べる事が多くなります。

今では長寿国となっている日本ですが江戸時代の平均寿命は30~40歳
環境に恵まれている武士や貴族でさえも生まれた子供の半分は5歳までに亡くなっ
ていました。亡くなってしまう事が多い病気には
  
 ▪インフルエンザ
 ▪脚気(かっけ)
 ▪脳卒中(中風)
 ▪疱瘡(ほうそう)
 ▪麻疹(はしか)
 ▪コレラ

これらの病気で比較的身近になる「インフルエンザ」
現在でも冬になると必ず流行るのですが江戸時代でも「はやり風邪」と呼ばれる程
毎年流行し、1916年にはインフルエンザが大流行し江戸では1ヶ月に約8万人が
亡くなります。

脚気(かっけ)は白米を主食としていた大都市で流行ります。大都市江戸でも脚気
(かっけ)になる人が多く江戸を離れると症状が治まる事から「江戸わずらい」
と呼ばれます。

大都市を離れると白米ではなく玄米や麦飯、蕎麦などを食べる事が多くなるので
脚気(かっけ)になると江戸を離れた時に食べた玄米や麦飯、蕎麦など食べるよ
うになります。

脚気(かっけ)によって食べ物で病気を予防できる、症状を緩和できると実際に
実感しやすい人が多かったのではと感じています。

現代でも最近まで亡くなってしまう病気のトップになっていた「脳卒中」
脳の血管障害、血管が詰まる、血管が破壊して起こる病気です。

病気を引き起こすのは悪い風にあたった事で起こってしまうと考えられていた
ことで「風病」と呼ばれます。

江戸時代には「中風」「中気」卒(にわかに)がついて「卒中風」「卒中」
「卒(にわかに)中に入る」が残り現在の「脳卒中」と言われます。

風で起こると考えられていたのが江戸時代になると体の中から起こる病気だと
考えられるようになります。

江戸時代には塩分が多い食事、生野菜を食べる習慣はなくビタミンのバランス
が良くない、特に血管へ負担がかかりやすい、血圧が上がりやすい冬は脳卒中
が起こりやすい季節でした。

身近な病気が死に結びつきやすい、誰もが薬を購入できるわけではなく、恐らく薬
の効果も期待できるものではない、そしてバランスの良い食事が難しい時代だから
食べ物の栄養はとても重要だったはずです。


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その他の病気になる
 疱瘡(ほうそう)
 不治の病、悪魔の病気と恐れられていましたが、世界で初めて撲滅に成功して
 います。

 麻疹(はしか)
 空気感染する麻疹(はしか)現在でも初春から初夏に患者発生率が高くなります。

 コレラ
 江戸時代後期に持ち込まれてしまった事で死亡率が高くなります。
 接触すると感染

現在でも恐ろしいこれらの病気はかぼちゃではないのですが、江戸時代以降には
疱瘡(ほうそう)や麻疹(はしか)はワクチン接種で、

コレラは水と電解質と呼ばれるナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウ
ム等を補充する事で効果的になる事がわかります。

かぼちゃの栄養

冬に流行するインフルエンザや風邪、予防になる栄養は
「ビタミンA」「ビタミンC」

ビタミンAは粘膜や皮膚の抵抗力を高め、免疫力を整えてくれます。
緑黄食野菜のかぼちゃにはカロテンが豊富に含まれおり、カロテンは体が必要とし
ている量、体に適切な量のビタミンAに変換してくれます。
例えかぼちゃを大量に食べたとしてもビタミンAを摂りすぎになる事もありません。

かぼちゃに含まれるビタミンCは 43mg / 100g
ビタミンCの代表レモン果汁は 50mg / 100g
ストレートタイプのオレンジジュースは29mg / 100g
かぼちゃのビタミンCの多さに驚きます。

かぼちゃにはビタミンEも含まれています。ビタミンEは血流を整える効果が
ある事から体を温める、冷え性や肩こりの予防、悪玉(LDL)コレステロール
値も下げてくれます。

かぼちゃのビタミンEは
 西洋かぼちゃが4.7mg / 100g
 日本かぼちゃが2.2mg / 100g

現在スーパーやお店で販売されているかぼちゃは「西洋かぼちゃ」
ビタミンEを意識したい場合は西洋かぼちゃは最適です。

江戸時代に流行してしまった脚気(かっけ)にもかぼちゃには予防できる栄養が
含まれていました。その栄養は「ビタミンB1」

ビタミンB1が不足してしまうとエネルギーとなる糖質を分解する事ができず
疲労物質がたまり疲れやすくなります。食欲不振や倦怠感、むくみや手足のしびれ
等の症状になる脚気(かっけ)となります。

江戸時代に大都会で白米を食べるようになり「江戸わずらい」と言われた
脚気(かっけ)

 白米のビタミンB1は0.03mg /100g
 玄米のビタミンB1は0.26mg /100g
 麦飯のビタミンB1は0.05mg /100g
 蕎麦のビタミンB1は0.21mg /100g
 
江戸時代にはバランスの良い食事と言うより単品で食べる事が多くなり、
不足しているビタミンB1を補う事ができるのが「かぼちゃ」
かぼちゃのビタミンB1は0.18mg /100g

touzi kabotya 450 脳の血管障害、血管が詰まる、血管が破壊して起こる病気「脳卒中」
かぼちゃには血管のつまりの原因になる、息をしただけて生まれてしまう
活性酸素を弱める作用(抗酸化作用)があるとして必ず挙げられるビタミン

「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」
そして血液の流れも整える「ビタミンE」も含まれています。

冬に比較的なりやすい病気、毎年流行するインフルエンザ、そして脚気(かっけ)
や脳卒中(中風)に効果があり、栄養不足になりがちな冬にも栄養を摂りやすい、
野菜の中でも特に丈夫でどんな土地でも育てやすい「かぼちゃ」

食べ物の少ない厳しい冬を乗り越える、毎日を健康で元気に過ごすために必要な
栄養がある、かぼちゃは冬至に食べるべき素晴らしい野菜でした。

かぼちゃは運を呼び込む

冬至の12月頃には「すす払い(12月13日)」をし歳神様(としがみさま)をお迎え
する準備が始まります。

歳神様はお正月になると各家に来てくれる神様、現在でも飾る事が多い門松や鏡餅
は歳神様への供え物になります。

歳神様を迎えるにあたり掃除をして運気を呼び込むために「運盛り」を飾ります。
冬至には運を呼び込むための気を満たす、自分の中に運を取り込む準備をするため
に「ん」のつく食べ物を食べると運をしっかり呼び込むと言われています。

かぼちゃは南京(なんきん)とも呼ばれ、その他の食べ物
 れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うどん
を加えすべてに「ん」が2個つく「冬至の七種」と呼ばれています。

これらの7種類を食べる事で色々な病気、万病から守ってくれる、病気になる事が
ないと言われます。

特にうどん(うんどん)には成功するには必要だと言われている
「運(うん)鈍(どん)根(こん)」を重ねて

 運(うん):幸福や運
 鈍(どん):鈍いほどの粘り強さ
 根(こん):根気

そして人間関係の運も開けると言われています。

開運につながる「運盛り」

すす払いをした後に冬至が過ぎても「ん」のつく食べ物や果物になる
にんじん、れんこん、きんかん、ぎんなん時には冬の野菜になり用意しやすい
だいこん

蔓植物と言われるつたのある植物瓜、豆類、かぼちゃ等を翌年の吉方位(恵方)に
置く「運盛りを飾る」と運が訪れやすくなると言われています。
  
  恵方には「今年の恵方は? 地図で調べる今年の恵方
  自分にあった各年の吉方位は「吉方位計算機

つたのある蔓植物には「運を来年につなぐ」
「ん」のつく果物や野菜などの食べ物は縁起が良いと言われているので
「縁を起こす」

縁の糸(つた)が働くように、良い縁がつながる運盛りの飾りは「縁起物」
良い事が起こりますようにと言う思いを込めて、今も良い運であるのなら
このまま運が続くように思い描きながら飾ります。

冬至のかぼちゃは「食べる」「飾る」どちらにも意味がある食べ物。

果物や野菜を飾る時には三方や四角い形の茶色のお盆に山にして丸く飾ると
良いとされています。

四角には「大地」の意味があるので肉体的に精神的に疲れた時に効果のある
大地の気を取り入れる事ができます。

touzi kabotya 350 冬至の日は毎年12月21日又は22日昼の時間が一番短い、次の日から昼の時間が
長くなる、太陽の始まりになり、新たに始まる事区切りとなる、厳しい冬から
春の訪れになる旧暦では新年としていました。

 「冬至2016年はいつ?開運 幸福を引き寄せる冬至の日は!

もし今まで悪いことが続いていても冬至ですべて終わり、リセットとなる
悪いことがすべて無くなったので良い運をたくさん取り込む準備の日

昔からの行事や習慣は同じ場所に住んでいる私にも何か意味があるように感じて
しまいます。そして正直冬至がこれほどまで開運と結びついているとは知らず、
お正月との結びつきもある冬至に何もせず過ごしていた事を少し後悔しています。

運は自分で意識しないと呼びこみにくいとも言われています。良く言われる
「運が良い人」はタイミングが良い人にもつながり感性が磨かれている、意識して
いるから運が引き寄せられる、タイミングが分かると言う事のようです。

今年はかぼちゃを食べて、かぼちゃを飾り運を呼び込みたいと思います。

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