バッテリー

災害時のモバイルバッテリー 日本製で選ぶ!モバイルバッテリーのおすすめは

2018年11月26日

地震・大雨・台風・・・近年特に災害が多い日本。
つい最近までは災害時の情報収集はラジオやテレビ、そして市役所や消防署などの車が回っ
てきて状況を知ることが多かったのですが

スマホを持っている人が多い、SNSが日常生活の一部になっている現在では、自分自身にと
ってみじかな情報(必要な情報)を得ることができる、インターネットやでの情報収集は
とても大切だと感じています。

そうすると心配になるのが充電・バッテリーの残量。

電気が止まる事も多い災害時には、できるだけスマホを使えるようにしたいはずです。
そこで今までの防災グッズに加えてほしい、用意しておくべきモバイルバッテリー。

モバイルバッテリーにはさまざまな商品があり、同じように見えても価格に幅もあります。
もしまだモバイルバッテリーを持っていなくて、日本製を探しているならどんなモバイルバッ
テリーがあるのか、おすすめは何かご紹介したいと思います。

モバイルバッテリーに容量

・容量が10,000〜20,000mAh

災害時のことを考えた場合、1日〜3日はスマホを使える状態にしておきたいはずです。
スマホの充電回数が3〜5回は可能な容量が10,000〜20,000mAhのモバイルバッテリー
がおすすめです。

バッファロー(BUFFALO)

愛知県に本社がある1975年(昭和50年)創業パソコン周辺機器メーカーの
バッファロー(BUFFALO)モバイルバッテリーには

BSMPB10020P2(10,050mAh)

スマホを約4回分充電できます。
充電方の方法が違うiPhoneやAndroidを専用ICが自動で判別し、最適な充電(出力)をする
AUTO POWER SELECT機能を搭載しているので、どのポートにどの機種を接続しても自動で
急速充電が可能です。

対応機器

スマホ
タブレット(iPad、Android)
ゲーム機
デジカメ

・急速充電
・PSE適合

・バッテリー容量:10,050mAh
・入力:DC5.0V / 2.0A
・出力:DC5.0V / 2ポート合計3.4A(1ポート最大2.4A)
・バッテリータイプ:充電式リチウムイオン電池
・カラー:ブラック、ホワイト

・サイズ:63×109×23mm(突起部除く)
・質量:約195g
・付属:USB A to microBケーブル(15cm)、キャリングポーチ、
・価格:4,118円〜

バッテリー容量:10,050mAhの他には13,400mAhのBSMPB13410P2のタイプも販売し
ています。価格は4,607円〜で、13,400mAhはスマホだと約5回分充電が可能です。

チーロ(cheero)

大阪に本社あり会社自体は機械部品のメーカーで、2011年に事業の一つとして
チーロ(cheero)を立ち上げます。ブランド名の由来「小さい」「かわいい」の通りの誰で
もつかやすくかわいいのに、高機能なバッテリーが販売されています。

品揃えも豊富で迷ってしまいますが、災害時など憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれそうな
かわいいデザインのダンボーシリーズがおすすめです。

cheero DANBOARD (13400mAh)PD18W

iPhoneXSで約3.5回分のフル充電可能です。
接続されたデバイスを自動で認識するチーロ(cheero)のだけのAUTO-IC機能が付いているので、
機器ごとに最適な電流(最大2.4A)を流し充電でき、ほぼ全ての端末の最短充電が可能です。

対応機器

iPhone各種、iPod、iPad各種
USB Type-C / micro USB対応スマートフォン/タブレット/パソコン
Wi-Fiルーター

・急速充電:Power Delivery 3.0 対応
・PSE適合
・AUTO-IC機能

・バッテリー容量:13,400mAh
・入力:USB Type-C (PD)・5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A (18W max) PD3.0
・出力:USB Type-C (PD)・5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A (18W max) PD3.0
 USB Type-A・5V/2.4A max. (Auto-IC機能搭載)
 (2 Ports total 18W)

・バッテリータイプ:充電式リチウムイオン電池
・カラー:ライトブラウン、ピアノブラック、カモフラージュ、パンダホワイト、漆レッド

・サイズ:約92X80X23mm
・質量:約245g
・付属:USB-CtoCケーブル、USB-AtoCケーブル、オリジナルポーチ
・価格:6,295円〜

口コミ:ココがダメ

・数回の使用で壊れた。
・Type-c端子やその周りが高温になるの怖い。
・iPhone8の充電で残量がひとつになる。
・持ち運びにはサイズが大きい。

口コミ:ココが良い!

充電が早い
出力ポート2つは便利。
性能・品質日本製の安心感はあります。
とにかくかわいい。

cheero DANBOARDには容量が10,050mAhのモバイルバッテリーも販売しています。
価格は5,980円〜10,050mAhはiPhoneXSで約2.5回分のフル充電可能です。

実はチーロ(cheero)には災害時でも活躍しそうな50,000mAh(14,500円〜)の商品
もあります。おにぎりの形、三角形のデザインがおしゃれなバッテリー。災害時だけで
はなくコンセントが確保しにくい部屋や場所、アウトドアなどで活躍しそうです。

エレコム(elecom)

大阪の本社がある大手コンピューター周辺機器のメーカーエレコム(elecom)
スマホ、タブレットなどのデジタル機器に対応する製品などの開発などをして幅広く
活躍しています。

DE-M08-N10048(10,000mAh)

スマホ、タブレット、ゲーム機、パソコン、携帯電話で対応ができるかどうか確認できます。
DE-M08-N10048BK

スマホで約3.3回分の充電が可能です。
iPhoneとAndroideを自動的に見分けて充電をしてくれます。

・PSE適合

・バッテリー容量:10,000mAh
・入力:USB Type-C メス・DC5V
・出力:USB-Aメス/USB Type-Cメス・DC5V、USB-Aポート×2、Type-Cポート×1

・バッテリータイプ:充電式リチウムイオン電池
・カラー:ブラック、ホワイト

・サイズ:W75mm×D15mm×H154mm
・質量:約235g
・付属:USBケーブル(USB-Aオス-Type-Cオス)、ケーブルの長さ10cm
・価格:5,260円〜

口コミ:ココが良い!

・容量10,000mAhですが、重量は軽く邪魔になりにくいサイズが気に入って
 います。
・手より少し大きくて、重さも感じるけど充電残量もわかりやすいので良い。
・充電スピードが早い。
・ポートはTYPE-AとTYPE-Cがあるので便利

ココがポイント

・デザインがスタイリッシュで使いやすい。
・電子タバコの充電にも使える。
・switchの充電は2回可能です。

マクセル(maxell)

身近な商品で言うと乾電池を思い浮かべる人も多いマクセル(maxell)所在地は東京で
電器などの製品の製造・販売をしています。

DMPC-CTY12400(12,400mAh)

iPhone7で約5回分の充電が可能で、iPhoneやiPadの急速充電もできます。

・急速充電
・PSE適合

・バッテリー容量:12,400mAh
・入力:USB Type-c(OUT3)・USB Type-C DC5V/最大3.0A
・出力:USB Standard-A(OUT1)(OUT2)、USB Type-c(OUT3)
 DC5V/最大3.0A(OUT1、OUT2)、DC5V/最大3.0A(OUT3)
 3台同時充電対応、出力は3口合計3.0A

・バッテリータイプ:充電式リチウムイオン電池
・カラー:ブラック、ホワイト

・サイズ:幅61mm×高さ114mm×厚み26mm
・質量:約275g
・付属:充電用ケーブル(USB Standard-A - Type-C、約15cm)×1本
・価格:6,674円〜

ACコンセント付きで容量は11,400mAhのMPC-CAC11400モバイルバッテリーもあります。
コンセントでは65Wまでの電気機器の充電が可能です。価格は14,904円〜

ソニー(SONY)

東京に本社はありますが、さまざまな国に拠点を置き活動している日本の電気機メーカー
ソニー(SONY)でもモバイバッテリーがあります。

CP-VC10A(10,000mAh)

スマホで約4回分の充電が可能です。
約500回が多い中、約1000回くり返し使えるのも驚きです。
ACアダプターは別売りで、USBがタイプCのみなのでタイプCではない場合変換器が必要です。

対応機器

スマホ、タブレット、パソコン

・急速充電
・PSE適合

・バッテリー容量:10,000mAh
・入力:USB Type-c(OUT3)・USB Type-C DC5V/最大3.0A
・出力:2ports total 3.0A(Max)
 (USB-C port Max 3.0A)
 (USB-A port Max 2.1A)

・バッテリータイプ:充電式リチウムイオンポリマー電池(リチウムポリマー電池)
・カラー:ブラック、ホワイト

・サイズ:67.8×140.0×16.5mm
・質量:約247g
・付属:USB-C USB-Cケーブル(15cm)
・価格:7,180円〜

口コミ:ココがダメ

・すぐにスイッチが壊れた。
 海外製より日本製の方が安全でいいと思ったのに残念。
・手のひらサイズですが、少し重さを感じる。
・スマホ1台の場合発熱は感じない。2台は発熱あります。

口コミ:ココが良い!

・発熱すると充電が終了するので安心感がある。
・AndroidだけでなくiPhone、iPadまでと幅広く使えます。

そしてソニー(SONY)のCP-S20Aは容量が20,000mAhもあり、スマホだと約9回分の充電が
できます。もちろん約1000回くり返し使える、ACアダプターも付いて18.880円〜

セレン(SELEN)

防犯カメラなどのセキュリティ製品の開発や販売、サポートをしている東京が所在地の
セレン(SELEN)ではLightning&microUSBケーブルがモバイルバッテリーに付いている
「ケーブル一体型充電器」を販売しています。
行方不明になりがちなケーブが一緒になっているのは便利です。

SC-A10000LM(10,000mAh)

microUSBケーブルは取り外しが可能です。

対応機器

iPhone、Androud、携帯電話
iPad

・バッテリー容量:10,000mAh
・入力:DC5V 2.0A Max(microUSB・USB Type-C)
・出力:USB1・DC5V 2.1A、USB2:DC5V 2.1A、Total:DC5V 2.1A Max

・バッテリータイプ:充電式リチウムポリマー電池
・カラー:ブラック、ホワイト

・サイズ:W69.1 x H138.5 x D16.5mm
・質量:約224g
・付属:microUSBケーブル約15cm
・価格:3,480円〜

モバイルバッテリーどう選ぶ?

少し前までモバイルバッテリーの発火事故が相次いたことで発火原因になるリチウムイオ
ン電池のモバイルバッテリーは避けて購入する人も多かったと思います。

しかし全ての製品が発火するのではなくさまざまな原因が重なり発火してしまい、その原
因の一つに「技術の基準が満たない」製品が多かったことから2018年2月にモバイルバッ
テリーは電気用品安全法(PSE法)の規制対象となりました。

・「PSEマーク」が義務化

PSEマークがない製品は「技術の基準が満たない」モバイルバッテリーの可能性は高く、
リチウムイオン電池だったとしても「PSEマーク」がある製品は条件が重ならない限り、ほと
んど発火することはないと判断できます。

・PSE適合、リチウムイオンポリマー電池のソニー(SONY)

紹介した製品でPSEマークがあるメーカーはセレン(SELEN)以外全てです。
しかし充電池はリチウムポリマー電池なので発火の心配はなさそうです。

もっと充電池で安心したい場合はPSE適合・リチウムイオンポリマー電池を使用している
ソニー(SONY)になります。その他で比べてみると

価格がお手頃

調べた中で一番価格がお手頃なのはセレン(SELEN)

充電(出力)を区別

バッファロー(BUFFALO)
チーロ(cheero)
エレコム(elecom)

現在のモバイルバッテリーのほとんどは区別をする機能が備わっていると言われています。

iPhone・Androidの区別をして充電(出力)すると説明として記載してあったのがこの
3メーカでしたが、見落としている場合もあります。
説明がない場合確認をする方がいいかもしれません。

軽い

軽いのはバッファロー(BUFFALO)

重い

重いのはマクセル(maxell)

デザイン

かわいいのに容量もあるのはチーロ(cheero)
シンプルなのはエレコム(elecom)

迷った時には

・もしまだ何も持っていない場合は「価格」
・できれば普段も使いたい場合は「価格」「デザイン」「重さ」
・災害時などの備えで欲しい場合は「容量」や「安全性」

自分の状況で探してみるのも良いかもしれません。

災害が起こるとテレビやラジオで速報や特別番組として放送してくれます。
しかしその情報の範囲は自分にとって遠いものだったりする場合も多いのが実感です。

実際に災害にあって感じたのがスマホでの情報は、自分の住んでいる場所でのリアルな
情報が得られる事ができ、それがいかに大切で安心感を与えてくれることかということです。

電気が止まっても、スマホや携帯を充電できるようにしてくれる場所もありますが、充電で
きる場所まで距離がある、コンビニや市役所は近くにない、遠い場合も多いはずです。

せめて12時間から48時間はどうにかスマホを使える状態にしておく。
これからは防犯グッズの一つにモバイルバッテリーは用意するべきだと感じています。

-バッテリー