パンツを買いに行こうとお店に行った時やインターネットで検索をしていると
微妙に丈が違うパンツがたくさん並んでいます。
特にこの4つのパンツの丈
「クロップドパンツ」「カプリパンツ」「サブリナパンツ」「アンクルパンツ」
定番のパンツスタイルではあるのですがとてもわかりにくく、違いが理解できているかと言う
と少し微妙な場合があります。
パンツスタイルでポイントになるのは「丈」
普段使う事は少ないですが、洋服になると良く出て来ます。
丈とは「人や物の高さ」、洋服では「長さや長さからくる種類」の事。
そして洋服のパンツで良くあるのが「五分丈・七分丈」
実際にはどんな丈なのかわかっている事は少なく、ここら辺かな?という事も多いと思います。
パンツの「丈」
パンツを加えると
丈 | ウエストから腰 | 裾・足口 | |
クロップドパンツ | 六分丈~九分丈 | ゆとりがある | 絞り気味に細い |
カプリパンツ | 七分丈 | ピッタリ細め | スリット入りが多い |
サブリナパンツ | 七分丈から九分丈 | 腰から裾まで ピッタリ細め |
折り返しや紐を通し 絞ったりしない |
アンクルパンツ | 九分丈・くるぶし丈 | ゆとりがある | 裾に向かい細くなる |
クロップドパンツ
クロップドの「crop」は「切り取る」の意味、裾が切り取られたようなデザインのパンツを
言います。
クロップドはトップスにも使われ、短め丈のトップスを
「クロップド丈のトップス」「クロップドTシャツ」などとも呼ばれます。
カプリパンツ
1950年代に流行したカプリパンツ。イタリアのリゾート地、カプリ島にちなみできました。
大人の女性がリゾート感覚でスパッツのように着こなすパンツのことを言います。
サブリナパンツ
映画『麗しのサブリナ』で、主演のオードリー・ヘップバーンが着用したこと事で
「サブリナパンツ」と呼ばれるようになりました。
脚のラインを強調し足首よりも少し短い丈が特徴で、カプリパンツと同じ種類になります。
アンクルパンツ
アンクル(ankle)はくるぶしの意味で、クロップドパンツと同じ種類ですがクロップドパン
ツより長めのパンツです。
パンツの種類を加えると
スタイル
最近の傾向
クロップドパンツは足首が見える、丈の短めのパンツの総称にも使われています。
クロップドパンツとカプリパンツの区別には
・クロップドパンツより丈が短いデザイン
・裾を絞ったり等のデザインを加えたもの
・ウエストから腰部分はゆとりがある
これらのデザインもカプリパンツに加えられています。
パンツ丈の順番では
カプリパンツ→クロップドパンツ→サブリナパンツ→アンクルパンツ
このようになっている場合が多いようです。
最近の傾向を加えると
丈 | ウエストから腰 | 裾・足口 | |
クロップドパンツ | 七分丈が多い | ゆとりがある | 絞り気味に細い |
カプリパンツ | 六分丈が多い | ピッタリ細めや ゆとりがある |
スリット入りや 絞るタイプなど デザインの幅が広い |
サブリナパンツ | 八分丈から九分丈 | 腰から裾までピッタリ | 裾にデザインを 入れない物が多い |
アンクルブーツ | 九分丈・くるぶし丈 | ゆとりがある | 裾に向かい細くなる |
丈が少し違ってくるのが「カプリパンツ」
膝下丈のパンツを呼ぶ時に、一番近かったのかもしれません。
時代とともにパンツのデザインや幅も広がり、わかりやすく区別するように呼び名もアレンジ
していったようです。
今では1年中活躍する事の多い短め丈のパンツ。
女性らしい、大人のデザインからカジュアルなデザインまで、幅広く展開されています。
共通する事はさりげなく「足首の細さを強調」してくれるパンツ。
毎年欲しくなるパンツです。