性別や年齢を問わず多くの人に愛用されているスニーカー。
キレイめファッションからカジュアルファッションまで足元のオシャレに
欠かせないという人もたくさんいると思います。
最近ではお店で実際にスニーカーを履いて、サイズを合わせてみることをせず
ネット通販など購入する人もいると思いますが、
その際に気を付けたいのがスニーカーのサイズ感です。
ここでは、スニーカーブランドのなかでも人気の
・ナイキ
・ニューバランス
のサイズ感について紹介します。
ナイキとニューバランスのスニーカーのサイズ感について
ナイキやニューバランスのスニーカーを購入する際に気を付けたいのが
「サイズ感」
いくらお気に入りのデザインであったとしてもサイズ感が合っていないと
快適にスニーカーを履くことができません。
ニューバランスとナイキは基本的には海外の人に合うサイズで作られています。
ナイキとニューバランスとではサイズ感が違う?
ナイキやニューバランスに限らず、スニーカーのサイズ感はメーカーや種類によって
異なります。
また、人の足はサイズ(足長)だけでなくワイズ(足囲)、甲の高さなど人によって
異なるため、同じスニーカーを同じ足のサイズの人達が履いても
人によってサイズ感は変わります。
よって、サイズ感の違いをメーカーのみで比較することは難しいですが、
ナイキのスニーカーは他のメーカーと比べても足幅が狭く、普段履いている靴の
サイズと同じサイズを購入した場合に
きついと感じることが多いと言われています。
ナイキのスニーカーは、足首から甲を包む形状をとることで足によりフィットする
ように作られているため、
他のメーカーのスニーカーに慣れている人がナイキのスニーカーを履いた際に
きつめに感じやすいということもあります。
ただ、伸縮性のある素材を使用しているため履いていると思ったよりもきつく
なかったというケースもあります。
しかし、スニーカーの種類によってはそれでもやっぱりきついため1つ大きめの
サイズを選ぶという人も少なくありません。
サイズ感が異なる理由
スニーカーによってサイズ感が異なってくる理由はいろいろあります。
・素材によって異なる
スニーカーに使用される素材の種類はいろいろあって、素材の種類によって伸縮性が
異なるため、
同じ大きさであっても素材によってはきつく感じやすかったり、感じにくかったりす
ることがあります。
例えばアッパー素材がレザーの場合はきつく感じることが多くなるのに対して
メッシュの場合はきついと感じることが少ないです。
・デザインによって異なる
スニーカーの種類によってはデザインによって幅を細めに(太めに)製造している
ケースもあるため、デザインによってもサイズ感が異なってくることがあります。
参考
(ナイキの場合)
エアーマックスシリーズやエアーフォースワンの場合
標準サイズで問題ない場合が多い
ジョーダンシリーズ、エスビーシリーズの場合
幅が狭いデザインのため1サイズ大きい方がよいケースが多い
・海外製品かどうかで異なる
そのスニーカーを販売先(メインの顧客)がどこの国かによってもサイズ感が
異なります。
例えば、あるスニーカーのメインの顧客が日本ではなく欧米だった場合、
そのスニーカーは欧米人の足に合わせて作られているのが一般的です。
日本人の足は一般的に欧米人よりも足幅が広いと言われています。
よって、欧米人の足幅に合わせたスニーカーを選ぶときは注意が必要になります。
ワイズ(足囲)はDやE、EEなどの事でこれはAから始まります。
・日本人の平均は「E」
・外国方は「B」「C」が平均
だと言う事です。参考になればと思います。
・製造場所によってもサイズ感が違う
スニーカーのサイズ感は製造工場の違いによっても異なることがあります。
例えば、ニューバランスのメインの自社工場であるアメリカ、イギリスで作られる
Dサイズのスニーカーはやや細身の部類でますが、
同じDサイズでもベトナム、インドネシアなどアジアの工場で作られたDサイズのスニーカーはそれほど細身ではないケースがあります。
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ナイキとニューバランス スニーカーを選ぶならどっち?コラボはあるの?
スニーカー選びをする際にナイキやニューバランスのスニーカーが候補になる人も 多いと思います。そして、 ナイキやニューバランスどちらを選べばいいのか 悩んで決められないという人も多いのではないでしょうか ...
次にナイキ、ニューバランスのスニーカーへのこだわり、作っている場所などを
紹介します。
・そもそもどうしてスニーカーを販売するようになったのか
・何にこだわりスニーカーを作っているのか
ナイキ、ニューバランスの事を知ることで、
・探しているデザイン
・サイズ選び
・必要な機能
・自分の足への悩み
などの参考になるはずです。
ナイキってどんなブランド?
スニーカーの人気ブランドと言えばナイキを挙げる人も多いと思いますし、
ナイキのスニーカーが気になっている人もたくさんいるでしょう。
まずは、ナイキの起源やスニーカーの特徴について紹介します。
ナイキブランドの起源
ナイキは1964年、アメリカのオレゴン大学で陸上部だったフィル・ナイトと、
ランニングシューズを自作し、大学の陸上部のコーチもおこなっていた
ビル・バウワーマンが
共同でブルーリボンスポーツ社を設立したのが始まりです。
当時はフィル・ナイトが大学の卒業旅行で日本を訪れた際に
価格の安さや品質の高さに感銘を受けたオニツカタイガー(現在のアシックス)
のシューズの輸入販売と、デザインや技術の開発をおこなっていました。
オニツカタイガーのスニーカーはアメリカでも人気になりましたが、
徐々にその人気も停滞し、1971年にオニツカタイガーとの取引を終了しました。
その際にオニツカタイガーの技術者をアメリカに連れていき独立したのが
ナイキです。
ナイキのスニーカーの特徴
ナイキのスニーカーの大きな特徴はファッション性の高いデザインです。
色彩が豊かで派手なデザインが多く、コーディネートのメインになるような
デザインが多いのが特徴です。
さらに
・高品質で履き心地が良い
・足と一体化するようなスニーカー
・豊富な種類
・他社とのコラボレーション
というのもナイキのスニーカーの大きな特徴であり、多くの人に支持される理由
と言えるでしょう。
自社工場はなし
ナイキには自社工場はなく、全ての生産を委託しています。
委託先の工場は主に東南アジアで800くらいの工場があります。
生産は完全委託ですがデザインや素材選び、素材の組み合わせなどはナイキが
おこなっていて、細部までこだわっています。
ナイキのソールについて
現在では、スニーカーにさまざまなテクノロジーを搭載されたソールがついている
のが当たり前のようになっていますが、
その先駆けとなったのはナイキと言えるでしょう。
そんなソールの主な種類には
「ワッフルソール」
正方形の突起が並び、高いグリップ力を誇るソール。
ナイキの創業者が朝食時にふとワッフルメーカーを見てワッフルソールのアイデアが
浮かんだといわれています。
「エアクッション」
窒素ガスを加圧したカプセルをソールにし、着地する際の衝撃を抑えると共に
軽量化にも成功したナイキの代表的なソール
「リアクト」
軟質化したポリウレタンによる高い耐久力と反発力が特徴の最新ソール
ニューバランスってどんなブランド?
ナイキの他にニューバランスも人気スニーカーブランドの一つです。
ここでは、ニューバランスの起源やスニーカーの特徴について紹介します。
ニューバランスブランドの起源
ニューバランスは1906年、偏平足の矯正靴やアーチサポートインソールの製造を
おこなったのが始まりです。
その後、矯正靴やアーチインソールの製造のノウハウを活かし、いろいろな足の大きさや形に対応するオーダーメイドランニングシューズの製造を始め、
1972年にシューズ製造をおこなっていたニューバランス社を
ジェームス・S・デービスが買収し、70代後半に販売されたランニングシューズが
大人気となりました。
現在のニューバランスの代表取締役会長でもあるデービス氏は、自らランニング
シューズを履いて走って研究開発をおこない、
完成したランニングシューズは世界中のランナーから高い評価を受けました。
これを機に買収した当初は従業員が6人で1日36足程度しかつくれなかった
ニューバランス社は大きく成長していきました。
ニューバランスのスニーカーの特徴
ニューバランスの特徴は、シンプルなデザイン、豊富なカラーバリエーションなど
いろいろありますが、
なかでも注目したいのがウィズサイジングです。
従来のスニーカーがフィット感を出すためには靴ひもで締めつけるしかなかった
のに対して、
サイドと踵部分をしっかりとホールドすることで、足へ負担をかけずにフィット感
を出すことに成功したのがウィズサイジングです。
このウィズサイジングからもわかるように、矯正靴の製造から始まった
ニューバランスのスニーカーは
「足を守るシューズ」
「足のためのシューズ」
にこだわっているのが大きな特徴です。
自社工場あり
ニューバランスはアメリカやイギリスに自社工場があります。
また、ベトナム、中国、インドネシアなどアジアにも自社工場を持っていますが、
アメリカ、イギリスとは使用する素材や製造方法が異なります。
アメリカやイギリスでは他のメーカーでは使用しないような上質な皮を使用したり
靴職人が手縫いで製作したりしているのに対して、
アジアの工場ではライン作業で大量生産しています。
よって、スニーカーにこだわる人のなかには、ニューバランスのスニーカーは
アメリカ製やイギリス製からしか選ばないという人も少なくありません。
しかし、アジア製のスニーカーも安価で手に入れることができますし、
自社工場で高い品質を維持しているため、アジア製のスニーカーも人気です。
USAモデルとUKモデルの特徴
ニューバランスのスニーカーはアメリカ、イギリス製とアジア製で素材や作り方が
異なると紹介しましたが、
アメリカ製とイギリス製でも特徴が多少異なります。
アメリカ製
本場ということもあって最新のテクノロジーと職人の長年のノウハウ
によって製作されています。
イギリス製
レザーモデルのスニーカーが多く、革靴職人が自ら皮を調達して
製作しています。
アメリカ製とイギリス製とでは、
・アメリカ製の方が全体的な形状がポテッとしているものが多い
・イギリス製の方がシャープなものが多い
のが特徴です。
ニューバランスのソールについて
ニューバランスがもともと矯正靴やアーチサポートインソールの製造から始まった
こともあって、
スニーカーのソールも高い技術を駆使し、いろいろなソールが開発されています。
スニーカーが好きな人のなかにはニューバランスのスニーカーを選ぶ際に、
ソールの機能で選ぶという人も結構います。
主なソールの種類には
「ENCAP」(エンキャップ)
EVA素材(クッション性のある合成樹脂)をPU素材(ゴムのように柔らかい
プラスティック)で包むことで、クッション性、安定性が高いソール
「C-CAP」(シーキャップ)
EVA素材を圧縮し軽量化することで、軽く高い耐久性を実現したソール
「ABZORB」(アブゾーブ)
軽量素材ではないものの、足が地面に着地する際の衝撃をほぼ吸収して、
反発力を足へ伝えるソール
「ACTIVA」(アクティバ)
従来の技術をさらに向上させ、クッション性、耐久性の向上、軽量化に成功した
ソール
「REVLITE」(レブライト)
アクティバのクッション性、耐久性をキープしたまま、さらに軽量化に成功した
ソール
ナイキとニューバランスのスニーカーの特徴やサイズ感の違いについて
紹介しました。
こちらで紹介したように、ブランドやスニーカーの種類によってサイズ感は
異なります。
「自分の足のサイズのスニーカーを買ったつもりなのに履いてみたら
サイズが合わなかった」
「同じサイズなのに別のブランドのスニーカーに変えたら
サイズがきつかった」
ということにならないためにも、自分が気になっているスニーカーのサイズ感は
把握しておきましょう。