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干支 十二支

干支と方角の関係は!方角を示す違いには?

2018年10月16日

干支で有名な十二支ですが、現代でも方角や時刻を示すのに用いられます。
しかし、日本で用いられている方位・方角に関する概念は、干支だけではありません。

今回は、干支・方角それぞれの関係性や、古来より使われている他の概念について
ご紹介します。

方角を分ける概念

そもそも、方角を分ける概念にはどのようなものがあるのか

方角を分ける概念は、より細かく分ければ最大で二十四の方位に分かれます。
主に中国が発祥とされ、日本でも陰陽道を中心として、独自に解釈されています。
以下に、その内容についてご紹介します。

八卦(はっけ)

方角を分ける際の、基本的な概念です。
現在に至るまで用いられている、北・北東・東・東南・南・南西・西・北西という方角に、
自然の要素を当てはめたものです。

古代中国の人たちは、以下の八つの要素が、自然ひいては人間世界を支配するもの
と考えてきました。

天   
地   
山   
沢   
水   
火   
風   
雷   

  

その後、これらの自然が持つ複雑な意味をまとめるため、以下の漢字がそのシンボル
となりました。

天=(けん)   
地=(こん)   
山=(ごん)   
沢=(だ)   
水=(かん)   
火=(り)   
風=(そん)   
雷=(しん)   

  

それぞれに「方角」「動物」「色」「体の部位」など複数の意味が込められており、
方角については以下の内容を指します。

天=乾(けん)=北西   
地=坤(こん)=南西   
山=艮(ごん)=北東   
沢=兌(だ) =西   
水=坎(かん)=北   
火=離(り) =南   
風=巽(そん)=南東   
雷=震(しん)=東   

  

北・南・東・西にすると

この八卦の考え方が根本となり、後に続く概念へとつながります。

十二支(十二支)

動物でご存じの十二支ですが、本来は方角や時刻を指す概念として用いられました。
八卦は方角を表すのに非常に適していましたが、より細かく時間や方位を示すため、
十二のブロックに方角・時刻を区切る方法が編み出されました。

それぞれの干支が示す方位・時間は以下の通りです。

・子=北=23:00〜 1:00 ・丑=北東= 1:00〜 3:00 ・寅=北東= 3:00〜 5:00
・卯=東= 5:00〜 7:00 ・辰=東南= 7:00〜 9:00 ・巳=東南= 9:00〜11:00
・午=南=11:00〜13:00 ・未=南西=13:00〜15:00 ・申=南西=15:00〜17:00
・酉=西=17:00〜19:00 ・戌=北西=19:00〜21:00 ・亥=北西=21:00〜23:00

よく日本でも「艮(うしとら)の方角」などと言われることがありますが、
これは北東の方角に丑・寅の十二支が当たっていることから、そう呼ばれています。

二十四山(にじゅうしさん)

十二支でかなり細かく分かれた方角ですが、風水などではこれをさらに細かく分割
した「二十四山(にじゅうしざん)」という概念が用いられます。

「八卦」「十干(じっかん)の一部」「十二支の概念」を用いて、以下のように方位を
二十四分割します。

・壬=北北西 ・子=北 ・癸=北北東 ・丑=北北東 ・艮=北東 ・寅=東北東
・甲=東北東 ・卯=東 ・乙=東南東 ・辰=東南東 ・巽=東南 ・巳=南南東
・丙=南南東 ・午=南 ・丁=南南西 ・未=南南西 ・坤=南西 ・申=西南西
・庚=西南西 ・酉=西 ・辛=西北西 ・戌=西北西 ・乾=北西 ・亥=北北西

上記において特徴的なのは、北東・東南・南西・北西の真方角を特定し、そこから
さらに東寄りの北東・北寄りの北東などを特定できるようになったことです。

二十四山は、より細かく方位の吉凶を分けて考えることができるため、中国におけ
る占術ではよく用いられています。

反面、日本では十二支と八卦の概念が多用される傾向にあり、九星気学や風水に
おける体系化が進んでいます。

どんなことに用いられるのか

方角は、単純に位置関係を知るだけでなく、人々の生活にも応用されてきました。
以下に詳細をご紹介します。

旅行や移転

平安貴族に「方違え(かたたがえ)」という風習があったことをご存じでしょうか。
これは、外出時の目的地に凶作用があった場合、その前夜に吉効果のある方角で
一泊してから、目的地に向かうという風習です。

さすがに現代では「会社が自宅から見て悪い方角だから今日は休みます」とは
言えず、多くの方が迷信としてとらえているようです。

しかし、引っ越しのようなイベントでは、現代でも風水などを気にする方は一定数
存在しています。

建 築

新しい建物、特に住宅を建てる場合は、建て売りの物件を購入する場合を除いて
気にする方が多いようです。

陽光がリビングに入る「南向き」や、玄関を東南に設けるなどといった話は、
現代でもよく聞かれる話です。

こちらは必ずしも吉凶だけが理由ではなく、西日が入るキッチンだと食べ物が腐り
やすいといった、合理的な理由も加味されているようです。

意外な使われ方

生活習慣とは若干趣を異にする考え方ですが、勝負事や病気の治療によい方角
を用いるという考え方もあります。

勝負事についてご紹介すると「破軍星(はぐんせい)」というものがあります。
一日の時間によって破軍星の方角を計算し、その時間に破軍星の方角を背にして
勝負すれば、必ず勝負に勝つというものです。

病気の平癒には「人道」というものがあり、この方角を用いると病気が治りやすくなる
と言われています。特に、子どもの病気に効果があるとされています。

方角は、世界の事象を中国で表現した「八卦」の概念から進化し、現代にもその
名残があります。

中でも干支は、吉凶だけを示すものではなく、日々の生活にも応用されています。
カレンダーや時計・地図を見る際にちょっと意識して見ると、新しい発見がある
かもしれません。

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