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干支の相性は本当にあるの!?十二支で読み解く相性問題あれこれ

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干支と聞いて、相性のことを考える方も多いと思います。
「あの人は辰年だから、私と気が合わないの。」といった具合です。

実際のところ、干支の相性はどこまで信用できるものなのでしょうか。
今回は相性に焦点を当てて、いくつかの観点から考察してみました!

目 次
それぞれの性格から読み解く干支
  相性が良い干支の組み合わせ
  相性があまり良くない干支の組み合わせ
干支占いから読み解く相性
実際のところはどうなのでしょうか

それぞれの性格から読み解く干支

干支が持つ性格は、主に割り当てられた動物に由来しています。
そこで、物語から相性を紐解いてみましょう。

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物語で語られる相性

十二支に関する物語は国によって数多くあり、日本にも存在しています。
要約すると、だいたい以下のようなあらすじです。

神様のお触れのもとに、動物の大将となりたい動物たちが神様のもとを訪れ、
その順番に十二支が決まった。


それが、ねずみ・牛・虎・うさぎ・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪という
順番でした。

ちなみに、その順番が決まった内容にもエピソードがあります。
相性に関する部分としては大まかに言うと以下のような内容です。

もっとも小さなねずみが1番になったのは、牛の背に乗っていたからです。

神様に合う段になって、牛の背から飛び降り1番になりました。
しかし牛は、2番目になったことで満足しており、特に文句をつけませんでした。

龍と蛇は同時に到着しますが、龍の尊さを知り順位を譲りました。
猿と犬はけんかをしながらやってきたため、酉が仲裁して順位が決まりました。


このほか、さまざまな理由があって順位がつけられていきます。


物語は便宜上作られたもの

このような物語は、当然現実にそのようなことがあったわけではなく、一般庶民に
広く干支の概念を認めさせるために創作されたものです。

中国の後漢時代に動物が当てはめられて以来、概念を活用しようとしたさまざま
な国・地域で、寓話が作られました。

干支の概念を認めさせるために生まれた干支。
単純にこの話から、人間同士の相性を紐解くのは難しいのですが

比較的身近で親しみやすい動物だったことから、人間に応用され活用されやすかった
のではないでしょうか。

干支占いから読み解く相性

干支の関係性が人間に応用されたケースの一つに「干支占い」があります。
干支の並びをベースに、それぞれの相性をまとめたもので、基本的な相性としては、
以下のようなものがあります。

相性が良い干支の組み合わせ

「支合(しごう)」「三合(さんごう)」の2つは
「相性が良い干支の組み合わせ」です。以下に詳細をご紹介します。

基本性格が似ていたり、感性が同じような部分がある

〇「支合(しごう)」

基本性格が似ていたり、感性が同じような部分がある干支の組み合わせを「支合」
と言います。対象となるのは、以下の組み合わせです。

十二支を盤で見たとき、横に並ぶ相手が該当するものと考えると分かり
やすいでしょう。

自分に足りないものを持っている相手

〇「三合(さんごう)」

十二支を盤で見たときに、自分の干支から数えて「4つ目と8つ目」
干支の組み合わせを「三合(さんごう)」と言います。
この組み合わせも良い相性です。

こちらの意味合いとしては「自分に足りないものを持っている相手」
という理解です。対象となるのは、以下の組み合わせです。

十二支を盤で見たときに、三角形に位置する干支同士です。

なお、3つの干支がそろわなければいけないのではなく、
例えば「子と辰」「寅と戌」であっても、相性は良いものと考えます。

相性があまり良くない干支の組み合わせ

「七沖(しちちゅう)・六害(ろくがい)・三刑(さんけい)・自刑(じけい)」
この3つは「相性があまり良くない」干支の組み合わせです。
以下に詳細をご紹介します

自分と正反対の価値観を持つもの同士の組み合わせ

▲「七沖(しちちゅう)」

自分と正反対の価値観を持つもの同士の干支の組み合わを「七沖(しちちゅう)」
と言います。対象となるのは、以下の組み合わせです。

十二支を盤で見たときに、真逆に位置する干支同士です。

お互いに強敵となりうる相性

▲「六害(ろくがい)」

六害は、お互いに強敵となりうる相性です。ビジネスの面では刺激になる
こともあるかもしれませんが、共同経営はおすすめできない相性として
紹介されていることもあります。

対象となるのは、以下の組み合わせです。

十二支を盤で見たときに、縦に並ぶ相性と考えるとよいでしょう。

さまざまな価値観が合わない

▲「三刑(さんけい)」

さまざまな価値観が合わない干支の組み合わせを「三刑(さんけい)」
と言います。お互いを理解できずに終わってしまう相性とされています。
対象となるのは、以下の組み合わせです。

これらの相性は一概ではなく、長く付き合うにつれてお互いの勢いが削がれたり、
結果的に相手を裏切ってしまったりするような相性とされます。

同じ干支と相性が悪い

▲「自刑(じけい)」

三刑に当てはまらない相性は、それぞれ同じ干支と相性が悪いとされます。
それぞれの勢いが強い運勢であることから、同じもの同士が一緒になることで
波乱を呼ぶものとされています。対象となるのは、以下の干支です。

このほか、生きているだけでストレスを抱える干支として紹介される
こともあります。

実際のところはどうなのでしょうか

ここまで、干支の相性に関わる情報についてご紹介してきましたが、
実際のところ、この相性は正しいものなのでしょうか。

結論から言えば、
十二支「だけ」で性格や相性を決めることは、非常に危険
と言わざるをえません。その理由には

基本性格が「全12通り」ということはありえない

そもそも、人間の性格を12パターンに当てはめるというのは、あまりにも
大ざっぱ過ぎます。

先にご紹介した「自刑」の概念が本質として正しいものならば、辰年の人は
同い年の人とは誰とも分かり合えないことになります。

しかし、実際にふたを開けてみれば、必ずしもそうなるわけではありません。
人の性格や性質は、他にもさまざまな要素によって構成されているのです。

相性に関係するなら生まれ月や日も左右される

もし干支が相性に関係するなら、理論上、生まれ月・生まれ日にも左右される
はずです。干支と聞くと、生まれ年だけを考えてしまいがちですが、生まれた
月日によっても性格・能力に違いが見えます。

学校のクラスで言えば早生まれかそうでないかの違いだったり、その人が
生まれ育った環境によっても違ってくるでしょう。

戌年生まれであっても、月によってさらに12通りに分かれます。
日も入れるとそこからさらに12通りです。

よって、年月日を組み合わせると、十二支だけで考えた組み合わせは
【12(年)×12(月)×12(日)=1,728通り】です。

さらに言えば、大富豪の家に生まれた人と一般的な家庭に生まれた人とでは、
当然与えられた条件は違います。

学ぶこともおのずと変わってくるでしょうし、自分が何を目的として生きるのか
にも影響してくるはずです。

あまりに極端に相性を意識してしまうと、結果として良縁を失ってしまう可能性
は否定できません。

自分自身が実際に相手と付き合ってみて、考え方が合うかどうかを判断する
姿勢を忘れないようにしたいものです。

後天的な努力で関係性の改善は可能

相性の悪さは、結婚など将来を考える際に嫌がられる要素です。
しかし、その全てが改善できないというわけではありません。

運命学上相性が悪いと言われている人が、全ての場面で自分の害になるか
と言えば、決してそのようなことはありません。
占いでも、流派によって結果が異なることはざらにあります。

本質的に「合う・合わない」を決めるのは、自分自身であるという視点が
大切と言えるでしょう。

干支の相性は、単純明快だからこそ、相性が悪いことの根拠として考えがちです。
しかし、人間というものは、一つのカテゴリーでそう簡単に割り切れるものでは
ありません。

はじめに干支の相性で大まかな判断をすると言うより、迷ったときに心のより
どころとする
、適度な距離を保って取り入れてくださいね。

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