生活一般

厄年の早生まれ2023年は!確認しておく事には

2015年3月15日

普段占いや縁起などを全く気にしていなくても、本人だけではなく周りからも言われてし
まう「厄年」

特に比較的に行くことが多いお寺や神社への初詣、必ず「平成○○年の厄年」という張り
紙があるので、いつの間にか自分の年齢はいつなのか確認をしてしまいます。

厄年は数え歳という年齢になるのですが、その年齢は神社やお寺、住んでいる場所によっ
て変わります。たまたま観光で行ったお寺の厄年と住んでいる場所にある神社の厄年が違
う事は珍しい事ではありません。

その場合住んでいる場所や自分の育った場所での厄年を参考にする方が多くなります。

2023年の厄年男性の場合

前厄 本厄 後厄
2000年(平成12年)
生まれ
24歳 たつ年
1999年(平成11年)
生まれ
25歳 うさぎ年
1998年(平成10年)
生まれ
26歳 とら年
1983年(昭和58年)
生まれ
41歳 いのしし年
1982年(昭和57年)
生まれ
42歳 いぬ年
1981年(昭和56年)
生まれ
43歳 とり年
1964年(昭和39年)
生まれ
60歳 たつ年
1963年(昭和38年)
生まれ
61歳 うさぎ年
1962年(昭和37年)
生まれ
62歳 とら年

2023年の厄年女性の場合

前厄 本厄 後厄
2006年(平成18年)
生まれ
18歳 いぬ年
2005年(平成17年)
生まれ
19歳 とり年
2004年(平成16年)
生まれ
20歳 さる年
1992年(平成4年)
生まれ
32歳 さる年
1991年(平成3年)
生まれ
33歳 ひつじ年
1990年(平成2年)
生まれ
34歳 うま年
1988年(昭和63年)
生まれ
36歳 たつ年
1987年(昭和62年)
生まれ
37歳 うさぎ年
1986年(昭和61年)
生まれ
38歳 とら年
1964年(昭和39年)
生まれ
60歳 たつ年
1963年(昭和38年)
生まれ
61歳 うさぎ年
1962年(昭和37年)
生まれ
62歳 とら年

厄年早生まれの場合

厄年には

・新暦1月1日から1年とする場合
・立春2月4日の節分後から1年とする場合
・数え歳ではなく満年齢とする場合

それぞれ1年のとらえ方が違い、特に早生まれの厄年は自分が思っているより1年早くな
ることもあります。

厄年の年齢

男性の本厄

25歳、42歳、61歳

女性の本厄

19歳、33歳、37歳、61歳

これらの前後1年は前厄・後厄と呼ばれ、注意をして過ごす必要があると言われています。
前厄・本厄・後厄で注意をする度合いは、もっとも注意する方がいい本厄から

本厄 → 前厄 → 後厄

そして厄年を探す時に微妙に厄年の呼び方、書き方が違うことに気づくかもしれません。

「前厄 = 小厄 = 中厄」
「本厄 = 大厄」
「後厄がある・ない」

厄の呼び方は神社やお寺、場所で変わります。
それでは早生まれの人の厄年はどう違うのか?それとも同じなのか?どちらかと言うと

新暦1月1日から1年

現在では1月1日~12月31日を1年としています。
早生まれ遅生まれという考えをいったん無くして考える、年で考えるとわかりやすくなり
ます。例えば

2002年(平成14年)6月3日生まれ
2002年(平成14年)2月3日生まれ

1月1日~4月1日生まれの人は早生まれですが、2002年でくくられるので同じ「本厄」です。

立春2月4日の節分後から1年

新暦の前に使っていた旧暦、1年の始まりは立春の前後になります。
立春の始まりは2月4日、2月4日~翌年2月3日を1年としていました。

2002年(平成14年)6月3日生まれの人は「本厄」
2002年(平成14年)2月3日生まれの人は「後厄」

早生まれになる1月1日~2月3日生まれの人は1年早く厄年が訪れます。
立春になる旧暦で厄年を行っている神社やお寺には

茨城県の大杉神社・栃木県の惣宗寺佐野厄除け大師・三重県の伊勢神宮があります。

満年齢を厄年

ほとんど場合数え歳を厄年としとしているのですが、満年齢が厄年とする場所もあります。

例えば神奈川県の川崎大使では「その年の満年齢」を使うとしています。
神奈川県川崎大使「厄年」

(男性の厄年)

前厄 本厄 後厄
満24歳 満25歳 満26歳
満41歳 満42歳 満43歳
満59歳 満60歳 満61歳

(女性の厄年)

前厄 本厄 後厄
満18歳 満19歳 満20歳
満32歳 満33歳 満34歳
満59歳 満60歳 満61歳

自分の厄年を確認する場合まず確認するべき事は

・どこの神社やお寺を選ぶのか
・どこの神社やお寺に行くのか

住んでいる場所実家など厄払いや厄除けで有名な場所神社やお寺のある場所や地域で厄
年を確認する必要があります。

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厄払い・厄除け

・厄除け
・厄祓い
・厄払い
・厄落とし

場所によって言い方が変わりますが、すべてお祓い「災厄を除くための儀式」と言う意味です。

神社では「厄祓い」「厄払い」 : 災厄を取り払う、落とす事
お寺では「厄除け」 : 災厄防ぎ、取り払う事

こう呼ばれる場合が多く、厄年以外でも厄払い・厄除けは行う事ができます。
厄年の厄払い・厄除けは「生活や習慣の変化」「体の変化」を乗り越えられるように無事
に厄年を過ごせるよう行います。

厄払いの時期

時期

・1月1日~2月3日
・1月1日~1月7日や1月15日

厄払いの時期はお正月1月1日から2月3日までに行くことが良いとされています。
日本では昔は旧暦を使っていたので立春になる前日2月3日までと「松の内」と呼ばれる

1月1日~1月7日または1月15日の時期

松の内の時期は1月1日~1月15日なのですが、場所によっては1月7日までとする場合も
あります。

松の内の時期とはお正月に飾る門松には神様がいるとされていたので、神様がいる間に厄
払いをする方が良いと考えていました。
厄払い・厄除けをするのであればできれば

「1月1日~1月7日や1月15日、1月1日~2月3日」までにしてもうらうと安心です。

厄年

昔から行われている風習や行事はほとんどの場合「数え歳」を使うことが多く、1年の考
えや暦の種類も現在と昔とでは違うので厄年のとらえ方も地域や場所によって違います。

アジアで栄えていた仏教。仏教では0(ゼロ)と言う考えは空、何もないと言う意味です。
例えば0周年、0年生等と表すことがないように本有(ほんう)始めから存在すると言う
考えを用いている事で、体内と生まれた時をあわせて「1」としています。

そして東アジアになる日本や中国などでは満年齢(今の年齢)を使うのではなく「数え
歳」を使いアジア以外の国、アメリカやイギリスでは満年齢しか使うことがありませんでした。

日本は長い間「数え歳」を使っていましたが、世界のほとんどが満年齢になる事から少し
ずつ日本でも満年齢も使じめます。

1902年12月「年齢計算ニ関スル法律(明治35年12月2日(法律第50号)」によっ「満
年齢」に統一されてからは、満年齢を使うようになります。

厄年とは

・厄年は自分に良くない事が訪れる
・良くない事を引き付ける
・いつもより悪いことが起きやすい

こんな風に思ってしまう事も多く、「結婚」「妊娠」「転職」等いつもより違う行動
や思い切った転機は出来れば避けるべきではないかと考えてがちです。

自分の行動だけではなく、幸運に恵まれている場合でも良くない事のように考えてしまた
り、今回は保留にするべきだとも思うことが多いはずです。

実は「厄年」は不幸が訪れるたり、不幸な事にあうと言う意味ではありません。

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厄年を行うようになったのは平安時代までさかのぼります。

厄年は体の成長や変化、結婚や出産の時期これらの事が重なる年齢、生きていく中で注意
した方が良い時期にあてはめられています。

例えば男性の本厄は25歳・42歳・60歳。
平安時代頃では25歳の男性は働き盛り、42歳には引退の年齢です。

女性の本厄は19歳・33歳・37歳。
平安時代頃では19歳は結婚出産の時期になり33歳・37歳には子育ても落ち着く時期です。

年齢が若い時に抱えやす生活の変化やストレス、年齢を重ねるほど今までと同じ状態でも
病気や事故が増えやすくなります。今までと違った環境や生活習慣になりやすい時期、年
齢とともに衰える体力や気力、それらの時期が厄年の年齢にあてはまりやすくなります。

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厄年の時期について明白な根拠や統計的なデーターが残っていると言う事はなく、現在に
あてはめると少し時期がずれてしまう感じもあるのですが

長く信じられ、根強く受け継げられている事には誰もが身近に感じやすい経験する事が多
い事が伝わります。体の事を考えいたわる良い時期だということは間違いないはずです。

厄年とは

基本的には「生活や習慣の変化」「体の変化」

区切りになりやすい年齢で悪いことがふりかかる、呼び寄せると言う事ではありません。
「結婚」「出産」「転職」をしても厄年だから何か良くない事が起こる、厄年だからといっ
てうまくいかなくなると言う事でもありません。

それでもやはり気になる、慎重にするべきだと思う時には厄払いや厄除けをお願いすると
気持ちも落ち着きやすくなります。

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自分だけの問題にしてしまうより自分ではない他に原因があった方が頭の中を整理しやす
かったり納得しやすい、どちらかと言うと安心しやすい事も多くあります。

厄年になる事は憂鬱にはなりますが

「今年は本厄だから」
「今年から厄年だし」
「厄年来た!」

厄年を原因にするといつもより悩みにくく、気持ちも切り替えやすくなります。
いつもより暴走気味になりそうになるとペースを落としてみたり、慎重になる事は失敗を
招きにくく、事故や病気も少なくなります。

「厄年」と掲げてくれるおかげで冷静になりやすく、正式に小休止ができるようになり実
は物事がスムーズに進んでいたりする事もあります。

何より厄年には自分をいたわりながら毎日過ごす習慣をつける良い機会なのではと感じて
います。

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