生活一般

トイレの結露対策は!トイレタンクの結露には

2016年9月11日

雨が多い日や梅雨の季節だけではなく、台風が多い9月頃から冬の寒さを感じる
11月頃に入るとトイレの湿気に悩まされる場合があります。トイレの湿気には

◎壁や壁の下が濡れてしまう
◎床が濡れてしまう

トイレは常に水がある場所になるので他の場所より湿度は高くなり、目に見えて
水滴や水、結露を感じる事も多くこのままではカビが発生してしまうのでは思い
どうにか結露・湿気をなくしたいと思います。

トイレの結露対策

まず最初に確認することは水滴や水、結露が起こっている場所

 ▪壁に水滴や結露がある
 ▪床が濡れている
 ▪トイレのタンクに結露がある
 ▪配管の部分に結露がある

壁や床だけが濡れている場合にまず確認してほしいのは空気の循環
トイレの中の空気が動いているか、循環できているのか確認をします。
トイレの空気の循環は「換気扇」「窓」の場合が多く
 
 ▪窓だけがある
 ▪換気扇だけがある
 ▪換気扇も窓もある

マンションや一戸建て、建て方によって違うのですが、窓や換気扇がある場合は
換気のために窓はしっかり開けて、換気扇は1日中つけている。
少しでも湿気を減らすためにトイレの中の空気の入れ替えに注意しているはずです。

しかし湿気の状態はあまり変わらない、季節によってはひどくなることもあります。
窓や換気扇のトイレの空気への働きは

 ◎換気扇はトイレの湿気や空気を外に出してくれます。
 ◎窓はトイレの中に新しい空気を入れてくれます。

どちらかが1つの場合働きが片方だけになってしまうので何も変わらないと感じる
事もあります。
どちらもある方が小さな箱になるトイレの中の空気を循環させてくれます。
 
 ▪空気の出口換気扇があれば、空気の入り口を作る
 ▪空気の入り口が1つあれば、空気の出口を作る

そして換気扇も窓もあるのにどちらの効果も発揮できていない場合には
換気扇と窓が「同じ高さにある」「横にある」

同じ高さにあると上の空気ばかりを循環させるので下の湿気はそのままになり、
横に並んでいると換気扇で出したトイレの湿気や空気をまたトイレに戻してしまう
結局トイレに湿気がとどまっているかもしれません。

トイレの扉

換気扇や窓の反対側や対向側にあることが多いのが「トイレの扉」
トイレの扉から空気が入りトイレの中をしっかり通って、反対側からトイレの湿気
と一緒に外に出しやすくなります。

その事から窓や換気扇が1つある時にはトイレの扉を開けておく事で結露や湿気を
無くしやすくなるのですが、もし床が濡れている場合で換気扇や窓が上の方にある
と上の方が優先的に働き下の方になる床の効果は感じられない事もあります。

 床の湿気(濡れや結露)をどうにかしたい
 トイレの扉を開けっ放しにしておくのは少し抵抗がある

トイレの扉に手を加えることができるのなら、扉の下に換気口・通気口・吸気口を
作るとトイレの扉を閉めながら下から空気を循環する事ができます。

特に床の湿気が気になる場合は換気口などは下側につけるようにして、下の湿気を
しっかり外に出すようにします。

換気口などの種類には室内用で使われる事が多い
 ▪「レジスター」「ガラリ」を付ける
 ▪扉の下の部分をカットして隙間を作る
 ▪トイレと部屋の境目の敷居を取って隙間を作る

これらの方法があります。
扉に換気口等をつけるリフォームの料金は3万円~。

もちろん自分で「レジスター」「ガラリ」を購入してDIYすることもできます。

 

換気扇の音

換気扇はあるけれど音がうるさくてできれば使いたくない事もあります。
換気扇の音がうるさくなる原因は
 
 ▪モーター部分の潤滑油がなくなっている
 ▪モーター部分が劣化している
 ▪かなり汚れている

これらの事からうるさくなっているかもしれません。
取り外しが可能であれば一度羽の部分や汚れが詰まっていないか掃除をします。
汚れは掃除機で掃除のついでにでも吸っていれば綺麗に保ちやすくなります。

音がうるさい時の原因で多いのがモーター部分の潤滑油がなくなっている、劣化し
ている事。潤滑油がなくなっている場合はミシン油や自動車のエンジンオイルを
軸や付け根に流しこみます。

劣化してる場合は油を流し込んでも2~3カ月でまたうるさくなってしまうので
新しいものに取り換えるようにします。

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トイレのタンク・配管の結露

床が濡れている原因に「トイレのタンクの結露」「配管の結露」があります。
トイレの室内の温度とタンクの水に温度差があることで結露して、その水滴が床を
濡らしていまいます。

トイレの回数が多いとタンク内の水が入れ替わる事でトイレの中の温度とタンクの
中の温度の差が大きくなり、配管も結露してしまいます。

トイレのタンクと配管が結露しにくくなるように、温度差を少なくする必要があり
ます。もしトイレタンクがあって蓋を動かすことができるのであれば蓋を少し開け
てトイレの空気をタンクの中に入れて温度差をできるだけ少なくします。

トイレタンク

トイレのタンクの内側には結露防止のために発砲スチロールが張り付けてある事が
多いのですが

 元からトイレタンクの内側に発砲スチロールがない
 トイレのタンク内の発砲スチロールが劣化している

発砲スチロールが張り付けてあっても、10年前後たっているトイレタンクは内側の
発砲スチロールは劣化してしまう事もあります。

結露を防止するためにトイレタンクの内側の発砲スチロールの張り付けや交換が
必要になります。

もし本格的にDIYできる場合は一度タンクを殻にして
 内側に発砲スチロールを張り付ける
 内側にエアパッキン(ぷちぷち)を3重くらい巻いて張り付ける

元から発砲スチロールがあれば取り外してから行います。
発砲スチローはタンクの内側から3cmくらい離して発砲スチロールを囲み、
その隙間をウレタン発泡剤で底の方から張り付けます。

エアパッキン(ぷちぷち)でする場合はエアパッキン(ぷちぷち)を3重くらいに
して内側に接着剤で張り付けます。

高さは水面より少し高くしタンクに穴が開いている所はふさがないようにします。
発砲スチローもエアパッキン(ぷちぷち)も1度つけると取ることができません。
 参考サイト「トイレのタンクに結露が

DIYをいつもしている場合あまり抵抗はないかもしれませんが、思い切ってしてみ
ようと思うには少しハードルが高いかもしれません。

配管部分

配管部分には換気をして湿度をできるだけ下げる、温度差をなくすエアパッキン
(ぶちぶち)やタオル等を巻いたりしてできるだけ温度差を少なくします。
配管部分でもうひとつ気をつける点に「水漏れ」があります。

配管の接続部分のパッキンが緩んでいる、劣化している事で水漏れがおこり床を
濡らしている場合もあります。

パッキンが緩んでいる、劣化している場合は交換してもらうようにします。
配管部分であれば町の水道屋さん等でも修理をしてくれます。

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トイレには最初からトイレのタンクに結露防止の発砲スチロー等がついている
「防露タンク」が取り付けられていることが多いのですが、古くからある建物には
防露タンクではない事もあります。

防露タンクではなくてもトイレの場所や建物の環境によって結露しない場合もある
のですが、防露タンクはタンクが結露しないようにしているので床が濡れたり、
結露する事を防いでくれます。

タンクや配管の結露、その結露が床に落ちて濡れる床、水滴が落ちても濡れないよ
うにタオルや受け皿を置いている様子はあまりいいものではなく、衛生的にも疑問
を感じてします。

トイレタンクやトイレ自体は陶器になるのでとても丈夫になりほとんど壊れる事が
ないのですが、中の部品や配管部分(パイプやジョイント、パッキン等)の寿命は
約10年。

もし10年前後使っている場合は「防露タンク」にする方が結露の防止がしやすくな
るだけではなく、トイレも使いやすくなるかもしれません。

 ◎トイレタンクの修繕する
 ◎トイレタンクをDIYする
 ◎トイレを新しくする

どちらにしても悩むことになるこれらの対応。そんな時は一度トイレタンクの状態
を確認してもらう、結露している原因を探してもらうためにもリフォーム会社、
水道屋さん、トイレのメーカー等で見てもらい見積りを取ってもらう事で方向性が
見えてくることもあります。

そして時間・手間・耐久性・出来上がりを考えた場合結果的にはお願いした方が
良いこともあります。

ウォシュレット(温水洗浄便座)・シャワートイレ

トイレタンクや配管は結露していない、壁も水滴がないのに床が濡れている時には、
もしかしたウォシュレット(温水洗浄便座)・シャワートイレから水漏れをしてい
るかもしれません。

毎日使うウォシュレット(温水洗浄便座)・シャワートイレのタンクや接続部分は
劣化しやすく、その部分から水漏れが起こり床を濡らしている場合があります。

ウォシュレット(温水洗浄便座)・シャワートイレの寿命は7年~10年、
メーカーや購入先にお願いをして修繕や交換をすると水漏れが収まります。

賃貸住宅

自分の家やマンションなら自由にリフォームや修繕、新しくできるのですが
賃貸アパートやマンション、家の場合は大家さんや管理会社に相談する必要が
あります。

入居して数カ月であればほとんどの場合大家さんが負担をしてくれるのですが、
住みはじめて年数がたつと使い続ける事で劣化した部分に関しては自分で負担をする
必要になることもあります。

しかし住んで2~3年で様々な部品が劣化する、壊れるという状況になるのは
過酷な使い方をしない限り少なくなるはずです。

トイレの結露が激しい時には
 ◎トイレタンクの内側の発砲スチロール
 ◎配管の接続部分
 ◎換気扇

一度確認をして、修繕や交換が必要であれば大家さんや管理会社に連絡をして相談を
します。

見た目に変わってしまう、臭いの問題もあり難しいかもしれませんが
もし換気扇や窓が1つだけでトイレタンクや配管には問題がないのに結露が激しい時は、
トイレの扉に通気口を付けてもらえるか等の相談をしてみても良いかもしれません。

湿気・結露取り

とにかく結露や湿気をなくしたいと思い結露・湿気取りを置くことが多く、市販の物や
重曹、炭等を置くことがあります。
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しかし、湿気によってはあまり効果を感じる事が出来ないこともあります。
湿気取りに効果を感じることができなくて、トレイに置けるスペースがあるのなら
除湿器を置くのも効果的です。

除湿器は少し高価なイメージがあるのですが、クローゼット等の狭い場所でも起きや
すいコンパクトなタイプのものは7000円程から販売されています。

トイレの結露

トイレの結露・湿気の原因には

トイレの結露
換気扇の汚れや部品の劣化 汚れの掃除
修繕(交換、油をさすなどDIYや業者に依頼)
トイレ内の空気の循環 トイレの扉を開ける
空気の入り口(通気口等)を作る
トイレタンクの結露
タンク内と室内の温度差 トイレタンクの蓋があれば少し開けて温度差を
無くす
トイレタンクの防露 トイレタンクが防露タイプなのか確認
トイレタンクの内側の
発泡スチロールの状態や有無
発砲スチロールが劣化しているなら修繕
(DIYや業者に依頼)
発砲スチロールがない場合張り付ける
(DIYや業者に依頼)
トイレを防露タイプの新しい物にする
配管の結露
トイレの室内の湿気と温度 換気をして湿度を下げる
エアパッキン(ぷちぷち)やタオルを巻いて
温度差をなくす
配管の接続やパッキンの状態 緩んだり、劣化している場合修繕する
(DIYや業者に依頼)

ウォシュレット(温水洗浄便座)・シャワートイレが設置している場合は
ウォシュレット(温水洗浄便座)・シャワートイレからの水漏れで床が濡れていない
かも確認をします。
業者に依頼する場合はトイレのメーカー、水道屋さん、リフォーム会社に依頼します。

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屋外と屋内の温度差が激しくなる梅雨時や冬の季節になると、タンクや配管の結露が
起こります。こんな所に結露が起こることを知らなかった私は「気のせいかな?」と
思い、トイレ掃除のついでに拭いていたのですが

ある日床も濡れている状態になり真っ先に思い浮かんだのは「水漏れ」でした。
水漏れの箇所を探したのですがどこからも水漏れしていることはなく、やはりトレイ
タンクと配管が結露して水滴が床に落ちて濡れている事がわかりました。

窓で起こる結露がトイレタンクや配管で起こることが結びつかず自分の家があまりに
古いからこんな風になってしまったと思い、トイレタンクや配管をタオルで覆って
水滴を床に落とさないようにという安易な処理をしていました。

しかしただ水分を取りたかったこの処理はトイレタンクと配管の温度差をなくす
結果としては間違ってはいなかった?のですが、見た目はあまりにかっこ悪い、不衛
生だったので家族からクレームを受ける事になります。

最終的には手っ取り早いのに効果的なコンパクト除湿器に落ち着きました。
結構威力を発揮してくれます。

-生活一般