生活一般

咳に効く 喉が痛い時の飲み物はやっぱりはちみつが良い!その理由には

2019年8月2日

咳や喉が痛い時ははちみつが良い、という話は誰でも一度は聞いたことがある
のではないでしょうか。

では、なぜはちみつは喉に良いのでしょうか。

はちみつには殺菌・抗菌作用があるため、喉の細菌を殺して増殖を抑えることで
咳や喉の痛みを和らげることができます。

はちみつには殺菌作用のあるグルコン酸という成分と、グルコースオキシターゼという、
強い殺菌力を持つ過酸化水素をつくる酵素が含まれているため、

この成分が殺菌抗菌効果を発揮し、喉の痛みに効果を発揮してくれます。

喉の痛みは喉の粘膜が炎症を起こしていることが原因ですが、はちみつの粘りで
粘膜を保護し、外からのダメージを受けにくくしてくれるという効果もあります。

はちみつの種類

はちみつには

・天然はちみつ
・生はちみつ
・加工はちみつ

大きく分けて3つの種類がありますが、咳や喉の痛みには
非加熱の生はちみつが最も効果が期待できます。

また、マヌカハニーというニュージーランド原産の「マヌカ」の花の蜜を原料に
したはちみつは、

一般的なはちみつの8倍もの抗菌効果があるともいわれているので
喉が痛い時や咳がでるときなどは特におすすめです。

はちみつおすすめレシピ

はちみつはそのまま舐めてもおいしいですが、粘り気があるので、喉の状態に
よっては飲み込みにくいかもしれません。

はちみつを入れたドリンクにすることで、より飲みやすい状態にして摂取するのが
お勧めです。

レモンを垂らしてもおいしい:生姜はちみつ湯

材料

    ・おろし生姜:小さじ1+1/2〜2
    ・はちみつ:大さじ1
    ・湯:150ml
    ・レモン汁:少々

作り方

    ①はちみつとおろし生姜をカップに入れてます
    ②そこにお湯を入れてかき混ぜます。
    ③好みでレモン汁を加えます。

生姜はちみつ湯

お湯割りや、ホットティーに入れてもおいしい:はちみつ大根シロップ

材料

    ・大根:1/3(300g)
    ・はちみつ:50cc(大さじ3+小さじ1)

作り方

    ①大根は皮をむいて1cm位の角切りにします。
    ②保存容器に大根とはちみつを入れて約3時間程置くとはちみつ大根シロップので
    き上がりです。
    はちみつを入れる時は大根全体になじむように入れるように注意をします。

はちみつ大根シロップ

レモンの酸味とはちみつの甘さが抜群!:ホットはちみつレモン

材料

    ・はちみつ:大さじ1
    ・ポッカレモンorレモン汁:大さじ1
    ・お湯:150ml

作り方

  • カップにはちみつ、レモン汁、お湯を入れて混ぜるだけででき上がりです。
  • 甘い方が好みの場合ははちみつを多く、酸っぱい方がいい場合がレモン汁を
    多くするなど好みで調整してくださいね。

ホットはちみつレモン

寝る前に飲むと快眠効果も期待できる:はちみつミルク

咳が出ていない場合はミルクを入れて作るはちみつミルクもおすすめです。

材料

    牛乳:200cc(1カップ)
    はちみつ:大さじ1/2

作り方

    ①牛乳を電子レンジで温めます。600Wの場合約1分の目安です。
    ②温めた牛乳にはちみつを入れてよく混ぜます。

ほっこり心まで温まるはちみつミルクおすすめです。

いつどのくらい飲めばよいか

はちみつはいつ飲んでもOKです。

得たい効果によって摂る時間を変えるとよいでしょう。
はちみつはブドウ糖と果糖が主成分なので、朝摂るとエネルギーとして効率よく吸収さ
れ、頭もスッキリして活動できます。

また、夜寝る前に摂取することで、睡眠の質を上げ、成長ホルモン分泌を促進する
効果があります。

・風邪などで咳がでている時
・喉が痛い時
・喉がイガイガする時

1日3-4回に分けてこまめに摂るのがおすすめで、飲む時は喉の痛い部分にはちみつが
付くようなイメージで飲むと

痛みの部分いはちみつが添付されて、炎症を緩和しやすくしてくれます。

はちみつが炎症、痛み部分に付いている事が重要なので、はちみつを食べたり飲んだ
りした後は、喉にはちみつが残るよう、

すぐに水やお茶を飲むのは控えた方が良いでしょう。

どのくらいの量で効果があるのか

はちみつを摂るのに決まった量はありません。

食べ過ぎたからといって副作用があるものではありませんが、糖分なので、
摂りすぎには注意しましょう。

一日当たりティースプーン2-3杯ほどであれば問題ないでしょう。

子供の場合のおすすめの飲み方

子供が咳をしているときや喉の痛みを感じている時にもはちみつはおすすめです。

子供の場合は1回につき小さじ2杯ほどのはちみつをお湯で半分くらいに薄めて、
スプーンで少しずつ与えてあげると飲みやすいです。

子供は苦い薬を嫌がって飲んでくれないこともありますが、はちみつなら甘くて
おいしいので、喉が痛い時も痛がらず飲んでくれるでしょう。

ただし、1歳未満の赤ちゃんにはボツリヌス菌感染の恐れがあるため、
与えてはいけません。

はちみつは咳・喉の痛み・喉のイガイガなどの喉の違和感、不調に効果的だ
という研究報告がされています。

喉に何かあれば薬の前には是非ちみつを試してみてくださいね。

意外と奥の深い蜂蜜の基本情報

甘くておいしいのに、喉の痛みや咳にも効くはちみつは、風邪をひいたときなどに
是非摂りいれたいですね。

はちみつの入った飲み物は、朝であればさっぱりはちみつレモン、夜であればリラックス
効果のあるホットはちみつミルクなど、

その時々によって飲み方を変えて楽しむことができます。
おいしく健康的になれるはちみつで、喉の状態を整えましょう。

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