スポーツだけでなくカジュアルな装いの時に街やビジネスでも履く「スニーカー」
靴リストの中に無くてはならない存在なのですが、スニーカーの出番が多くなる
と汚れやすくなります。
ボロボロのスニーカーも味があって良いのかもしれませんが
最近では綺麗めに履く方がトレンド傾向でもあります。
出来るだけ綺麗に履きたいスニーカー、汚れてしまったスニーカーの
汚れを落とす方法には
スニーカーのソール・ゴムの汚れ
・地面に一番近い
・スニーカーとスニーカーが擦れやすい
アクセントに白色になっている事が多く、すぐに汚れてしまう汚れが目立つ場所です。
どんな汚れでも時間がたてば落ちにくくなります。
ソールのゴムの汚れは気づいたら出来るだけ早く落とす方が一番早くなります。
軽い汚れの場合「消しゴム」や「歯磨き粉」
汚れている部分を消しゴムや歯磨き粉で擦って落とします。
比較的新しい汚れや軽い汚れに最適です。
(落とし方)
消しゴムは汚れている部分を消しゴムで擦って汚れを落とします。消しゴムのカスは
しっかり取り除きます。
歯磨き粉は使い古しの歯ブラシや掃除用のブラシ、布やテッシュにつけて汚れの
部分に擦って使います。汚れを落とした後は水で湿らした布やテッシュでしっかり
歯磨き粉を落とします。
激しい汚れには「アルコールスプレー」「重曹」
時間がたっている汚れや何年も履いているスニーカーの汚れは
消しゴムや歯磨き粉では取る事は難しくなります。
▪アルコールスプレー
消毒用・除菌用のアルコールスプレーやアルコールになる無水エタノールや消毒用
エタノールを使い汚れを落とします。
すべての汚れが落ちるのではなく得意な汚れは油汚れですが
消しゴムや歯磨き粉では取れない汚れを取る事が出来ます。
無水エタノールは濃度が濃くなるため手荒れをしてしまう場合があるので
まずは同じ量の水で濃度を薄めて使います。
色々試してみたのですが汚れをしっかり落としてくれたのは「原液」でした。
原液を使う時には手荒れが気になる場合手袋をするようにします。
(落とし方)
布やテッシュにアルコールスプレーや無水エタノール、消毒用エタノールを
スプレー又は付けてからスニーカーの汚れを落とします。
アルコールなので火がある場所や火の近くでは行わないように注意します。
揮発性になるので乾いてしまうのですが、汚れを落とした後水で濡らした
布やテッシュで浮いている汚れや残った汚れを取ると綺麗になります。
◎重曹
アルコールスプレーや無水エタノールを買う前に重曹が家にある場合
是非試して欲しい方法です。ソールのゴムの汚れを重曹の粒で落とします。
表面が傷ついたりする事はほとんどないのですが、念の為目だ立たない場所で傷が
目立つか、擦った線が残るか確認して下さい。
(落とし方)
重曹に少し水を加えてペースト状にします。水の量は汚れの落ち具合や汚れの落と
しやすい固さで調整して下さい。
ペースト状にした重曹を布やテッシュに付けて汚れを落とします。
汚れが落ちた後は水で湿らした布やテッシュで重曹のペーストを取り除きます。
重曹やクエン酸は家にあったので汚れには何かと試して使っています。
重曹ペーストを付けた後クエン酸を付けると発砲して汚れを浮かせる事が出来るの
ですが、4年程履いたスニーカーのソールの汚れは落ちませんでした。
4年程履いたスニーカーのソールの汚れが取れたのは
「無水エタノールの原液」「重曹ペースト」
もし、家にある場合是非試してみて下さい。
スニーカーのソール・ゴムの黄ばみ
「スニーカーのソール・ゴムの部分の黄ばみ」「スニーカー本体の黄ばみ」
ソール・ゴムや本体が白色の場合「黄ばみ」が気になる事があります。
ソール・ゴムの部分が黄ばむのはゴムの素材が劣化や酸化する事で起ります。
劣化や酸化している部分の黄ばみを取る事は難しく、黄ばみを擦り取る事で
出来るだけ綺麗にします。擦り取る物には
・メラミンスポンジ
・キッチンクレンザー
少し黄ばんでいる場合は「メラニンスポンジ」
メラニンスポンジを少し水で濡らして擦り取ります。
黄ばみが強い場合は「キッチンクレンザー」
スポンジや布にキッチンクレンザーを付けて黄ばみの部分を擦ります。
スニーカーの場合買ってすぐに黄ばむのではなく、時間がたつ事で黄ばみが起きて
しまいます。
スニーカーのゴム種類
スニーカーの保存状態や保存場所(湿気や酸素)
スニーカーを良く履いて行く場所(太陽や酸素)
環境によってゴムの劣化や酸化から起こる、黄ばみの早さは変わります。
ゴム自体が悪くなっている事からゴムの黄ばみは擦り取る事が一番の方法です。
その事からゴムの部分を漂白しても白くなる事は少なく、逆にゴムを痛めてしまう
原因にもなります。
傷が付いてしまうのが大丈夫であればサンドペーパー・紙やすり等で擦り取る方法
もあります。
スニーカーの汚れと黄ばみ
布製・キャンバス地のスニーカー
特に白色の場合スニーカーその物が黄ばんでしまう事があります。
いつも履いているから黄ばんでしまった
長く履いていなかったから黄ばんでしまった
黄ばみの原因は汗や皮脂、油等白いTシャツが黄ばむように、布地・キャンバス地
部分も黄ばみやすくなります。
布製・キャンパス地の場合一度丸ごと洗ってしまう方が本体だけではなく
ソール・ゴム、紐も洗う事が出来ます。
もしまだ洗っていない場合は1度丸ごと綺麗にしてみて下さい。
☝洗う前に必ず「紐を外して、靴と紐は別々」で洗います。
軽い汚れを取る
①用意する洗剤は固形石鹸や洗濯用洗剤、中性洗剤等
②靴を湿らせてから洗剤を付けて洗います。
紐も洗剤を付けて洗います。紐は黒い汚れが付いている事があるので
出来れば「つけ置き洗い」の方が汚れが取りやすくなります。
③汚れが取れたら水でしっかりと洗剤を洗い流します。
洗剤が残っていると黄ばみの原因を作ってしまう事になります。
必ずしっかり洗剤を洗い流します。
落ちにくい汚れ
部分的にまだ汚れが取れない場合は
洗剤に重曹を加えてペーストを作り、ペーストを汚れに付けて落とします。
重曹は汚れを吸収する事から全部洗うほどではない汚れの場合
重曹に少し水を加えてペーストにして、そのペーストを汚れの部分に付けて
重曹が乾くまで置きます。乾いたら重曹を払うだけで取れる汚れもあります。
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つけ置き洗い
汚れが落ちにくい場合は「つけ置き洗い」をします。
用意する物は
・靴が入る容器
・約40℃のお湯
・洗剤:洗濯用洗剤や中性洗剤
・重曹:臭いも取りたい場合用意をします。無くても大丈夫です
①靴が入る容器に約40℃のお湯を入れます。
お湯の中に洗濯用洗剤や中性洗剤、重曹を入れ良く溶かします。
②洗濯用洗剤や中性洗剤、重曹を溶かした中にスニーカー、紐を入れます。
・15~30分
・白色の場合は1日
・色がある場合は最高8時間
汚れ具合によってつけて置きます。
③その後洗濯用洗剤や中性洗剤でスニーカー、紐の汚れを落とします。
④汚れを落とした後は洗剤をしっかり洗い流します。
スニーカーの漂白
漂白をしながらスニーカーの黄ばみと汚れを取り除きます。
用意するものは
・酸素系漂白剤(キャップ1杯)
・重曹(大さじ2)
・歯磨き粉(約5cm)
・お湯(約40℃)
・容器(靴が入る大きさ)
・ブラシ
・手袋
☝漂白剤を使用するので必ず手袋をして下さいね。
①容器にお湯を入れて靴を湿らせます。
②酸素系漂白剤・重曹・歯磨き粉を合わせてペーストを作ります。
③作ったペーストをブラシに付けてスニーカー、紐の汚れを落とします。
※金属部分に酸素系漂白剤が付くと変色してしまうので
つかないように注意をします。
④黄ばみ、汚れを落とした後はしっかりと洗剤を洗い流します。
(金属部分がないスニーカー)
もし金属部分がない布製・キャンバス地のスニーカーの場合
1日つけておくと白く仕上がりやすくなります。
酸素系漂白剤・重曹・歯磨き粉で靴を洗った後、容器に
お湯(約40℃)酸素系漂白剤(キャップ1杯)重曹(大さじ2)歯磨き粉(約5cm)
を溶かしてから洗ったスニーカーを入れて1日置きます。
1日置いた後、また酸素系漂白剤・重曹・歯磨き粉を合わせてペーストを作り
もう一度スニーカーを洗います。
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レザー・革製のスニーカー
布製・キャンバス地のスニーカーの次に欲しくなるレザー・革製のスニーカー
黒色ではない白色は季節に関係なくコーディネイトのアクセントに最適です。
汚れが付いてしまった時にはスニーカーだけではなく
レザー・革靴のケアと同じ方法で汚れを落とします。
レザー・革製スニーカーの汚れの落とし方
用意する物は
ブラシ、布
クリーナー、クリーム、ワックス
①スニーカーのほこりやゴミをブラシを使って取ります。
ブラシは出来れば馬毛のブラシを使います。馬毛かどうかわからない場合でも
靴用のブラシがあるようならばそのブラシを使います。
②やわらかい布にクリーナーを付けてスニーカーの汚れを取ります。
汚れを取る時は常に綺麗な面にして汚れをとります。
ごしごしこするのではなく軽く拭き、細かい場所まで丁寧に拭きます。
③汚れを取った後はクリームを塗ります。
塗り方はクリームの種類によって変わるので、クリームの説明書にそって
ブラシや布、スポンジで塗るようにします。
④クリームを付けた後はクリームがまんべんなく付くように、ブラシや乾いた布で
スニーカーを拭きます。クリームが布につかないくらいまでしっかりと拭きます。
⑤汚れが付きやすい、つま先・かかと・本体とソールの境目(コバ)部分に
油性ワックスを塗ると汚れを付きにくくし汚れが落ちやすくなります。
◎汚れを取る「クリーナー」
汚れ具合によってクリーナーを選びます。例えば
軽めから一般的な汚れには液体クリーナー・ローションタイプのクリーナー
頑固な汚れはクリームタイプのクリーナー
汚れが軽い場合はクリーナーの役目もある「クリーム」で汚れに対応出来る場合も
あります。
◎クリーナの後は「クリーム」
クリーナーで汚れを取った後は水分と栄養を与えるクリームを塗ります。
クリームを塗る事でレザー・革のもちを良くし、本来の良さを取り戻します。
・ひとつ購入するなら「乳化性クリーム」クリーム状・乳液状のクリーム
・購入したばかり、色があせていない場合は「無色のクリーム」
・購入して時間がたっている、色あせが気になる場合は「色付きのクリーム」
◎油性ワックス
油性ワックスを全体的に塗らない理由は、ワックスをする事で通気性が悪くなる事
防水効果は増すのですが、スニーカーと足、足の汗や水分がとどまってしまうので
スニーカーにとっても足にとってもあまり良くありません。
レザー・革製スニーカーの黄ばみの落とし方
黄ばみの原因は「劣化」「酸化」レザー・革その物が悪くなっている状態です。
色つきのレザー・革は色を付けて作られています。
白色の場合比較的厚めに色が付けられています。
その事から「色を重ねる事」で元の白さに近づけます。
「汚れの落とし方」の①②の後、③のクリームを「無色」ではなく「白色」にして
色を付けて黄ばみをおさえます。
内側の汚れ
内側の汚れを取る場合は
スエード用の「起毛革専用クリーナー」や「起毛革専用消しゴム」を
使い汚れを落とします。
スエードのスニーカー
スエードのスニーカーの場合必ず専用の物を使う事をおすすめします。
軽い汚れや白っぽい汚れの場合ブラシをしたり、湿らした布で拭く事で取れる事も
ありますが、基本的には専用の物を使います。
◎クリーナー
軽い汚れから少し頑固な汚れまで使える消しゴムのような「起毛革専用消しゴム」
「起毛革専用クリーナー」がひとつあると便利です。
◎シャンプー
スエード用・起毛革専用のシャンプーを使って汚れを落とします。
①ブラシを使い逆目にブラシをして汚れやほこりを落とします。
②湿らした布で全体的に拭きます。
一部を濡らしてしまうとシミのようになる場合があるので必ず全体的に拭きます。
③スポンジにスエード用・起毛革専用のシャンプーを付けてからスニーカーに付け
て泡立て洗います。この時に内側や他の部分を洗う事も出来ます。
④シャンプーを流して綺麗にしたスポンジに水を付けてから、スニーカーの泡を
しっかり取り除きます。
⑤完全にシャンプーを取り除いた後、陰干しをして完全に乾かします。
汚れを落とした後には防水効果・色あせ・汚れを付きにくくするスプレーをしておく
と安心です。
白色のスエード黄ばみ
白色のスエードの黄ばみや変色は洗う事で状態を際立たせてしまう事もあります。
そのままの方が一番良い状態になり、元の白色に近づける事は現地点では難しくなります。
素材がミックスしているスニーカー
(布 + レザー・革)(布 + スエード)
本体は布だけどラインがレザー、メッシュ等の布とスエードの組み合わせ
(布 + レザー・革 + スエード)
布やメッシュ スエード ラインやロゴがレザー
ひとつのスニーカーに違う素材が使われているスニーカーも多くあります。
まだ新しい場合は各素材で汚れや黄ばみの対応をする事が一番になります。
丸ごと洗ってしまいたい場合は
一部にレザー・革が使われているスニーカーや靴用のシャンプー
「レザー・革製シューズ用のシャンプー」を使って丸洗いします。
ほとんど布でラインだけがレザーのスニーカーをどうしても洗いたくて布のやり方で
洗ったのですが、問題がありませんでした。布以外の比率が少ない場合は影響が少ない
事もあります。(自己責任になるのですが)
その場合も洗った後や汚れを取った後のケアは各素材でクリームやワックスで対応
する事が必要です。革のラインは洗ったままだと艶がありませんでした。
合成皮革のスニーカー
合成皮革(ポリウレタン)のスニーカーの本体の汚れやソールのゴムは
布製・キャンバス地の方法と同じになります。
「スニーカーのソールの汚れ」
「ソール・ゴムの黄ばみ」
「スニーカーの汚れと黄ばみ」
合成皮革の場合何度も洗うと固くなってしまう性質がある事から
洗いすぎには注意が必要です。
合成皮革の場合黄ばんでしまうと残念ながら元に戻す事ができません。
色がある場合漂白すると色落ちの原因になります。
スニーカーは基本的には履き崩す靴になる事から「買い替える靴」になります。
ソールもほとんどの場合寿命のあるゴム製になり張り替える事も出来ません。
しかし、お気に入りの靴やスニーカーは見つけにくくスニーカーであっても少しで
も長く履いていたいと思います。出来るだけ長く履くためにはケアする事と同じ位
時々履く事も大切です。