生活一般

部屋の乾燥 対策にはこれが良い 乾燥を防ぐための方法には

2019年12月28日

あなたは部屋の乾燥の対策をおこなっていますか?

部屋が乾燥していると、肌トラブルや風邪・インフルエンザにかかりやすくなるなど、
いろいろな悪影響を受けやすくなってしまいます。

実際乾燥する時期になると、こうした悪影響を受けてしまっているという人もたくさん
いるでしょう。

そこで、大切になってくるのが、部屋が乾燥しないようにしっかりと対策をとることです。

乾燥を防ぐ方法はいろいろありますし、最近では、乾燥対策のグッズもいろいろな物が販
売されているので、そうしたグッズを活用するのもおすすめです。
ここでは、部屋の乾燥を防ぐための対策方法について紹介します。

部屋が乾燥する時の対策や方法

部屋が乾燥しないための対策として加湿器を思い浮べる人も多いと思いますが、加湿器以
外でも対策ができます。

ここでは加湿器以外の乾燥対策について紹介します。
加湿器の掃除がめんどくさい、加湿器のカビや汚れが気になる人にもおすすめです。

水を入れたコップや容器を置く

コップや容器に水を入れて置いておくと、その水が蒸発するので乾燥対策になります。

湿度が上がる範囲はあまり広くはありませんが、とにかく自分の周りだけでも乾燥対策を
したいという場合は効果的です。

また、水を入れたコップや容器にコーヒーフィルターを入れると、フィルターが水分を
吸って蒸発しやすくなるので、加湿効果が高くなります。

水が入っているものを部屋に置くという意味では、水槽を設置して魚などを飼うのもおす
すめです。
湿度を上げたい場合は水槽のフタを半分くらい開けておくと上がりやすくなります。

浴室を開ける

湯船にお湯(または水)が入っている状態で浴室を開けると部屋の湿度を上げることがで
きます。

また、お風呂場は湿度が上がり過ぎてカビが発生しやすい場所なので、乾燥している
室内の空気を入れることでお風呂場のカビ対策にもなります。

しかし、部屋の広さや間取りによっては、長時間浴室を開けたままにしておくと湿度が
上がり過ぎることもあるので、湿度計を確認しながら開ける時間を調整するように
しましょう。

観葉植物を置く

部屋の乾燥対策として観葉植物を置くのもおすすめです。

植物は空気や水分を外へ放出しますし、植物に水をあげるので水分を含んだ土が湿度を
上げます。

部屋のインテリアにはこだわりがあって、百均グッズは部屋に並べたくないという人でも
観葉植物なら自然に置くことができると思います。

洗濯物を干す

洗濯物を部屋干しすると、洗濯物に含まれた水分が蒸発するので乾燥対策になります。

部屋干しすると臭いが気になるという人も多いかもしれませんが、最近では部屋干し用の
洗剤や消臭スプレーなどもあります。

また、室温が低いところで部屋干しすると乾くまでに時間がかかって臭いが発生しやすく
なるので、日当たりの良い窓の近くで干すと臭いが発生しにくくなります。

洗濯物を部屋干ししたくないという場合は濡らしたタオルを部屋にかけるだけでも乾燥対
策になります。

部屋を水拭きする

フローリングや窓などを水拭きすることで、窓やフローリングに付着した水分が蒸発して
湿度を上げることができます。

また、水拭きをすれば溜まっているホコリの除去もできるので、乾燥やホコリから鼻や喉
を守ることができます。

マスクをつける

乾燥しているのが自宅であれば好きなように乾燥対策をして部屋の湿度を上げることがで
きると思いますが、職場など自分で好きなように部屋の湿度を調整ができないケースもあ
るでしょう。そんな場合はマスクをつけるのがおすすめです。

マスクをつけると自分の呼吸でマスク内が加湿されて鼻や喉を乾燥から守ることが
できます。

普通のマスクでも効果は期待できますが、最近ではウェットフィルターがついた加湿
マスクも販売されているので、加湿マスクを活用するのもおすすめです。

夜寝る時のどの乾燥防止もマスクはおすすめですが、素材によっては肌荒れや眠りにくいな
どを感じてしまう場合もあります。
マスクの素材には一般的な

不織布素材

シルク素材

布素材(ガーゼなど)

濡らして使いたい場合は布製など自分にあったマスクを選びます。

石油ストーブを使用する

石油ストーブを使用できる環境であれば、エアコンの代わりに石油ストーブを使用すると
乾燥対策になります。

石油ストーブは石油を燃焼させることで部屋を暖めていくものですが、石油は燃焼する際
に水分を発生させるので、部屋の湿度を上げることができます。

ただし、石油ストーブを使用する場合は、結露が発生しやすくなるので注意が必要です。

雨の日に窓を開ける

天気の良い日は窓を開けて換気をするという人であっても雨の日は窓を開けないという人
が多いと思います。

しかし、雨の日にあえて窓を開けることで乾燥対策ができます。

あまり雨が強いに窓を開けると雨が室内に入ってきてしまうので、雨が弱い日や雨上がり
の時などに窓を開けるようにするとよいでしょう。

百均で買える部屋の乾燥対策グッズ

部屋の乾燥対策というと大変そうだなと思う人もいるかもしれませんが、そういった人に
は百均グッズを活用するのがおすすめです。

百均グッズなら低予算で手軽に乾燥対策ができます。
そこで、ここでは乾燥対策としておすすめの百均グッズについて紹介します。

霧吹き

霧吹きに水を入れて部屋に吹きかけることで乾燥対策になります。

しかし、床や壁が濡れてしまうほど吹きかけるとカビの原因になってしまうので、かけ過
ぎないように注意しましょう。また、使用する水は何日も同じものを使用せずに毎日新し
い水を使用しましょう。

ペーパー加湿器

ペーパー加湿器とは、水を入れた容器に入れるためのフィルターで、水を含んだフィル
ターが蒸発することで加湿器のような役割を果たすというものです。

フィルターには、動物や植物などがデザインされているので、部屋のディスプレイとして
も使用できます。

ペーパー加湿器は多くの百均ショップでいろいろな種類のデザインが販売されているの
で、自分の好みのデザインを選ぶ楽しみもあります。

ペットボトル加湿器

ペットボトル加湿器とは水を入れたペットボトルに本体をセットして、電気を使って蒸気
を発生させるものです。

百均ショップでもUSBが付属していてパソコンにつないで使用するタイプのものが販売さ
れています。

ペーパー加湿器と違って電気が必要ですが、自然に蒸発させるペーパー加湿器と比べても
即効性や湿度を上げる効果は高いです。

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乾燥している場所ではどれがおすすめ

普段生活をしていて場所での乾燥が気になる場合もあると思います。
そこで上記の対策でおすすめは何かと言うと

リビング

水を入れたコップや容器を置く
観葉植物を置く
部屋を水拭きする
石油ストーブを使用する
雨の日に窓を開ける
霧吹き
ペーパー加湿器
ペットボトル加湿器

寝室

水を入れたコップや容器を置く
観葉植物を置く
部屋を水拭きする
霧吹き
ペーパー加湿器
ペットボトル加湿器

リブビングのソファーや寝室には布団があるのであまり水分が多すぎるとカビの原因に
繋がる可能性のあります。

観葉植物は小さめ、霧吹きやペーパー加湿器、ペットボトル加湿器などは水分の調整
は必要です。

そして入院中の病院で乾燥に悩んでいる場合は、殺菌をばらまいてしまう可能性が高
い水を飛ばす加湿器以外で対策します。

入院

マスクをつける(ウェットフィルターがついた加湿マスクなどの濡れている物)
湿らしたタオルなど

水分を部屋に撒くのではなく自分の周りの乾燥対策になるので、湿らした物などをそばに
置きます。細菌は時間がたつと増えるので「水を入れたコップや容器を置く」方法の場合
はこまめに水(お湯)を交換します。

乾燥を感じやすい季節春や夏には
寝室やリビングと同じ水を入れたコップや容器を置く、部屋を水拭きする、霧吹き、
ペーパー加湿器、ペットボトル加湿器に加えて

・浴室を開ける
・洗濯物を干す

などで場所によって対応します。
メイクのしている時の乾燥には「メイクの上から保湿はできる!おすすめの種類には」が
参考になります。

部屋の湿度はどれくらいが理想?

・部屋の理想の湿度は40%から60%

部屋の乾燥対策をおこなうためには理想の湿度を知っておく必要があります。

いろいろな方法を使って乾燥対策をおこなって湿度を上げていくのはいいのですが、湿度
が上がり過るとウィルス、カビ、ダニなどが発生しやすくなってしまいます。

こうしたリスクは湿度が60%を超えると増加してしまいます。

また、乾燥による様々なリスクは40%より低くなると増加してしまうので、部屋の理想の
湿度は40%から60%になります。

部屋の乾燥対策をおこなうのであれば、部屋に湿度計を目に着くところに設置しておくの
がおすすめです。部屋に湿度が一目でわかる湿度計を設置しておけば、理想の湿度を維持
できているか簡単にチェックできます。

湿度計は百均や雑貨店、ネット通販などで購入できます。また、加湿器や空気清浄機など
の電化製品に付属しているケースもあります。

加湿し過ぎにも注意

部屋の乾燥を防ぐための対策方法や対策グッズを紹介しましたが、加湿し過ぎには注意
しましょう。

加湿し過ぎて、湿度が高くなり過ぎると結露ができてしまい、結露を放置しておくとカビ
が発生してしまいます。結露が発生した場合は、すぐに結露を拭き取りましょう。

また、結露は外と室内の気温差も発生する原因になるので、窓を開けたり換気扇を使用し
たりして換気すると結露が発生しにくくなります。

寒い時期などに窓を開けるのはつらいと思うかもしれませんが、数分間換気するだけでも
効果はあるので、定期的に換気することをおすすめします。

カビ対策は、結露を発生させないようにすることが一番の対策ですが、カビが発生しやす
い場所を作らないことも大切です。
カビが発生しやすい場所というのは風通しが悪い場所です。

例えば、ベッドや家具を壁に完全にくっつけてしまうと風通しが悪くなってカビが発生し
やすい場所になってしまいます。
なので、壁との間に少し隙間を設けて風通しをよくするように設置するのがおすすめです。

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部屋の乾燥を防ぐための対策方法について紹介しました。

大気中が乾燥する時期は、部屋も乾燥してしまうのは当然だから仕方がないと思って、
特に対策していない人もいるかもしれませんが、ちょっとした対策で部屋の乾燥を防ぐ
ことができます。

そして、肌トラブルやインフルエンザなど乾燥によるリスクも低くすることも可能です。

こちらで紹介した乾燥対策方法もどれも簡単に実践できるものばかりなので、これまで
部屋の乾燥対策をおこなっていなかったという人は、ぜひ参考にしてみてください。

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