足の臭いが気になり、様々な対策グッズや靴下を試してみたけれどあまり効果がなかった、
そんなお悩みはありませんか?
特に一日中革靴やパンプスを履いていたり、長時間の立ち仕事をされている場合は足の蒸
れや臭いが気になる方が多いのではないでしょうか。
消臭や抗菌をうたった靴下を使用しても、素材に汗を吸収しにくい化学繊維が使われてい
たら効果は感じにく場合もあります。
足は1日にコップ一杯と言われるほど、たくさんの汗をかきます。
しかし、靴下がその汗を吸収しなかったらどうなってしまうのでしょうか。
靴の中で足が蒸れてしまい、臭くなるのも頷けます。
ポイント
靴下を選ぶ最大のポイントは「素材」です。
どの素材を選ぶかで、足の臭いは変わってきます。
今履いている靴下にはどんな素材が
使われているのか、品質表示をチェックしてみて下さいね。
足が臭くなりにくい靴下の素材とその理由
足の臭いは靴下の素材で予防できます。靴下に使われている素材には
見出し
・天然の素材で作られた「天然繊維」
・人工的な加工が加えられた「化学繊維」
軽量で動きやすく、パンツには裾ファスナーが付いているので靴を履いたまま着脱できて
この2種類があり、足の臭いを抑えるには「天然繊維の靴下」がおすすめです。
そして靴下に主に使われる天然繊維は4種類あります。
綿
・吸湿性に優れていて丈夫で肌触りが良い、価格も比較的安い靴下が多い
・縮みやすくしわになりやすい
リネン
・吸放湿性に優れ強度がある。清涼感があり夏におすすめの素材です
・しわが目立ち毛羽立ちやすい
シルク
・吸湿性に優れ風合いが柔らかく、高級感があります
・衣類の害虫にあいやすく、日光で黄変して劣化しやすい
ウール
・保湿性、吸放湿性に優れており冬におすすめです。天然の抗菌作用もあります
・縮みやすく害虫にあいやすい
どの素材にどんな特徴があるのか理解して靴下を選べば、一日中同じ靴を履いていたと
してももっと快適に過ごすことができます。
靴下で足が臭くなる
足の臭いの原因は、靴下で足が密閉されてしまい雑菌が増えることで臭いが発生します。
靴下で足が臭くなっている時には、汗を吸収しにくい化学繊維の素材
ポリエステル、ナイロン
ポリウレタン、ポリプロピレン
アクリル
レーヨン、アセテート
これらの「化学繊維」の素材が多く使われた靴下の場合が多いはずです。
しかし、化学繊維の糸に吸水・速乾などの加工をしている靴下もあるので、汗は吸い込んで、
早く乾いている事もあります。
ただそれが全ての人に効果がある、効果を感じやすいというわけではなく、効果は持続し
ますとなっていたとしても、何度か履くうちに足の臭いへの効果は薄れてしまうこともあり
ます。
もし加工をしている靴下を履いた事がある場合、履いているうちに最も重要な臭いへの効
果が薄れているように感じてしまう事は、少なくなかったのではないでしょうか?
そうなると足の臭い復活への始まりです。
吸収できる吸湿性、放湿性の高い天然繊維の靴下は、足の臭いには必須で早道かもしれません。
蒸れにくい靴下の素材
基本的には上記の臭くなりにくい靴下の素材と一緒です。天然繊維の
綿
リネン
シルク
ウール
吸湿性が高く、足の汗をしっかりと吸収してくれるので足が蒸れにくく、臭くなりにくい靴下
です。
革靴やパンプス、ブーツなど足全体を覆う靴は通気性が悪く長時間履いていると足が蒸れます。
革靴やパンプスを仕事で履かなければならない方や長時間の立ち仕事など、ビジネスで使用す
る場合は天然繊維綿、リネン、ウールがおすすめです。
吸湿性に優れ、肌触りも柔らかいしかも高級感があるシルクは使用したい靴下ですが、強度がな
いので、毎日履く靴下よりもプライベートなどで使用が良いかもしれません。
靴だけでなく、室内ではスリッパも蒸れて臭くなります。
つま先が開いているものを選ぶだけで
も通気性がよくなり、雑菌の増殖を抑えることができるので、臭いが軽減されます。
靴下で足が臭くなる理由
足の裏にはエクリン酸という汗腺が集中しています。
そのため、たくさん汗をかきますが実は汗そのものには匂いはありません。
足の皮脂や皮膚、爪の汚れなどを餌に繁殖した雑菌が出す排泄物が臭いの原因です。
靴下を履くと足が密閉状態になるため、雑菌が繁殖しやすい環境を作り出してしまい、臭いが
発生します。そして雑菌が増えれば増えるほど、足も臭くなります。
靴下がパリパリ
また、洗濯後の靴下がパリパリになってしまうのは足が臭い人の特徴の一つです。
そして、パリパリになるのは主に足の指先ではないでしょうか。
足の裏に皮脂腺はありませんが、足指にはたくさんの皮脂腺があります。
このパリパリの原因は、足指から出る皮脂が固まったものです。
靴下を洗濯後にパリパリにさせないために、一手間かけましょう。
脂は水では溶けないので、洗濯機に入れる前にパリパリの防止をします。
パリパリにしない方法
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・洗濯機に入れる前に熱湯に洗剤と靴下を入れてます。
・その中に1時間ほどつけておきます。
・その後普通に洗濯をします。
洗濯機に入れる前、他の洗濯物と一緒に洗濯をする前につけ置きをするとパリパリを解消
できます。
五本指ソックスは臭わないのか
普通の靴下では、足の指と指の間の汗は吸収できません。
指を一本ずつ覆うことができる五本指ソックスは、足の間の汗も吸収できるため、臭わな
いと言われています。
しかし、五本指ソックスでも効果を感じないという意見も数多くあります。
足は指だけでなく、
足全体で汗をかくので靴下自体に吸湿性がないとやはり臭くなります。
普通のソックスよりは、五本指ソックスの方が効果はありますが、足が臭くならない
靴下を選ぶなら「天然繊維」を使用した五本指ソックスがベストです。
しかし靴下だけに頼らず、足の爪をこまめに切ったり足指の間をよく洗うなど足のケアを
怠らないことも大切です。
足が臭くなる靴下には
靴下によって密封状態にされた足は、汗をかくことによって皮脂や角質を餌にしている雑
菌を、どんどん繁殖させます。
そして雑菌が増えるほど足は臭くなります。
足の匂いを抑えるためには、その雑菌の増殖を抑えることが重要です。
そのためには汗を
吸収し、湿気を放出できる天然繊維の靴下を選ぶことをおすすめします。
化学繊維を多く使用している靴下は、汗を吸収することができず靴の中の蒸れを悪化させ、
雑菌を増やします。
抗菌や消臭と書かれた靴下に抗菌や消臭の加工をしている糸に化学繊維、上記でも挙げ
ているポリエステル、ナイロン、アクリル、レーヨン、アセテート、ポリウレタン、ポリプロピ
レンなどが使われてる事が多くなります。
それは抗菌や防臭、消臭の加工をしやすく、効果も実感しやすいのでこれらの化学繊維の
糸に加工をします。上記でも述べたのですが、足の臭いへの効果は薄れてしまうこともあ
ります。
足の匂いが気になる方は、最初の対策として選ぶ靴下は
・天然繊維の靴下
やはり抗菌、消臭、防臭、などの加工が欲しい場合は
・天然繊維を加工している
・天然素材そのものが抗菌、消臭、防臭がある素材:リネン・麻を選ぶ
市販のほとんどの靴下は少し化学繊維が入っているものも多く、伸縮性のためにポリウレ
タン、少し光沢を加えたりしっかり色を出した時にはポリエステルなどです。
・化学繊維が入っていっとしても5%未満が理想
例え%の記入がないとしても、品質表示は一番多く使われている糸が最初に書かれます。
最初に化学繊維の表示の無いものを選ぶようにします。
靴下の足の臭いへの準備はこれで大丈夫だと思いますが、もう靴下で足が臭くならない
ための対策はぜひこちらも参考になると思います。
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足の臭いを少しでも軽減しようと天然繊維100%の靴下を買いに行くと、少し前まで綿
100%の靴下は普通だったのですが、必ず何かの化学繊維が入っている靴下が多いよう
に感じます。
靴下は消耗品だと思っているのでできるだけ価格を抑えたい、何足かで800円などの靴
下ばかり購入しているからかもしれません。
反面綿が主流だった靴下は靴下の専門店や百貨店だけではなく、スーパーなどの身近
なお店でも麻やリネン、シルク、ウール素材の靴下も増えたような気がします。
さすがに何足かで800円ではありませんが、足の臭いに悩んでいる私には便利だと感じた
ので、靴下を品質、素材で探した事がない場合ぜひ品質、素材チェックしてみてください。