美容系

乾燥肌のクリーム!ひとつ選ぶならこれ!

2015年9月6日

肌の乾燥が気になる時は肌が敏感になっている時になります。粉がふいている状態
は時に敏感です。そんな時には肌を乾燥から守るクリームを選ぶ事が大切です。
肌を守るクリームに最適なのが「ワセリン」

ワセリンはべたつく事から、仕事用のハンドクリームや顔につけると油っぽくなる
ような気がして使いにくく感じるのですが、ワセリンが良い理由を知ると納得です。
使い方を守ればワセリンも使いやすく効果を実感できます。

ワセリンが良い理由

副作用を起こさない

ワセリンが良い理由は副作用を起こさない事、肌が乾燥している敏感な時に大切な
事は肌の潤いとどめておく事になりますが、今乾燥しているのであればまずする
べき事は「肌を守る事」

乾燥している肌がなぜ敏感になっているかと言うと、肌が乾燥すると皮膚の内側の
皮脂や水分が不足している状態です。水分や皮脂が不足すると皮膚の表面は
カサカサで柔軟性もなく、組織がもろくなっています。

組織がもろくなっている皮膚は、皮膚と皮膚がくっつきにくくなり浮き上がってき
ます。浮き上がった物が白く粉がふいた肌になります。

乾燥しているから粉がふいているから化粧水もしっかりして、化粧水をとどめてお
くように乳液やミルク、オイル等をしても効果を感じない時はとどめておくための
成分がバリア機能を低下させている事もあります。

バリア機能を低下させている理由は、化粧水や乳液、ミルクやオイル等を使うと肌
の角質層に浸透し潤いを与えます。

潤いを与えるための「角質層の浸透」がバリア機能を低下させている事があり、
これを副作用と言います。

肌が敏感な状態ではほこりやゴミ、様々な物質や肌に必要な物以外は侵入しないよ
うにし、敏感な肌の状態でも副作用が起きないワセリンでしっかり肌を守ります。
ワセリンが守っている間に肌を潤わし正常な状態にします。

角質層に浸透しない理由

肌の角質層浸透しない理由はワセリンの成分が石油を精製した物になる事で、
角質層の浸透せず蓄積する事もありません。

石油は植物が何億年も地球に蓄積し成分が変化して作られています。
同じ生活環境の中から生まれた物が石油です。

肌の角質層に浸透する時に必要な成分に「脂肪酸」があります。
脂肪酸にはオレイン酸、リノール酸、リノレン酸等があり、例えばオリーブオイルは肌
の角質層に浸透しやすい成分だと言われています。

肌に塗るとはじめはべたつくのですが、脂肪酸が含まれている事で肌の角質層に浸
透しだんだんべたつきを感じにくくなります。

肌の角質層に浸透する時に必要な脂肪酸が含まれていないので、副作用が起きない、
敏感な肌を守りやすいのがワセリンです。

◎酸化しにくい
ワセリンは一度購入すると長く持っている事が多くなります。過酷な保存状態を除
いてワセリンは数年たっても効果は変わりません。

悪くなる理由に「酸化」があります。酸素に触れる事でどんどん酸化が進みます。
酸化を進めているのは不純物になり、不純物が少ない程酸化しにくくなります。

ワセリンの種類

石油の不純物を取り除いて出来たワセリン、不純物の多さで商品が変わります。
不純物が少ない順番には黄色ワセリン → 白色ワセリン → プロペト → サンホワ
イト順番に不純物が少なくなります。

乾燥している肌は敏感になっている状態です。少しの不純物でも反応する場合もあ
ります。ワセリンを使用する時は必ず白色ワセリン以上の物を使用するようにします。

もともと皮膚に疾患がある、白色ワセリンでトラブルがあった場合は不純物が一番
少ないサンホワイトを選びます。

使い方

ワセリンは塗ってすぐにべとつかなくなる、サラッとする事はありません。どちら
かと言うとべたっとします。ワセリンを使う時は薄く塗るようにします。少し薄す
ぎる位に塗ってから追加するくらい丁度良くなります。

ワセリンを薄く塗る理由にはべたつきを防ぐだけではありません。ワセリンは皮膚
をしっかり守ってくれる事から、厚く塗り過ぎると皮膚の水分が蒸発出来なくなり
ます。

水分が蒸発出来ないとまた水となり皮膚につくのですが、皮膚についた水分は再び
蒸発する時に潤いも一緒に蒸発してしまいます。そうすると皮膚の乾燥を予防する
ためにワセリンを塗っているのですが、また乾燥させてしまう事になります。

ワセリンを手の平にとり両手で擦り温めます。ワセリンは温めると柔らかくなり柔
らかくなると薄く塗りやすくなります。化粧水やボディーローション等で肌を潤し
てからワセリンを薄く塗ります。

化粧水やボディーローションにも敏感な状態の肌が反応してしまう場合は、これ以
上乾燥させないようにワセリンを薄く塗ります。

顔に塗る時は全体に塗るとべた付きが気になる場合は乾燥する事が多い、目の周
りや口の周り乾燥が気になる部分だけに塗ります。厚く塗り過ぎたらテッシュ等で
余分なワセリンを取るようにします。

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肌の乾燥用クリーム

数年持つ事が多いワセリン、しかし数年はあっという間に訪れます。肌の乾燥も落ち
着いた頃ワセリンを柔らかくして使いやすく、自分の好きな香りを加えて残りのワセ
リンも使います。

用意する物:ワセリン:20g 植物油(キャリアオイル):80g 
アロマオイル(エッセンシャルオイル):数滴

鍋に水を入れて沸騰をさせ少し冷まします。(約38℃~40℃)
容器にワセリンを入れます。少し冷ました鍋のお湯に容器に入れたワセリンを入れて
溶かします。
ハンドクリーム 湯せん_350
ワセリンが溶けない時は一度ワセリンを湯せんから取り出し、火をつけてお湯の温度を
上げてから火を消しもう一度ワセリンを入れて溶かします。

溶けたワセリンの中に植物油(キャリアオイル)とアロマオイル(エッセンシャルオイ
ル)入れて良く混ぜて出来上がりです。植物油(キャリアオイル)の量は好みの固さで
調整して下さい。

ワセリンを溶かす時に鍋に水がめんどくさい時は、ドライヤーの熱風をあてて溶かす
方法やお風呂のお湯(38度~40度)に湯せんの方法でワセリンを溶かして作る事も出来
ます。

ハンドクリーム ドライヤーン_300
◎植物油(キャリアオイル)

乾燥に効果がある ホホバ油・ツバキ油
激しい乾燥の場合 スウィートアーモンド油・アボガド油・カカオ油

◎アロマオイル(エッセンシャルオイル)

潤 い 保 湿
ハーブ系 ローマンカモマイル
ゼラニウム
ローマンカモマイル
ゼラニウム
パルマローザ
ラベンダー
柑橘系 マンダリン
レモン
マンダリン
フローラル系 ジャスミン
ネロリ
ジャスミン
ネロリ
ローズ
樹木系 シダーウッド ローズウッド
エキゾチック系 サンダルウッド

体のかゆみが気になる場合は、殺菌作用や消毒作用、抗炎症作用がある物もおすす
めです。殺菌作用や消毒作用、抗炎症作用がある物には

フローラル系 パルマローザ・ラベンダー・ジャーマンカモミール
柑橘系 メリッサ(レモンバーム)
樹木系 ティーツリー・パイン

殺菌作用や消毒作用、抗炎症作用がある物と潤いや乾燥のアロマオイル(エッセン
シャルオイル)と混ぜて使う事もできます。ブレンドしやすい物は同じ系統の物で
ブレンドするとはずれがなく下記図の隣にある物とブレンドすると失敗する事があ
りません。

ワセリン アロマ
柔らかくする必要がないけど香りは加えたい時はワセリンを湯せん等で柔らかくし
た後にアロマオイル(エッセンシャルオイル)や販売されているボディーミストを
加えて混ぜると香り付きのワセリンが出来上がります。

顔や手の乾燥、背中やお腹、足は黒いタイツを脱いだ後に白い粉が残る程乾燥しま
す。塗るクリームによってはさらに痒さを感じてしまったり、一向に乾燥が治まる
事が無い事も多く、自分が思っている以上に肌は敏感になっていると感じます。

ワセリンを使っている間には、肌に必要な水分だけを補うようにヒアルロン酸やグリセ
リ等を顔や体に使い、その後にワセリンを塗るようにしています。敏感な時だから最小
限必要なものだけを使う感じです。

一番使う時は乾燥のシーズンなのですが、1年中使う事が多いクリームは結構早いペ
ースでなくなります。ワセリンは容量も多く自分でアレンジでき、用途の幅も広く
なりコスパ的にもおすすめです。

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