顔や足にまとわりつきヒップに吸い付く「静電気」
空気が乾燥している時期や
物と物が擦れる事で発生してしまいます。
販売されているスプレーは周りが真っ白になる程の勢いがあり
静電気には効きそうなのですが独特の香りがある物もあり
少し抵抗があります。
▪自分の好きな香り
▪自分の好きな量
自分だけの静電気防止スプレーを是非作ってみませんか?
目次
いつも使っている物で手作り♪
静電気防止スプレーの中に入っている静電気防止する成分は
「界面活性剤」
界面活性剤の分子は
「油になじみやすい部分」と「水になじみやすい部分」があり
「油になじみやすい部分」で滑りやすくし
「水になじみやすい部分」では空気中の水分を吸収し表面に膜を作り
摩擦からの静電気をおこりにくくします。
水は静電気を通しやすい性質があり静電気を吸収(帯電)して
蒸発させてしまいます。
「界面活性剤」はいつも使っている
▪トリートメントやリンス
▪柔軟剤
▪石鹸
等に入っています。
水で薄めてスプレーする事で静電気を防止する事ができます。
静電気防止スプレーの作り方
◎用意する物
▪「界面活性剤」の入っている液体:約5滴
※リンスやトリートメント、柔軟剤等
▪スプレーボトル
▪水:100ml
スプレーボトルに水を入れその中に
「界面活性剤」の入っている液体を約5滴程入れ良く振ります。
☝使用する時の注意点!
▪液体と水を良く振り混ぜる。
▪20~30cm程離してスプレーをする。
近くからスプレーをしてしまうとシミになってしまう場合がありますので
離してスプレーする事を忘れないようにして下さいね。
衣類や髪、肌にも使える天然成分で手作り♪
衣類にスプレーする事が多い「静電気防止スプレー」
ほとんど肌についたままになる事はないのですが
「界面活性剤」が肌に与える影響が少し気になる場合には
「グリセリン」がおすすめです。
グリセリンはアルコールの一種になり
原料にはパーム油やヤシの油等の植物油が使われており
医療品や食品にも使われています。
「界面活性剤」と同じ働きがあり、人間の体の中にも存在しており
保湿しながら静電気を防止する事ができます。
「無色」「無臭」透明なハチミツのようなグリセリン
なめると少し甘い味がします。
香水やボディーローション、自分の香りがある場合
何も香りが無い方が使いやすくなります。
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「グリセリン」で静電気防止スプレー
◎用意する物
▪グリセリン:5ml(小さじ1弱)
▪スプレーボトル
▪水:100ml
スプレーボトルに水を入れその中に
グリセリンを5ml(小さじ1弱)入れ良く振ります。
使用する前には必ず良く振り
衣類や髪の毛等にスプレーをして使います。
衣類のシミ抜きにも使われる「グリセリン」
シミになる事はありませんが
使用する時は少し離して全体にスプレーするようにします。
☝グリセリンを選ぶ時には
石油系から作られて「合成グリセリン」を購入しないように注意します。
アロマのお店でも購入できますが
ドラックストアでも購入できるグリセリン
こちらのグリセリンは天然100%になります。
水を精製水するだけで化粧水にも使用できるくらい
肌に優しい成分になり
乾燥や静電気が気になる時には衣類だけでなく手や肌にも使用できます。
天然成分で作ったスプレーは
ペットの毛に発生した静電気にも安心して使う事ができます。
アロマオイル(エッセンシャルオイル)で香り付け
アロマオイル(エッセンシャルオイル)を入れて
香りをつけても使う事ができます。
天然100%のグリセリンとアロマオイルの相性は抜群です。
衣類に付けた時にシミになる場合がありますので
目立たない所でスプレーしてから使用するようにします。
シミになりにくいのは「無色の物」
▪ラベンダーの場合約3滴
▪ペパーミントの場合約3滴
▪ローズウッドの場合約2滴
シミになりやすいのは「色がある物」
▪柑橘系
▪樹脂系
▪フローラル系
衣類にスプレーする場合は避けるようにします。
保存期間は冷蔵庫で約1週間
手作りの静電気防止スプレーには添加物や保存料が入っていないため
長く保存がする事はできません。
ドアノブにも使える!?
空気中の水分を吸収し、静電気を水分に帯電して蒸発させる事で静電気を防止する
手作りの「静電気防止スプレー」ドアノブや車にスプレーすると静電気を防止して
くれます。
突然おこる事が多い「静電気」
事前に静電気防止スプレーをしたり、静電気が発生した事で急いでお店で購入する
事が多くなります。
購入した静電気スプレーは1本使い切る事は少なく、何年も同じスプレーを使う事に
なり、いつ使えなくなるのかそれさえ分からない状態です。量や香りを選べ毎年新し
い物を使える手作りの静電気スプレー、今年は是非手作りしてみて下さいね。