重曹・クエン酸

重曹とクエン酸の掃除は最強!水垢を綺麗にする方法は!

2015年1月14日

・シンク、蛇口
・ポット、加湿器

どれも共通する汚れにカピカピになった白い汚れがあります。見た目があまり良くないこ
の汚れ、水道水のカルキ(カルシウム)が原因でおこります。ほっておくとかなり取れに
くい汚れになり、台所洗剤や石鹸などではなかなか取る事ができません。

そこで

・カルキ(カルシウム)の汚れに強い「クエン酸」
・油などの汚れやくすみを取る事ができる「重曹」

この2つを合わせるとしつこいカピカピや汚れも落としてくれます。

重曹とクエン酸で水垢の汚れを落とす

水道水に含まれているカルキはカルシウム、カルシウムは使い続ける内に溜まってしまい
白いシミのような、粉がふいたような物になり不衛生な物ではないのですが見た目は綺麗
ではありません。

クエン酸は「酸」アルカリ性の汚れを落としてくれます。
水垢になるカルシウムは「アルカリ性」

クエン酸が汚れを中和して落としやすくします。
水垢が溜まるととても落としにくく、クエン酸の後に摩擦効果がある「重曹」を使うと
ピカピカになります。

用意する物

    水:200ml
    クエン酸:小さじ1
    スプレー容器
    重曹:適量>

水垢の落とし方

    ①スプレー容器に水とクエン酸を入れてクエン酸を溶かします。
    ②水垢が気になる部分に吹きかけます。
    ③30分~1時間程置いてスポンジに重曹をふりかけて磨きます。
     その後はしっかりと流水で洗い流します。

クエン酸と水をスプレーしてスポンジで磨いても取れる水垢もありますが、結構しつこい
水垢は重曹で磨くと取れやすくなります。
それでも取れない水垢には

しつこい水垢-①

    ①クエン酸スプレーをした後にラップをやテッシュで水垢の部分にかぶせます。
     その時テッシュはクエン酸水をしっかり吸い込ませます。
    ②30分~1時間程置いきます。
    ③その後重曹で磨きます。

磨いている途中にもクエン酸水と重曹を交互につけて磨くと取れやすくなります。

しつこい水垢-②

    ①水垢の部分い重曹を振りかけます。
     その際少し水で湿らせておくと重曹がくっつきやすくなります。
    ②①にクエン酸スプレーをします。
    ③その後にラップやテッシュで水垢の部分にかぶせます。
     その時テッシュはクエン酸水をしっかり吸い込ませます。
    ④30分~1時間程置いきます。
    ⑤その後重曹で磨きます。

・発泡します。

クエン酸水と重曹を混ぜると発砲をするのでガズを吸い込まないように注意をします。
ここでも磨いている途中にもクエン酸水と重曹を交互につけて磨くと取れやすくなります。

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重曹とクエン酸でポットの水垢を落とす

水垢で気になる物にポットがあります。

毎日使う物だけに溜まったカルキ(カルシウム)がしっかりついてしまいます。
ポットの水垢専用の物もありますが、その前にクエン酸も是非試してみて下さい。

用意する物

    クエン酸:30~50g
    ぬるま湯又は水:ポット満水の量

ポットの水垢の落とし方

    ①ポットにぬるま湯か水を『満水』まで入れます。
    ②①にクエン酸30~50g程を入れクエン酸をよく溶かします。
     お湯には届かない箇所の汚れは綿棒などでクエン酸のお湯を塗っておきます。
    ③お湯を沸かして沸騰をさせます。
    ④沸騰後そのまま1時間程置きます。
    ⑤1時間後電源を消しある程度冷めたらプラグを外しお湯を捨てます。>

クエン酸のお湯を捨てる時は給湯口を通して捨てます。
給湯口を通す事でパイプやポンプまで洗浄できます。

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ポットの水垢がまだ残っている

まだまだ汚れが気になる場合は上記の過程を何度が繰り返します。

それでもまだ取れない場合は、ひと晩置いてからお湯を捨てテプロン加工などが傷つきに
くい柔らかめのスポンジや布等で水垢の部分を擦って落とします。

テフロン加工が取れてしまうと錆びてしまうので擦る時は注意します。
加湿器の水垢や汚れにはぜひこちらもご覧ください。

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コップ・プラスチックの水垢を落とす

コップやプラスチックの容器にも水垢がつき、皮脂等の汚れもつきやすくなります。
そんな時もクエン酸と重曹は大活躍します。

用意する物


    クエン酸:小さじ2~3
    洗いおけなどの容器

水垢を落とし方

    ①洗いおけにコップやプラスチックの容器がつかる位まで水やお湯を
     入れます。
    ②①の中にクエン酸を入れて溶かします。
    ③クエン酸が溶けたらコップやプラスチックの容器を入れます。
    ④そのまま2~3時間置いてから流水でしっかりクエン酸を洗い流します。

しつこい汚れの場合ひと晩置いてから洗い流します。
その後スポンジに重曹をふりかけて磨くとピカピカになります。
一緒にスプーンなども入れるておくとスプーンも綺麗になります。

重曹でスプーンがピカピカ

スプーンをさらに綺麗にする方法には重曹でペーストを作り磨きます。
重曹のペーストはステンレスでもシルバーでも使えます。

用意する物


    重曹

ピカピカの仕方

    ①重曹に水をすこしずつ入れて、好みの硬さのペーストを作ります。
    ②作ったペーストでスプーンを磨きます。

重曹がスプーン等の汚れやくすみをしっかりと取りピカピカにしてくれます。
重曹の濃度が高くなると手が荒れやすくなります。手荒れが気になる場合は手袋等をして
行います。

重曹とクエン酸でぬめりを落とす

キッチンで気になる場所に排水溝があります。少し掃除を怠るとすぐにぬるぬるします。
クエン酸と重曹を合わせると排水溝のぬめりと臭いを綺麗に取り除いてくれます。

用意する物

    重曹:1カップ
    クエン酸水
     水:200ml
     クエン酸:小さじ1

ぬめりの落とし方

    ①蓋を取り排水溝や蓋の汚れを取った後に、重曹をたっぷり
     振りかけます。
    ②その後クエン酸水を重曹にスプレー又は振りかけます。
    ③発泡するのでそのまま1時間~2時間置きお湯で流します。

蓋や排水溝の汚れを取る時にも重曹をスポンジにふりかけて取る事もできます。

・重曹で雑菌の除去
・クエン酸で防菌

そして重曹で排水溝の汚れや雑菌を取り除き、クエン酸が雑菌をつきにくくしてくれます。

水洗いしにく場所

冷蔵庫の中やガラスのテーブルには水垢までではないですが、水がついて取れにくくなっ
ていたり、汚れと水が合わさってシミのようになっている事があります。
そんな汚れも重曹とクエン酸を使って落とします。

用意する物

    重曹
    クエン酸水
     水:200ml
     クエン酸:小さじ1

水洗いしにく場所での掃除の仕方

    ①スポンジを湿らせて重曹をふりかけ汚れを取ります。
    ②その後にクエン酸水をスプレーします。
    ③発泡した物を布でふき取ります。
    ④最後にもう一度クエン酸水をスプレーします。

クエン酸水をスプレーすると発砲するので、重曹の粒を取りやすくしてくれます。
重曹は残ってしまうと白くなって、掃除をしているのにまた見た目は汚くなるのでしっか
り拭いて落とします。

その際中性洗剤(食器洗い用)を薄めたものでまず拭いてから、もう一度何も染み込ませ
ていない布で拭き取ると比較的重曹を簡単に取り除くことができます。

クエン酸水をスプレーする=抗菌や消臭

最後にクエン酸水をすると抗菌や消臭になります。

重曹とクエン酸の注意点

重曹やクエン酸を使う場合注意が必要なのは「素材」

重曹

木製等の自然素材の場合変色させる

クエン酸

大理石やセメントをくすませる
鉄は錆びる

テーブルに木製のものは多く、キッチンには大理石を使っている場合もあります。
重曹やクエン酸を使う場合素材には注意が必要です。

クエン酸水の保存期間は約1ヶ月

クエン酸水を作って残ってしまった場合には1ヶ月以内に使うようにします。

クエン酸水の効果を感じない

クエン酸水をスプレーしてもあまり効果を感じなかった場合、少し濃度を上げると水垢や
汚れが取れやすくなる場合もあります。その場合手についてしまうと荒れてしまうことも
あるので、手袋などをして掃除をするとようにします。

いつも使う蛇口やシンク、特に時間がたった水垢や汚れを落とすのは結構大変です。
水をついたままにするとすぐに水垢が現れます。

水がついたままにならないように終わったら布でふくようにするだけでも全然違います。

クエン酸と重曹どちらも必要なのは

クエン酸と重曹を使う理由にはクエン酸が得意な物と重曹が得意な物は正反対
だからです。

そして正反対なのにどちらも一緒に使う事ができる事。

クエン酸の得意

アルカリ性の汚れ水垢
石鹸カス・黒カビなど

重曹の得意

酸性の汚れ
皮脂・油汚れなど

クエン酸は酸性になる事から
アルカリ性の汚れ水垢や石鹸カス、黒カビ等の汚れが得意

重曹はアルカリ性になるため酸性の汚れ皮脂や油汚れ得意です。

クエン酸と重曹を合わせると発泡します。
すると汚れが浮きやすくなるので、汚れを落ちやすくします。

その汚れを落とした水は流れながらまた汚れを落とします。
クエン酸と重曹は人や地球に優しい素材です。

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