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秋の七草 種類はこれ!特徴 理由を知ると思わず納得!

2019年5月26日


『秋の七草』をご存知ですか?七草と言うと、一般的には七草粥を思い浮かべる方が、
多いですが実は七草粥に入っている七草は『春の七草』のことを指します。

では秋の七草とは何でしょうか?

今回は、秋の七草の種類や特徴を始め、その七草が選ばれた理由、また他の季節の
七草についても説明していきたいと思います。

秋の七草

それではまずは、秋の七草(英語名:the seven flowers of autumn)につい
て説明していきます。

秋の七草:時期

秋の七草は、薬草としても使用される植物ですが春の七草と違いお粥にして食べる
習慣はありません。主には、秋の風情を感じるための鑑賞用とされてきました。

鑑賞の時期はいつ頃かというと、6月〜11月。

6月というと、まだ夏にもなっていないのに…と思うかも知れませんね。
実は、日本の旧暦での秋は7月〜9月だったので現代の暦とは少しずれています。

秋の七草:種類

続いて秋の七草の種類を紹介します。
秋の七草は、

萩(はぎ)、尾花(おばな)、葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)
藤袴(ふじばかま)、桔梗(ききょう)

この七種類のことを指します。
それぞれの特徴や花言葉をみていきましょう。

秋の七草:特徴・花言葉

萩(はぎ)

7月〜9月の初夏の時期に開花する花です。垂れた枝に上品に咲く小さな花が印象的
です。古くには、髪飾りや恋文をくくるものとしても使用されていました。

花言葉は、『内気』『物思い』『柔らかな心』など

尾花(おばな)

私達にも馴染みのあるススキの別名です。
動物の尾に似ていることからこの名前がつけられました。8月〜10月に開花します。

花言葉は、『生命力』『活力』『心が通じる』など

葛(くず)

荒れた土地でも育ちやすく、刈ってもすぐに成長するする葛は薬としても使われて
ました。開花時期は8月〜9月頃です。

花言葉は、『芯の強さ』『治癒』『努力』など

撫子(なでしこ)

大和撫子の由来にもなった花で、撫子の開花時期は6月〜8月頃です。
古くから民間薬や漢方としても使われてきました。

花言葉は、『無邪気』『純愛』など

女郎花(おみなえし)

変わった名前が特徴的な女郎花は、菜の花に似た見た目で8月〜10月頃に開花
します。名前の由来は、おみな=女、えし=圧し、で美女を圧倒する美しさから名付け
られました。

花言葉は、『美人』『はかない恋』

藤袴(ふじばかま)

9月〜11月頃に開花時期を迎える藤袴は、花が藤色で形が袴に似ていることからこの
名前がつきました。

花言葉は、『ためらい』『遅れ』

桔梗(ききょう)

6月〜8月頃に開花する野生の桔梗は、近年ではその数が減少し絶滅危惧種に指定
されています。
園芸用の桔梗は、品種改良をされてきたため様々な種類が存在します。

花言葉は、『永遠の愛』『気品』

秋の七草になったのは

この七種類の花が選ばれた理由は、古く万葉集に遡ります。
奈良時代初期の歌人であった山上憶良は2つの歌に分けてこう記しています。

(読み)
秋の野に、咲きたる花を、指(および)折り、かき数ふれば、七種(ななくさ)の花
(和訳)
秋の野に咲いている花を指折りで数えると、七種類の花がある

(読み)
萩の花、尾花(をばな)、葛花(くずはな)、なでしこの花、をみなへし、また藤袴(ふぢはかま)、朝顔の花
(和訳)
萩、尾花、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗

後半で花の種類を7つ挙げており、これが時代を経て現代の秋の七草として知られる
ようになりました。

『撫子』は『刈萱(かるかや)』を指しているという説や『朝顔の花』も『桔梗』ではなく
他の花を指すなど諸説あります。

一般的にはここまでで説明した七草が有名ですが、実は昭和10年には新しく秋の七
草を選ぼうという動きもありました。
それが新秋の七草として知られており、以下の種類のことを指します。

葉鶏頭(はげいとう)
秋桜(コスモス)
彼岸花(ひがんばな)
赤まんま(あかまんま)
菊(きく)
おしろい花(おしろいばな)
秋海棠(しゅうかいどう)

秋の七草セットおすすめ

都会に住んでいるとどうしても野生の秋の七草を見る機会は少ないと思います。
今ではネットで苗も購入できるので自宅で育ててみるのも良いですね。

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また生花店などで購入し、生け花にして飾っておけば秋の風情を感じることもできますね。

春の七草


続いて、春の七草(英語名:the seven herbs of spring)について
説明します。

春の七草:時期

春の七草は、七草粥があるため知っている方も多いのではないでしょうか?
七草粥はいつ作るかというと、毎年1月7日に作って食べる習慣があります。

しかし、この後紹介する春の七草が採れる時期は2月上旬です。
これは秋の七草と一緒で日本の旧暦1月7日は現代の2月上旬だったことによります。

1月7日に食べるということで、現代ではお正月にご馳走を食べすぎた時に胃の調子を
戻してくれるものとも言われています。
七草のゆで汁に爪をつけて爪を切ると、病にかからないという迷信もあります。

春の七草:種類

春の七草は、

芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)
菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)

春の七草:特徴・花言葉

芹(せり)

畦道などに見られ、真っ白な花が夏に咲く芹。
若菜は香りが良いためおひたしや鍋など料理にも使われてきました。

花言葉は、『貧しくても高潔』『清廉で高潔』など

薺(なずな)

ぺんぺん草と言えば聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
私も、小さい時に空き地で摘んで遊んでいた思い出があります。
若苗は食用として親しまれてきました。

花言葉は、『あなたに私の全てを捧げます』など

御形(ごぎょう)

御形は、母子草(ハハコグサ)とも呼ばれます。
葉や茎の表面は白い産毛のようなもので覆われています。

花言葉は、『いつも想っています』『無償の愛』など

繁縷(はこべら)

ハコベとも呼ばれ、食用としてお浸しなどに使われる他、小鳥の餌として西洋でも使わ
れています。

花言葉は、『愛らしい』『ランデブー(逢引)』など

仏の座(ほとけのざ)

少し紛らわしいのですが白や紫の花をつける仏の座は、七草として食用にされる
仏の座ではありません。
七草として知られる仏の座はキク科の「小鬼田平子(コオニタビラコ)」という植物です。

花言葉は、『純愛』『気持ちの優しい』など

菘(すずな)

菘は、皆さんもよくご存知の蕪(かぶ)のことを指します。
実は、春になると菜の花のような黄色い花を咲かせ春の訪れを演出してくれます。

花言葉は、『慈愛』『奉仕』など

蘿蔔(すずしろ)

蘿蔔とは、大根のことを指します。先程ご紹介した菘と同じくきれいな花が咲くのですが、
大根は白い花です。

花言葉は、『潔白』『適応力』など

春の七草になったのは

それでは、春の七草はなぜこの7種類になったのでしょうか?

元々は、古代中国で1月7日に7つの野菜や野草を混ぜた
七種菜羹(ななしゅさいのかん)という汁物を食べ無病息災を願う習慣がありました。

奈良時代に日本にそれが伝わった時、日本にあった若菜摘みや7種類の穀物で粥を
作る七種粥といった習慣と、結びついたことから現代の七草粥になりました。
残念ながら、秋の七草と違いなぜこの7種類なのかは定かではありません。

春の七草セットおすすめ

七草粥の時期が近づくと、スーパーにも七草が並びます。
そんな中ネットで購入できるおすすめ品がこちら。

基本的には食用として知られる春の七草ですが、観賞用として売っているところも
あるので、飾ってみても良いかもしれませんね。

夏の七草・冬の七草

最後に、夏の七草、冬の七草について見ていきましょう。
秋の七草、春の七草と比べるとあまり聞いたことがありませんよね。

それもそのはず。実は夏の七草や冬の七草は、古くから伝わるものではなく近年植物
学者などに独自に選ばれたもので、種類には諸説存在します。
ここでは一例を挙げていきます。

夏の七草:種類

2012年に日本の自然写真家の亀田龍吉という人が選んだのが夏の七種類です。
最も新しい定義を見てみると、

白茅(ちがや)、昼顔(ひるがお)、藪萱草(やぶかんぞう)、露草(つゆくさ)、
蕺草(どくだみ)、三葉(みつば)、野薊(のあざみ)

夏の七草:花言葉

それぞれの花言葉には

白茅(ちがや):『親しみ深い』『守護神』『子供の守護神』
昼顔(ひるがお):『絆』『友達のよしみ』
藪萱草(やぶかんぞう):『悲しみを忘れる』『憂いを忘れる』『順応性』
露草(つゆくさ):『懐かしい関係』
蕺草(どくだみ):『野生』『白い追憶』
三葉(みつば):『私を思い出して』『約束』『復讐』
野薊(のあざみ):『独立』『報復』『厳格』

冬の七草:種類

冬の七草は、夏の七草よりもさらに誰が選定したかなどが不明瞭となっています。
わかっているのは一般的に言われている七種類が存在することです。
一般的に流通している定義を見てみると

葱(ねぎ)、白菜(はくさい)、大根(だいこん)、春菊(しゅんぎく)、
キャベツ、ほうれん草、小松菜(こまつな)

これらの七草が挙げられています。

冬の七草:花言葉

それぞれの花言葉は

葱(ねぎ):『愛嬌』『笑顔』『微笑み』
白菜(はくさい):『固い約束』
大根(だいこん):『潔白』
春菊(しゅんぎく):『豊富』『私を信じて』『とっておき』
キャベツ:『利益』
ほうれん草:『活力』『健康』
小松菜(こまつな):『小さな幸せ』『快活な愛』

秋の七草や春の七草の種類やその特徴、選ばれた理由などを中心に説明しました。
秋の七草も、春の七草も始まりははるか昔に遡るということがわかりました。

はるか昔から現代まで続いているとはすごいですよね。

季節の変わり目には七草を思い出して、生活に取り入れるのも風情があり生活が豊かに
なりそうです。

-季節

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