生活

大麦茶(麦茶)にカフェインは入っている? 麦茶のカフェインには

2023年3月7日

大麦茶(麦茶)は飲みやすく栄養も豊富なので
普段の水分補給の飲料としてすごくおすすめです。

しかし、普段から頻繁に飲むとなると
「カフェインは入っているの?」

と気になる人も多いのではないでしょうか。

そこで、ここでは
・カフェインを摂取することのメリット、デメリット
・麦茶にカフェインは含まれているのか

などについて紹介していきます。

カフェイン摂取することによる影響

大麦茶(麦茶)にカフェインが含まれているかどうかを
紹介する前に、

まずはカフェインについて紹介したいと思います。

カフェインを摂取することにはメリットもあれば
デメリットもあるので、

まずはそれらをしっかりとおさえておきましょう。

カフェイン摂取のメリット

カフェインを摂取することで以下のようなメリットがあります。

・眠気や疲労感をとる

カフェインが交感神経を刺激することで興奮状態になり、
眠気や疲労感を感じにくくなることが期待できます。

仕事や運動、勉強などの際にこうした効果を期待して
カフェインを摂取している人は多いと思います。

・むくみの改善

カフェインには利尿作用があるため、体内の老廃物が
尿と一緒に排出されることでむくみの改善効果が
期待できます。

・血流の改善

カフェインには血管を拡張する作用があるため、
血管が拡張し血液の流れがよくなる効果が期待できます。

血流が良くなることで脂肪が分解しやすくなったり、
エネルギーが消費しやすくなったりする効果なども期待できます。

カフェイン摂取のデメリット

カフェイン摂取には以下のようなデメリットがあります。
カフェインは眠気を覚ますメリットがあると紹介しましたが、

・不眠

過剰摂取すると体内のカフェインが残りやすくなり、
寝つきが悪くなったり、寝ても何回も目が覚めてしまったり
しやすくなる可能性があります。

・高血圧のリスク

カフェインを過剰摂取したり、肝機能が低下している人が
カフェインを摂取したりすることで

高血圧のリスクが上がる可能性があると言われています。

・骨粗しょう症のリスク

カフェインを過剰摂取したり、カルシウム不足の人が
カフェインを摂取したりすることで

骨粗しょう症のリスクが上がる可能性があると言われています。

・めまい

カフェインを過剰摂取することでめまいが生じたり、
心拍数があがったりする可能性があります。

カフェインの摂取量について

カフェインのデメリットについて知ると

「カフェインが含まれている飲み物を飲むのを躊躇してしまう」
と思う人もいるかもしれません。

しかし、

基本的には1日の摂取量をきちんと守れば
デメリットとなるようなことはあまりありません。

参考

成人で健康に問題がない人であれば1日に400mlぐらい

がカフェインの最大摂取量と言われています。

参考

コーヒーなら1日2、3杯程度

なら特にデメリットを気にすることはないでしょう。

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子供や妊婦はカフェインNG?

成人で健康な人であれば摂取量をきちんと守れば
カフェインによるデメリットはあまり生じることはない

と紹介しましたが、では

子供や妊婦はカフェインによる悪影響は
生じないのでしょうか。

子供はカフェインを控えるべき?

子供は基本的にカフェインを
なるべく控えた方がよいでしょう。

カフェインは

発育中の脳の前頭前野に悪影響を及ぼす可能性がある
とされています。

脳の前頭前野といえば、知性や理性をつかさどっている
非常に大切な部分になるため、

3歳くらいまではカフェインは控えるべきです。

また、20歳くらいまで前頭前野は成長するため

4歳以降であってもカフェインの摂取量には
注意する必要があります。

摂取するのであれば1日の摂取量は「体重×2.5ml」くらい

を目安にして過剰摂取しないように注意しましょう。

妊婦はカフェインを控えるべき?

妊婦の人も子供と同様にカフェインは
なるべく控えた方がよいでしょう。

妊娠中は体調の変化が生じるため

カフェインよる悪影響が出やすくなる可能性がありますし、
過剰摂取することで、
健康リスクの高い胎児や低体重の胎児が出てくる可能性もある

と言われています。

どうしてもカフェインを摂取したいという場合は、

1日の摂取量を一般成人の目安量の半分(200ml)くらい

までにしておきましょう。
(摂取する前に担当医に相談することをおすすめします)

ペットボトルの飲料を飲む際の注意点

子供や妊婦など、特にカフェインを気にする人が
ペットボトルの飲料を飲む場合、知っておいた方がいいのが、

ペットボトルの飲料にはカフェインの表示義務がない

ということです。表示義務がないということは、

ラベルにカフェインの記載がない場合でも
カフェインが含まれているものがある可能性がある

ということになります。

「知らないうちにカフェインを摂取し過ぎてしまっていた」
ということにならないためにも、

・自分がよく飲む飲み物にはカフェインが含まれているかどうか
・含まれている場合どれくらい含まれているか

などをきちんと知っておくべきです。

大麦茶(麦茶)にカフェインは含まれている?

カフェインにはメリットがある反面デメリットもある
ことを紹介しました。

成人がバランスの良い食生活を送っている上で
適度な摂取量のカフェインを摂取するのであれば、

そのデメリットもそこまで気にする必要はありません。
しかし、

「健康面を考えてカフェインの摂取は極力控えている」

という人もいるでしょうし、
子供飲ませる場合や妊婦さんなど、カフェインの有無は

しっかりとチェックしておくべきだと思います。

では、麦茶にはカフェインが含まれているのでしょうか。

麦茶はノンカフェイン

大麦からつくられている麦茶にはカフェインは含まれていません。

よって、カフェインの摂取を控えたい人も安心して飲むことができます。

麦茶以外のカフェインゼロのお茶

麦茶の他には大麦のように穀物からつくられたそば茶なども
ノンカフェインです。

また、
・ハーブティー
・コーン茶
・タンポポ茶
・ルイボスティー

などもカフェインは含まれていません。

カフェインを多く含むお茶や飲み物

・緑茶
・紅茶
・ウーロン茶
・ジャスミン茶

など茶葉から作られたお茶にはカフェインが含まれています。
また、お茶以外では

エナジードリンクなどカフェインが多く含まれています。

まとめ

カフェインを摂取することのメリット、デメリットや
大麦茶(麦茶)にカフェインは含まれているのか

などについて紹介しました。

こちらで紹介したように、
「麦茶にはカフェインは含まれていない」

のでカフェインを控えたいという人でも安心して飲んでください。

また、カフェインのメリットやデメリット、
摂取量の目安なども

把握しておくことをおすすめします。

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