ファッション

服の静電気には組み合わせが大切!

2015年8月19日

▪ドアノブ
▪手と手が触れた時
▪着替える時

「確実に自分の中から静電気を発生している」と思ってしまうほど
冬の静電気の痛さには悩まされます。

毎日の生活に欠かす事の出来ない「
服の素材にも「プラス」と「マイナス」があり
組み合わせによってとても強い静電気を発生させてしまいます。

「プラス」と「マイナス」が近い程静電気が発生しにくく
遠い程火花が散る程の静電気を発生させてしまいます。

静電気 素材_450
プラス」と「プラス
マイナス」と「マイナス
の組み合わせも静電気は発生しにくくなります。

冬に欠かす事が出来ないフリースとセーター
この組み合わせの暖かさは最高なのですが

フリースは「ポリエステル」素材
セーターは「ウール」素材
距離が離れているため静電気が発生しやすいくなります。

静電気 フリース_450_4
フリースは「ポリエステル」素材
セーターは「アクリル」素材
距離が近いため静電気が発生しにくくなります。

静電気 フリース2_450_2
セーターがアクリル素材等の化学繊維の場合
インナーは天然素材を着用したいのですが静電気は起こってしまいます。

静電気 セーター_450_2
インナーも「ポリエステル」や「アクリル」素材の方が静電気が発生しにくくなります。

静電気 セーター2_450
セーターがウール素材の場合のインナーには
▪綿やシルク素材
▪同じウール素材
▪発熱機能のあるレーヨン素材
着用するようにすると静電気は発生しにくく、暖かく過ごす事ができます。

静電気 素材 ウール_450
冬に大活躍のダウンジャケット
素材の中に「ポリアミド」があります。

ポリアミドはナイロン素材になり
インナーにウールのセーターを着用しても静電気が発生しにくくなります。
購入しやすくなったカシミヤ素材は「プラス」になり
ポリアミドとの相性も抜群です。

静電気 素材 ポリアミド カシミヤ_450

小物との組み合わせ

衣類の組み合わせの他に小物にも注意が必要です。

デザインで選ぶ事が多いマフラーや帽子等の小物
素材まで知っている事は少なく
ダウンジャケットにアクリル素材のマフラーを巻いてしまうと
静電気が発生しやすくなります。
静電気 ダウン マフラー_400

裏地との組み合わせ

自分で組み合わせをしっかりしていても
▪ジャケットやコート
▪スカートやパンツ

表地は「ウール」素材
裏地は「ポリエステル」素材
静電気が発生しやす組み合わせになっている場合もあります。

衣類を脱ぐ前に静電気を除去

つい忘れてしまう事も多いのですが、静電気が発生しそうな時には
衣類を脱ぐ前に静電気を放電してしまいます。

皮製品
皮製品は静電気を放電してくれます。
マフラーを外す前に皮の手袋やベルトに触り、静電気を放電するようにします。

どこかに触る
▪壁(コンクリート等)
▪ドア等の木材
▪陶器
▪紙
どこかに触り放電します。

少し静電気を感じてしまう事もありますが
衣類を脱ぐ時に起こる静電気より激しく発生することはありません。

放電しない、静電気を通さない物は
▪ガラス
▪ゴム

暖か仕様のインナーや肌着は
レーヨンやポリエステル、アクリル素材で作られている事が多くなり
セーターはアクリル素材の物も多く販売されている事から
いつの間にか静電気が発生しにくい組み合わせができている場合もあります。

忘れがちな小物の素材
是非気にかけてみて下さいね。

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