ヨガを始めようと思った時に必要なもの、それはヨガウェアとヨガマットです。
ウェアは買うべきと思っている人が多いかと思いますが、「ヨガマットって必要?」って
思ってる人いませんか?
ヨガは仰向けや四つ這いのポーズが多く、マットなしで行うと腰や膝がとても痛くてポー
ズどころではありません。
またバランス力を高めるポーズも多いですが、マットがないとスベってしまい大変危険で
す。このようにヨガをする時にはマットは絶対に必需品です。
多くのヨガスタジオではレンタルマットがあります。
体験や始めたばかりの頃はレンタルマットでじゅうぶんでしょう。
しかしこれからヨガを続けていこうと考えた時、毎回レンタルするのは不経済ですし、
誰が使ったか分からないマットを使うのは不衛生にも感じます。
そこでこれからヨガをもっともっと楽しみたいと思っている人にはマイヨガマットを持つ
ことをおすすめします。
今回は、これからヨガマットを購入される初心者の方に向けてマットの選び方とおすすめ
のマットを紹介します。
ヨガマットのおすすめ!初心者向き人気ヨガマット
スリア
ヨガウェアで有名なスリアから発売されているヨガマットです。
やさしい色合いで豊富なカラーバリエーションがスリアらしいですね。スリア
TPE素材を使用していますがホットヨガのレッスンにも使用できます。
TPE素材について下記の「TPE」を参照くださいね。
なぜ良いのかとてもよくわかります。
このようなバッグも併せて購入すると持ち運びにも収納にも便利です。
折りたたみのヨガマットも各ブランドからたくさん販売されています。
レッスンのときの持ち運びはもちろんのこと、旅行先でヨガをされたい人にもおすすめ
です。
まず最初にスリアをおすすめしたのはなぜかと言うと
ヨガウェア、グッズのすべてを国内でデザイン、企画を行っているブランドだということ、
そして、TPE素材は天然ゴムのようにグリップ力(安定感)が高く、4㎜という厚さは
クッション性と持ち運びの観点からちょうどいいヨガマットです。
やりたいスタイルが決まっていない初心者の方にはリラックスヨガからパワーヨガまで
スタイルを問わず使用できるためおすすめ。
ピュアライズ
ヨガマット、ポール、ウェアなどのヨガ用品や健康器具を扱うネットショップです。
2,000円以下で購入できるため、とりあえず1枚欲しい方におすすめです。
ヨガウェアやマットの選び方などこれからヨガを始める方へのアドバイスが充実して
います。
ルルレモン
ヨガウェア、特にレギンスがたくさんのヨギーから愛されているブランドです。
ヨガマットも種類が豊富で、スタイルに合ったヨガマットが選べます。
マットだけでなくケースやタオルなどヨガ用品がすべてルルレモンで揃います。
このマットの大きな特徴は滑りにくさです。
バランスポーズがなかなか取ることができないヨガ初心者の方は、滑って怪我をしてし
まう危険性が高いため、滑りにくさは重要です。
またお手入れがしやすく長く使えるので、これから本格的にヨガを続けていこうと考えて
いる方にぴったりです。
ニトリ
家具などの家庭用品で有名なニトリですが、ヨガマットも厚さ、折り畳みなどバリエーシ
ョンが豊富です。
何と言っても1,000円以下で買える価格が魅力的です。
私が調べた中では最安値で購入できるのがニトリのヨガマットです。
そして重さが1kgと非常に軽くて持ち運びがとても便利です。
ヨガを続けられるか分からずとりあえず安価で購入したい方におすすめです。
プラナ
アメリカ発の人気ヨガウェアブランド。
マットもカラーやバリエーションが豊富で、自分のスタイルにあったものを見つけること
ができます。
プラナのヨガマットは「滑りにくい」と評判で、非常にグリップ力(安定力)が高いとこ
ろが初心者におすすめです。
重さが1kg以下でとても軽いところも大きな特徴です。
値段と品質のバランスがいいので、質のいいものを購入したい方におすすめです。
初心者がつい候補に上げがちなヨガマットもあります。特に候補にしがちな
・リバーシブルヨガマット
・ヨガマット ポータブル
それらのヨガマットは初心者にはおすすめなのかというと
リバーシブルヨガマット
気分で色が変えられるのは嬉しいと思い購入を考える「リバーシブルヨガマット」
どうせ購入するなら少しお得なものが欲しい、と思い候補の一つになりやすいのですが
リバーシブルヨガマットは色やグリップ力(安定感)、素材が表裏で違うもの。
リバーシブルヨガマットの愛用者の多くは、その日の気分やコーディネートで色を変え
る程度で使用しています。
気分だけでヨガマットの色を変えたい方にはおすすめですが、初心者で持つべきヨガマッ
ト、最初に持つヨガマットとしてのおすすめする点はあまりありません。
ポータブルヨガマット
ポータブルヨガマットは軽量なので旅行先などでヨガをされる方におすすめです。
特徴として厚みがないものが多いので床が固くないところでの使用をおすすめします。
普段はあまりヨガをしないけど、旅行先でのみヨガをする方にぴったりです。
どちらもヨガマットはすでにもっているけど、もう一つヨガマットを購入する場合、2つ目
のヨガマットに向いています。
そしてヨガのお店、雑誌、ネットショップなどで微妙に言い方が違うこともあります。
ヨガマット ケース
微妙に言葉が違うヨガマットを入れる物、その言い方には
・ヨガマット ケース
・ヨガマット バッグ
・ヨガマット 袋
・ヨガマット 収納
どの言い方でも「ヨガマットを入れる物」であることは間違いありません。
大きく違いことは
・横が大きく開くもの
・巾着のように紐で絞るタイプ
そしてヨガマットだけを入れるタイプ、ヨガマットとタオルやペットボトルも入るタイプ
もあります。
巾着のように紐で絞るタイプは、ヨガマットの厚さによっては開いてくることもあるので
まず最初に購入をするなら「横が大きく開くもの」
シンプルにヨガマットを入れるものが欲しい場合は「ヨガマットだけを入れるタイプ」
カバンが増えるのを好まない時は「ヨガマットとタオルやペットボトルも入るタイプ」
自分が使う状態で選びます。
ヨガマット バンド
ヨガマットを入れる物、ケースの他にヨガマットにはバンドもあります。
初心者が持っておいてもいいヨガマット バンドは
バンドとしてだけでなく持ち運びに使えるように肩掛けの紐が付いているものです。
バッグとバンドを別々に買う必要がない点が嬉しいですね。
マットの厚さに合わせて調節ができるので、今後別の厚さのマットを購入してもずっと
使っていけるものです。
わざわざヨガ用品の専門ショップで買わなくてもこのようなマルチバンドをヨガマットの
バンドとして使用されている方も多いです。安価で購入されたい方におすすめです。
初心者には気になる「ヨガのヨガマットとホットヨガで使うヨガマットの使い分け」
どうすれば良いのかというと
常温のヨガとホットヨガのヨガマット
基本的には同じヨガマットで問題ありません。
しかし天然ゴムやTPE素材は熱に弱いため、1時間程度のレッスンであれば問題ありませ
んが、長時間ホットヨガスタジオに置いておくのはおすすめしません。
またホットヨガは通常のヨガより汗を大量にかくので滑りやすいため、グリップ力
(安定感)が高いとものを購入するといいでしょう。
そこでまだ気になるのがピラティスでのヨガマット
ヨガとピラティスのヨガマット
基本的に自分に合っていて気に入っているものであれば、ヨガもピラティスも同じヨガマ
ットを使用しても大丈夫です。
しかしピラティスはヨガと違ってトレーニングの要素が高いので動きが多いです。
そのため6mm以上ある少し厚めのヨガマットを使用することをおすすめします。
さあヨガマットを購入しようとすると、よくあるのが
・滑りにくい
・洗える
あえてそれを選ばないと、滑りやすくて洗うことができないわけではなく
ほとんどのヨガマットは洗えて、滑りにくく作られています。
ただ、洗う場合はヨガマットを購入した時にお手入れ方法が記載されているので
その方法でお手入れをします。
ヨガマットは本当に種類が多く、価格も様々なのでどれを選べば良いのか悩みます。
初心者がまず選んで欲しいヨガマットは
プラナ
滑りにくさに定評があるプラナのヨガマットはやはり初心者の方におすすめです。
価格も5,000円~10,000円であり、品質と価格のバランスが一番いいブランドです。
デザイン、厚さ、長さなど豊富なバリエーションがありますのでお好みのものを選んで
ください。
比較的購入しやすい安く済ませたいなら
ニトリ
圧倒的に安価で買えるのがニトリのヨガマットです。
ヨガバンドまでついてこの価格はニトリにしかできないでしょう。
厚さ、長さ、軽さの点で優れているといえますので、安さを重視される方はこのマットが
おすすめです。
ヨガマットのトレンド
自然派の傾向が強く、天然ゴムや畳、麻などの天然素材を使用したマットは注目度が高
いです。
しかしこれらはお手入れや重さ、ブリップ力(滑りにくさ)、金額といった点で手が出し
にくいところが難点。
その点で多くのブランドが使用しているのがTPE素材です。
TPE素材はリサイクルができ環境に優しく、またグリップ力(安定感)、お手入れの
しやすさという点で非常に優れた素材ですので、ヨガ上級者にも愛されいます。
ヨガマットの選び方
大きさ
ヨガマットの一般的なサイズは長さ約180㎝、幅約60㎝。
最近よく売られているサイズはこの大きさで、一番手に入りやすいヨガマットです。
どの体型の人でもフィットするサイズ感なので、まずはこのサイズを購入すると間違い
ありません。
持ち運びのしやすさという点でいえば、160㎝~170㎝のヨガマットでもいいかも
しれません。
ご自身の身長プラス10㎝程度であれば快適にヨガができますので参考にしてみて
ください。
厚さ
こだわるべきは「厚さ」です。
やはりヨガマットの大きな役割はクッション性だと思います。
ヨガマットの厚さはおおよそ3段階に分かれています。
薄め⇒1~2mm
標準⇒3~5mm
厚め⇒6~12mm
といったようにそれぞれの用途に合わせて厚さが分かれています。
初心者の方はまずは標準的な厚みの3~5mmを購入することをおすすめします。
安定性やクッション性、そして持ち運びの観点から総合的に考えると、この厚みが
おすすめです。
・旅行先でヨガをしたい場合は薄めのヨガマット
・自宅でしか使わない場合は厚めのヨガマット
使い方に合わせて購入すると便利ですが、初心者の人はまずは標準の厚みから購入し
てみましょう。
素材
実は一番重要かもしれないのが「素材」です。
もちろん素材によって安定性やクッション性が変わりますのでこだわるべきなのですが、
なぜ私がこだわるべきだと考えているかというと、それは「におい」
私も経験があるのですが、「なんかこのマット臭い」と思ってしまい、ヨガに集中できな
くなってしまいます。その点も踏まえて代表的なものを2つ紹介します。
PVC(ポリ塩化ビニール)
インターネットなどで安く手に入るものはこの素材が使用されていることが多いです。
またヨガスタジオでレンタルで借りる場合はPVCのヨガマットが多く、一般的にたくさん
出回っているヨガマットです。
格安で購入でき、バリエーションが豊富なため「とりあえずヨガマットがほしい」という
方にはおすすめですが、少々科学的な臭いがしてしまうため注意が必要です。
TPE(サーモ・プラスチック・エラストマー)
プラスチックとゴムのいいとこどりをした素材であり、環境にも優しく使い心地がいいこ
とが特徴なのがTPEです。
ゴムアレルギーで天然ゴムのマットが使えない人も安心して使えます。
価格は5,000円程度と比較的安価で購入でき、お手入れのしやすさ、軽さ、臭いなど総
合的に考えると、初心者、上級者問わずこれから長く使いたい人が選ぶべき素材です。
注意すべき点は、TPE素材は熱に弱いというところ。
ホットヨガのレッスンに使用できますが、長期間ホットヨガスタジオに置いておくこ
とや、高温の室内に保管することは避けてください。
これからヨガを頑張って続けていかれる初心者の方向けにおすすめのヨガマットを
ご紹介してきました。ヨガマット選びのポイントをもう一度お伝えします。
【ヨガマット選びのポイント】
・サイズは長さ約180cm、幅約60cm
・厚さは3~5mm
・TPE素材を使用しているもの
これは「ヨガスタジオに通っている人」向けのポイントとなっています。
ご自宅で使用される場合はクッション性がさらに高い厚さ6mm以上のものを選ばれても
いいと思います。
またご旅行で使われたい場合は長さ170cm程度で薄めのものを購入されてもいいと
思います。
ヨガマットを購入される際は今回ご紹介したポイントに加え、ご自身のヨガスタイルに合
ったものを選ぶようにしてください。