かき氷と言えば夏の風物詩の一つですが、
最近では家庭用のかき氷機が簡易的な物から本格的なものまで
さまざまな種類のものが販売されています。
そこで、自分で作ってみようと考えている人も多いと思いますが、
せっかく自分でかき氷つくりするなら
シロップも手作りしてみてはいかがでしょうか。
そこでここでは
・かき氷シロップ作りに必要な物
・簡単にできる定番シロップのレシピ
などを紹介したいと思います。
かき氷シロップ作りに必要なもの
かき氷シロップを手作りする際に必要な道具は
必要なモノ
- 計量カップ
- 計量スプーン
- ゴムベラ
- 耐熱ボウル
必要なモノ
- 電子レンジ
- ミキサー
など、すでに自分のキッチンにあるというものがほとんどで、
あらためて用意しなければならないものはほぼないと思います。
シロップをすくうもの(カンロ杓子)もスプーンやオタマなどで
代用できますが、
せっかくならカンロ杓子を使いたいという場合は
・百均ショップ
・ネット
などで簡単に手に入れることもできます。
つまり、かき氷機と自分が作りたいシロップの材料さえ揃えればいつでも自宅で簡単にかき氷をつくることができるのです。
基本のシロップの作りは簡単!
かき氷シロップを手作りするのであれば、まずは
「しろみつ」
「みぞれ」
といわれる基本のシロップの作り方を知っておきましょう。
基本のシロップさえ作ることができるようになれば、
それに好みのものを加えるだけで
さまざまなかき氷シロップをつくることができるようになります。
また、この基本のシロップだけでもじゅうぶんに美味しいので、
そのままかき氷にかけて食べるのもおすすめですし、
みぞれのかき氷にフルーツやあんこなど好みのものをトッピングするのも
おすすめです。
基本のシロップの材料は
・水100g
・砂糖250g
のみです。作り方はまず
簡単な流れ
- 鍋に水を入れて中火で加熱
- 沸騰したら弱火にして砂糖を投入
- しっかりと溶かします。
注意ポイント
砂糖を煮詰める際は、砂糖の加熱が不十分だと分離してしまうので
しっかりと加熱することと、
砂糖が焦げてしまわないようにしっかりとチェックするという点に
注意しましょう。
そして、砂糖がきちんと溶けて濁りがなくなったら
火を止めたらできあがりです。
できあがったシロップはしばらく常温で冷まし、
冷めたら容器に移し替えて冷蔵庫に入れて保管しましょう。
定番のかき氷シロップの作り方
基本のシロップ作りができるようになったら
さまざまなシロップ作りに挑戦してみましょう。
どんなシロップをつくろうか迷うという人は
まずはかき氷の定番シロップをつくってみてはいかがでしょうか。
基本のシロップと同じく、定番のシロップ作りもすごく簡単です。
ここではいくつかの定番のかき氷シロップの作り方を紹介します。
イチゴのシロップ
かき氷シロップの定番と言えばイチゴのシロップを思い浮かべる人も
多いのではないでしょうか。
イチゴのシロップの作り方はいろいろありますが、
ここではその一例を紹介します。
必要なモノ
- イチゴ300g
- グラニュー糖100g
- レモン汁大さじ2
簡単な流れ
- イチゴ300gとグラニュー糖100g、レモン汁大さじ2を
容器に入れて混ぜ合わせます。 - レンジで加熱(600Wで3分ほど)
とろみがついたら完成です。(10分くらいでとろみがつきます)
レンジで加熱する際にはラップを使用する必要はありません。
また、冷凍イチゴを使用する場合は先に解凍しておきましょう。
ブルーハワイ
夏にはきれいな空や海のような色をした
ブルーハワイのかき氷を食べて夏を満喫したいという人も
たくさんいると思います。
ブルーハワイを手作りするとなると着色料や添加物を使うのでは?
と思う人もいるかもしれませんが、バタフライピーという
ハーブティーを使うと
天然色素で無添加のブルーハワイを作ることができます。
バタフライピーのハーブティーを使ったブルーハワイの作り方は
とても簡単で
基本のシロップを作る際に水の代わりに
バタフライピーのハーブティーを使うだけで、
後は基本のシロップを作る時と同じ工程で砂糖を煮詰めて冷ませば完成です。
ちなみにバタフライピーは
・ダイソー
・ハーブティー専門店
・ネット通販
などで購入できます。
メロンのシロップ
メロンのシロップもかき氷の定番のシロップの一つと言えるでしょう。
生のメロンを使ったメロンシロップは実を使用せず種の周りの部分だけでも
作ることができます。
(身の部分も使用すればもっと濃い贅沢なメロンシロップを作ったり、
たくさんの量のシロップを作ったりすることができます)
作り方は
簡単な流れ
- メロンから取った種と周りの部分をザルに入れて濾して果汁を取ります。
(濾す際にはスプーンなどで種と周りの部分を押しながら濾すと
果汁を取りやすくなります) - メロンから取った種と周りの部分をザルに入れて濾して
果汁を取ります。
濾して取った果汁と基本のシロップを混ぜれば完成です。
生のメロンでシロップを作る場合、
簡単な流れ
- メロンを半分にカットします。
- 種と周りの部分や実を取ります。
実を取った後の皮を器にしてメロンかき氷を食べるのもおすすめです。
レモンのシロップ
レモンのシロップだけでもすごくおいしいですが、
かき氷の定番の一つである
レインボーカラーに使用するのもおすすめです。
レモンのシロップはレモン果汁を使えばすごく簡単に
作ることができます。
作り方は
基本のシロップとレモン果汁の量が3対1になるようにして
混ぜればできあがりです。
抹茶のシロップ
宇治金時など抹茶のかき氷はすごく人気ですし、
かき氷を提供しているお店でも宇治抹茶をおいているところも
たくさんあるので、
現在ではかき氷の定番の仲間入りを果たしていると言えるでしょう。
抹茶のシロップの作り方は
必要なモノ
- 水100g
- 砂糖250g
- 抹茶8g
のみです。作り方はまず
簡単な流れ
- 砂糖と抹茶をホッパーなどでしっかり混ぜます。
- 鍋に水を入れて中火で加熱
- 沸騰したら弱火にして①を投入
- しっかりと溶かします。
基本のシロップを作る際に砂糖と抹茶(8g程度)をホイッパーなど使って
しっかり混ぜて、
後は基本のシロップを作るのと同じように作れば
抹茶シロップが出来上がります。
かき氷に抹茶シロップをかけて粒あん、練乳(好みで白玉)を
かければ宇治金時の出来上がりです。
まとめ
かき氷シロップ作りに必要な物や簡単にできる
定番シロップのレシピなどを紹介しました。
こちらで紹介したようにかき氷シロップを手作りするために
必要なものを揃えるもの難しいことではありませんし、
作り方もすごく簡単です。
かき氷シロップが手作りすることができれば、
自分の好みやその時の気分に合ったかき氷をいつでも食べることが
できるようになるので、
かき氷好きの人はぜひ手作りにシロップに挑戦してみてください。