焼き芋は焼き立ての状態のうちに食べたいところですが、
やむを得ず冷えてしまうこともあると思います。
そして、
「温め直して食べたけど焼き立ての時のように美味しくならない」
という経験がある人も多いのではないでしょうか。
そこで、
ここでは焼き芋の温め直しに使用するものや、
美味しく温め直す方法について紹介します。
また、サツマイモの品種や冷凍した焼き芋についても紹介します。
焼き芋温め直しに使用するものと温め方法
最近では店舗や時期にもよりますが、
コンビニ 、スーパー、ドンキホーテなど身近なところでも
焼き芋は販売されていますし、
値段もお手ごろなのでついついたくさん買ってしまう人も多いと思います。
そして、余った焼き芋を温め直しすることになることも多いと思いますが、
何を使用してどのように温め直すか
によって食感や美味しさが大きく変わってきます。
これまで何げなく温め直していたという人は、
温め直しに使用するものや温め方にこだわってみる
とより一層美味しく焼き芋を食べることができるようになるので、
以下の方法をチェックしてみましょう。
電子レンジ:ホクホク、しっとり
温め直しの手段で最も手軽ですぐに温めることができるのが
「電子レンジ」
電子レンジを使用する場合はラップをせずに2、3分温めます。
適度な時間で温めるとホクホクに仕上がりますが
温めすぎると水分が飛び過ぎてパサパサになってしまいます。
2、3分というのはあくまで目安で
・焼き芋の品種
・大きさ
で適度な時間は変わってくるのでチェックしながら温めましょう。
基本的に電子レンジで焼き芋を温め直す場合
ラップなしがおすすめですが、
もっとしっとりさせたいという人はラップをして水分を逃がさないようにして
短時間(2分弱くらい)温めるという方法もあります。
しかし、温める時間が長くなるとべちゃべちゃになってしまうので
注意が必要です。
また、電子レンジで長時間温めすぎてしまうと焼き芋の表面が焦げて
発火する可能性があるので、
温める時間には注意する必要がありますし、温めている間はその場を離れずに
様子をみながら温めましょう。
電子レンジ
・程よくしっとり:ラップなしで2、3分
・もっとしっとり:ラップありで短時間(2分弱くらい)
ココに注意
・温める時間が長くなるとべちゃべちゃになる
・長時間温めすぎてしまうと焼き芋の表面が焦げて
発火する可能性がある
トースター:ねっとり
ねっとりした食感に仕上げたいという人や、
もともとねっとりした焼き芋を温め直すという場合は
電子レンジよりもトースターで温めるのがおすすめです。
トースターだと香ばしい仕上がりになるのもおすすめポイントです。
ただし、トースターで焼き芋を温める場合、そのまま温めると皮が焦げて
しまいやすいです。
そこで、アルミホイルを巻いて温めると皮が焦げるのを防ぐことはできますが、
パサパサした仕上がりになってしまいがちです。
そこで、おすすめなのが水分を含ませたキッチンペーパーで包んでから
アルミホイルで包んで温める方法です。
この方法でトースターも入れ低温で6分くらい温めると
水分を逃さずねっとりした仕上がりになります。
トースター
水分を含ませたキッチンペーパーで包んでから
アルミホイルで包んでトースターで低温6分くらい温める。
ココに注意
トースターで温める時にアルミホイルなしでは皮が焦げてしまう
電子レンジとトースター:香ばしさプラス
電子レンジで温め直しする方法とトースターで温め直しする方法を
それぞれ紹介しましたが、
・電子レンジだと香ばしさが足りなくなりやすい、
・トースターだと中まで温まりにくいと
いう弱点もあります。
そこで、トースターを両方使用することでそれぞれの弱点を補いあって
より美味しく仕上げることができます。
簡単な流れ
- まず電子レンジで2分くらい温めます。
- その後トースターで1、2分(200℃)
くらい温めます。
中までしっかりと温めることができて、さらに香ばしさもアップ
させることができます。
フライパン:ホクホク
時間はかかりますがフライパンやストーブを使って温め直しする
こともできます。
簡単な流れ
- 濡らしたキッチンペーパーで包んでからアルミホイルで包み、
弱火で加熱します。 - 4、5分ごとに回転させながら15分から20分くらい
加熱します。
そうするとホクホクに仕上げることができます。
オーブン:しっとり
オーブンがある人は、電子レンジやトースターよりも
ムラなく加熱することができるので
オーブンで温めるのがおすすめです。
簡単な流れ
- 焼き芋をアルミホイルで包みます。
- オーブンを180度に設定しアルミホイルで包んだ焼き芋を入れて
約10分(オーブンは余熱なし) - オーブンを止めて余熱でさらに10分。
しっとりした仕上がりになります。
ちなみに、ヘルシオなどスチーム機能がついているオーブンだと、
よりしっとりした仕上がりにすることができるので
すごくおすすめです。
焼き魚グリル:中までしっかり温かい
焼き芋の温め直しをする際に
「中までしっかりと温めることができない」
という悩みを持っている人にはオーブンがおすすめですが、
オーブンがないという場合には
焼き魚グリルを使用するという方法もあります。
簡単な流れ
- 濡らしたキッチンペーパーで焼き芋を包んでからアルミホイルでも
包みます。 - グリルに入れて中火で6分くらい加熱します。
(片面焼きの場合は半分くらいの時間でひっくり返します。) - 余熱で10分くらい温めます。
ココに注意
グリルでよく魚を焼いているという場合は
ニオイがついてしまうことがあるので注意が必要です。
蒸し器:しっとり
蒸し器があるという場合、蒸し器で温め直しすることもできます。
そのまま蒸すとべちゃべちゃになってしまうので、
ラップをして2、3分くらい加熱すると
しっとりした仕上がりになります。
サツマイモの品種と特徴を知ろう
焼き芋は温める手段や方法によって
・ホクホクにしたり
・ねっとりにしたり
することもある程度はできますが、
サツマイモの品種と特徴を知っておけば自分好みの食感に
温め直しやすくなります。
・ホクホクな食感が好きな人におすすめの品種
紅赤・紅あずまなど
・ねっとりした食感が好きな人におすすめの品種
安納芋・紅はるか・マロンゴールド・シルクスイートなど
・ホクホクとねっとりの中間くらいが好きな人におすすめの品種
鳴門金時・宮崎紅など
冷凍した焼き芋は美味しい?
冷えた焼き芋を温め直して美味しく食べるのもおすすめですが、
冷凍してスイーツとして食べるのも
すごく美味しくておすすめです。
焼き芋は冷凍して冷やすと
レジスタントスターチという食物繊維成分が増加し、
食感もクリーミーになるので、
スイートポテトやアイスのような感じで食べることができます。
冷凍した焼き芋を半解凍して食べるだけとすごく手軽なので、
冷えた焼き芋がたくさんある場合は
冷凍した焼き芋も味わってみてはいかがでしょうか。
まとめ
焼き芋の温め直しに使用するものや、
美味しく温め直す方法
について紹介し、
サツマイモの品種や冷凍した焼き芋
についても紹介しました。
こちらで紹介した方法を知っておけば、冷えた焼き芋であっても
美味しく温め直すことができるようになりますし、
いつでも焼き立てのような美味しい焼き芋を食べることが
できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。