寒さも弱まり、気温が高くなってくると人間だけではなく虫にとっても
待ちに待った季節の到来です。
コバエに始まり、ダニ、蚊、ゴキブリ、アリ・・・
窓を開ける事も増え家の中まで侵入してきます。
蚊や虫除けを専門に作られているスプレーは
蚊にも虫にも効果的で人にも安全である事は間違いありません。
市販のもの程しっかりした防虫効果はありませんが、人にも環境にも優しく
虫刺されの時にも使えるのがアロマオイル(精油)
防虫効果のアロマオイル(精油)
蚊 |
柑橘系:シトロネラ・レモンユーカリ・レモングラス フローラル系:ゼラニウム・ラベンダー 樹木系:ティートリー ハーブ系:ペパーミント |
ダ ニ | ゴキブリ |
フローラル系:ゼラニウム 樹木系:ヒノキ ハーブ系:ペパーミント |
柑橘系:レモン フローラル系:ラベンダー スパイス系:シナモン・クローブ オリエンタル系:ベチバー |
衣類の虫 | ノミ |
フローラル系:ゼラニウム 樹木系:カンファー・シダーウッド |
柑橘系:レモングラス・レモン フローラル系:ラベンダー ハーブ系:ペパーミント |
◎「コバエ」には 柑橘系:レモングラス
◎「クモ」には 樹木系:シダーウッド・ヒノキ
その中でも
「虫刺され」の方が効果的なアロマオイル(精油)があります。
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虫刺されに効果的なアロマオイル(精油)
ティートゥリー ・ ラベンダー ・ ペパーミント
「虫刺され」に効果的です。
◎ ティートリー効能
▪ 優れた抗菌
▪ 抗真菌作用
▪ 抗炎症作用
◎ ラベンダーの効能
「リラックス」「良く眠れる」癒しのイメージが強いのですが
ティートリーの効能と
▪ 鎮痛
▪ 消毒作用
▪ 軽い火傷
ティートリーとラベンダーには虫刺されを早く治し、かゆみを抑える効果が
あります。
◎ ペパーミントの効能
▪ 抗炎症作用
▪ 軽い麻酔作用
▪ 冷却作用
▪ 肌のかゆみを鎮める効果
精油を直接肌に付けると効果がきついと言われるのですが
虫刺されの場所やかゆみの場所に直接塗る事ができます。
アロマオイル(精油)を薄める方法
薄める時は
▪ ホホバオイル
▪ スイート・アーモンドオイル
▪ グレープシードオイル
で薄めて使用します。
「殺菌力の王様」と言われているティートリーは
例え1%まで薄めた場合でもその効果は変わらないと言われています。
虫刺されクリームの作り方(ミツロウ)
◎ 用意する物
ミツロウ(蜜蝋):2g
ホホバオイル:10ml
※スイート・アーモンドオイル・グレープシードオイルでも
大丈夫です。
アロマオイル:2滴
容器
ミツロウ(蜜蝋)とホホバオイルを湯せんにかけ溶かします。
▼
完全に溶けたら消毒をした容器に入れて
棒などで混ぜながら冷まします。
縁あたりからうっすらと白くなってきた時に
アロマオイルを入れて良く混ぜて冷まします。
▼
完全に冷めたら出来上がりです。
2ヶ月以内に使うようにします。
◎ ミツロウ(蜜蝋)とは
ミツバチの巣から蜂蜜を取り、残った物を言います。
▪ 保湿効果
▪ 抗菌効果
お菓子作りにも使用され安心・安全な成分です。
虫刺されクリームの作り方(ワセリン)
◎ 用意する物
白色ワセリン:大さじ1
アロマオイル(精油):10滴
容器
消毒をした容器にワセリンを入れます。
▼
ドライヤーの熱でワセリンを溶かします。
(透明になってきます)
▼
溶けてきたらアロマオイル(精油)を入れて良く混ぜます。
▼
冷やして出来上がです。
◎ 白色ワセリンの理由
ワセリンは「白色」と「黄色」があります。
不純物が少ないのは「白色」のワセリンになり、赤ちゃんや顔の疾患に使用されます。
▪ 鎮痛
▪ 消炎
▪ 鎮痒
等の効果があります。
カモミール
虫に効果はないのですが
かゆみに効果的なのが「カモミール」
皮膚の
▪ かゆみ
▪ 炎症
に効果のある抗ヒスタミン作用があり皮膚の再生を早くします。
アロマオイル(精油)の分量とブレンド
直接肌に付けた時に体に影響が出た場合薄くするようします。
肌のタイプや体の状況は人ぞれぞれ違い、日々変わります。
自分にあった分量や塗り方で使用するようにします。
◎ ブレンド
それぞれのアロマオイル(精油)だけで作るのも良いのですが
▪ 効果が同じアロマオイル(精油)
▪虫除け効果もあるアロマオイル(精油)ユーカリやレモングラス
ブレンドしても使う事もできます。
▪ 香り
▪ 体
▪ 心地良さ
▪ 効果
分量やアロマオイル(精油)の種類、体と相談しながら調整します。
ペパーミントなどは、もう少し濃い方が好みである場合もあり
自分の好みブレンドを見つける楽しさもあります。
アロマオイルを購入する時には
100%天然のものにしか表記する事ができない
「精油(エッセンシャルオイル)」と表記されている物を購入します。
表記されていない物には
▪ 合成の香りの物
▪ 化学香料
が混ざっています。