麦茶はさまざまな栄養素を含んでいる飲み物で、
飲みやすさや安さなどから多くの人に飲まれています。
麦茶を飲むといろいろなメリットもありますが、
「じゃあ逆にデメリットはないの?」
と思う人もいるかもしれません。
そこで、ここでは
「麦茶を飲むことにデメリットはあるのか」
について紹介したいと思います。
麦茶にデメリットはある?
麦茶を飲むことに何らかのデメリットがあるかどうかについてですが、
結論から言えば
特にデメリットはありません。
ここでは、麦茶に対する疑問や不安について解説していきます。
ダイエット中でも大丈夫?
ダイエット中の人であれば、
「麦茶を飲んで太らない?」
と気になる人もいるでしょう。
しかし、
麦茶は100mlで1カロリーと非常に低カロリーなので、
ダイエット中の人でも安心して飲むことができます。
また、麦茶にはピラジンという血流をよくする働きをもった成分が
含まれているので、血流がよくなり、
新陳代謝がアップすることで痩せやすい身体になることが
期待できます。
さらに、
リラックス効果が期待できるGABA
むくみを予防する効果が期待できるカリウム
など麦茶には含まれています。
このように麦茶は低カロリーでダイエット中の人に嬉しい成分が
いろいろと含まれているので、
ダイエットの人にすごくおすすめの飲み物と言えるでしょう。
なぜ安いの?
麦茶は他の飲料と比較しても非常に安価で手に入れることが
できるのも魅力の一つだと思います。
しかし、あまりに安いため
「何かデメリットあるのでは?」
「品質が良くないのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
麦茶が安い理由は特別なデメリットがあるわけでも
品質が悪いわけでもなく、
原料の大麦の価格が安いから
という非常にシンプルな理由です。
それに加えて、
大麦は少量でたくさんの麦茶を作ることができるため
非常に安い価格で販売することができるのです。
小麦アレルギーの人は大丈夫?
小麦アレルギーの人だと麦茶という名称から
「飲めないのでは?」と心配になる人もいると思います。
しかし、麦茶の原料である大麦には小麦アレルギーの原因とされる
グルテンは含まれていないので、
小麦アレルギーの人でも大丈夫なことが多いと言われています。
ただし、全ての人が大丈夫とは限らないので、
・これまで飲んだことがない人
・特に重度のアレルギーの人は
必ず医師に確認しましょう。
カフェインは含まれている?
飲料を飲む際にカフェインを気にする人も多いと思いますが、
麦茶はノンカフェイン
です。
麦茶を飲む際に注意すべきポイント
麦茶を飲むことにデメリットは特にありませんが、
誤った飲み方や扱い方をしてしまうと、
身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
ただ、逆に考えれば飲み方や扱い方さえきちんとしていれば
安心して飲めるので、
どういう点に注意すればいいのか
知っておきましょう。
飲み過ぎに注意
麦茶を飲む際に注意したいのが
飲み過ぎです。
麦茶は飲みやすいですし、特に夏場の暑い時期は冷えた麦茶を
一気にたくさん飲んでしまいがちです。
麦茶には余分な水分を体外に排出する働きがあるカリウムが含まれているため、
むくみ予防効果が期待できます。
そうはいっても、あまりにたくさん飲み過ぎてしまうと
むくみの原因になってしまいます。
冷たい麦茶を一気に飲まない
麦茶の原料の大麦には身体を冷やす成分が含まれているため、
夏バテ対策にもすごくおすすめですが、
冷えた麦茶をガブガブ飲むと、
体内を冷やし過ぎて代謝が悪くなったり、
血流が悪くなったりするので注意が必要です。
その対策としては
ホットの麦茶を飲む
のがおすすめです。
ホットの麦茶にすれば、消化器官への負担も軽減しますし、
一気に飲むことの防止にもつながります。
傷みやすいので注意
穀物である大麦から作られている麦茶は、
茶葉で作られているお茶と比べると傷みやすい
ので注意が必要です。
麦茶を作った場合は、
・きちんと冷蔵保存すること
・入れる容器は清潔な状態のものを使うこと
・容器に直接口をつけて飲まないこと
などをきちんと守りましょう。
また、きちんとした保存方法でも
賞味期限は2,3日程度
なのでなるべく1日くらいで消費するようにしましょう。
水と麦茶ならどちらがいい?
麦茶を飲むことに大きなデメリットはないということを紹介しましたが、
「じゃあ水の代わりに麦茶を飲めばいいの?」
「水と麦茶ならどちらがいいの?」
といった疑問をもつ人もいるかもしれません。
そこで、ここでは
・水で水分補給するメリット
・麦茶で水分補給するメリット
をそれぞれ紹介し、どちらがおすすめなのかを紹介します。
水のメリット
水で水分補給する最大のメリットは、
水は麦茶をはじめ他のお茶と比べても吸収する際に
身体にかかる負担が最も少ない
という点です。
体内で水分を吸収する場合、水以外の飲み物のだと
水以外の成分を分解してから吸収されることになります。
しかし、水の場合は分解する作業が必要ないためそれだけ
身体の負担は少なくなります。
麦茶のメリット
水と麦茶を比較した場合、
麦茶の方が美味しくて飲みやすい
というのが大きなメリットと言えるでしょう。
水分補給しなきゃいけないのはわかっていても、
水だと味がなくてそんなにたくさん飲めない
という人が多いと思います。
その点、
香りがよくスッキリとした味わいで飲みやすい麦茶なら
飲めるという人が多いでしょう。
また、麦茶には水には含まれていない栄養素が豊富に含まれているので、
そうした栄養素を手軽に摂取できるのもメリットと言えます。
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バランスよく水分補給しよう
水と麦茶のメリットについて紹介しましたが、
それぞれにメリットがあります。
なので、
どちらか片方だけで水分補給するというのではなく、
水と麦茶それぞれのメリット活かして
バランスよく摂取していくのがおすすめです。
まとめ
麦茶を飲むことにデメリットはあるのかについて紹介しました。
こちらで紹介したように
・飲み過ぎ
・保存方法
などにちゃんと気を付ければ、
何らかのデメリットが生じることはありません。
麦茶は安心して飲むことができる飲み物ですし、
スーパーをはじめいろいろなところで安価で手に入れることができるので、
普段の水分補給などのために常備してみてはいかがでしょうか。