・風邪なのよくわからないけれど喉がいた
・咳がだんだん激しくなってきた
・喉がイガイガする
だんだんと飲み込むと痛みも感じてしまうので、食欲がなくなったりうまく食べ物を飲
み込めなかったりする場合があります。
そんなときは、飲みやすく、かつ栄養たっぷりのスープで喉の痛みを撃退しましょう。
温かいスープであれば、痛い喉でも飲みやすく、喉を早く治すために必要な栄養を
摂ることができます。
しかし、スープと言っても、さまざまなレシピがあります。一体どれが喉に効果的なのか。
今回は咳や喉のイガイガや痛みに効くスープについてご紹介します。
なぜスープが良いのか
スープは咳や喉の痛みだけでなく、風邪にもいい食材をたくさん入れて煮込むことで、
効果的な栄養素を一度に摂取できます。
また、喉が痛い時は固形物を飲み込むのもつらくなる場合があるので、スープなら
比較的痛みを感じず飲み込むことができます。
スープのおすすめレシピ
それでは咳や喉が痛い時に飲むと良いスープのレシピをご紹介します。
大根ポタージュ
野菜たっぷりで栄養も抜群、鰹出汁香おるコンソメ、大根ポタージュ
材料(4人分)
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水:900cc
鰹出汁パック(塩分なし):3パック
コンソメ顆粒:大さじ2
卵:2個
片栗粉:大さじ2
水:大さじ2
人参:1/2本
白菜:2枚
干し椎茸:小4枚
作り方
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①鍋に水を入れ沸騰をさせます。そこに鰹出汁パックを入れて3分後
火を止めます。
②大根をすりおろしておきます。(水分も残しておきます)
③干し椎茸はお湯でやわらかく戻し、石づきを取ってみじん切りにします
人参と白菜も同じようにみじん切りにしておきます。
白菜を鍋に入れて中火15分煮ます。
⑤野菜が柔らかくなったらコンソメを入れます。
⑦鍋の火を強火にして溶き卵を入れて。卵の周辺がふわったなった時に
かき混ぜます。
⑧片栗粉と水を合わせてから、鍋に加えてとろみをつけて出来上がりです。
大根おろしのスープ
大根の殺菌効果で喉の痛みに効果が期待できる、大根おろしのスープ
材料
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水:250cc
鶏ガラスープの素:適量
大根:約10cm
卵:1個
ねぎ:少々
作り方
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①鍋に水を入れて沸騰させて、鶏ガラスープを好みの量入れます。
②大根をおろします。
③①に②のおろした大根を入れます。
⑤卵は割ってほぐしておきます。
⑥③に④のねぎを入れて、⑤の卵を回し入れて卵がふわふわして
きたら出来上がりです。
大根にはアリルイソチオシアネートという喉の痛みに効果が期待できる成分が含まれて
います。
より効果を高めたい場合は、生姜を足すと生姜のジンゲロールという殺菌成分で
より咳や喉に効果を発揮できます。
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最強スープ
喉が痛い時でも飲みやすい、風邪に効く最強スープ
材料(鍋一つ分)
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れんこん:200g
人参:1本
生姜:小ひとかけら
大根:約7cm
豚のひき肉:約50g
醤油:大さじ2
塩:少々
水(ミキサー用):50ccX2
水(スープ用):300cc
ねぎ:適量
作り方
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①人参、生姜はみじん切りにします。
②大根、れんこんは皮をむいて一口大に切ります。
③②のれんこんと水50ccをミキサーに入れて攪拌します。
炒めます。
⑤④をさっと炒めたら、③のれんこんを入れ弱火で煮込みます。
温まったら水300ccを入れます。
⑦⑤の鍋に火がとおって湯気も出てきた時に⑥を入れて5分弱火で煮ます。
⑧⑦に鶏ガラスープの素、醤油、塩を入れて味を整え、温まったら出来上がりです。
盛り付ける最後にみじん切りをしたネギを上に散らします。
適度なとろみがついているので、痛みカバーするように飲むことができます。
何より喉の痛みで食べることができない時の栄養補給にもぴったりです。
いつ、どのくらい飲む方が良い?
・飲むタイミングや量は決まっていない
スープはいつ飲めばいい、どのくらいの量が一番効果的だという目安は基本的には
ありません。
・咳の出始め
・喉が痛い時
・喉が痛すぎて食べ物を摂取できない時
喉が痛くて食欲がわかないとき、体自体の治す力が弱ってしまっては意味がありません。
そんな時こそ、喉の痛みを早く治すためにスープで栄養を摂るようにします。
子供におすすめの飲み方
咳や喉の痛みは子供だから弱い、大人だから激しく痛いということはありません。
子供も喉が痛いと食欲がなく食べられなくなり、治りも遅くなります。
そんなときこそ子供でも食べやすいスープで栄養を補給してあげます。
子供も飲んでくれるスープ
子供が熱で喉が痛くても飲んでくれるスープ
材料
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水:400〜450cc
じゃがいも:中1個
市販のコーンスープ:1袋
パルメザンチーズ:適量
塩:適量
作り方
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①じゃがいもをすりおろします。
②鍋に水と①のじゃがいもを入れて沸騰するまで火にかけます。
③②に市販のスープの素を入れて、再度沸騰させます。
その時味をみてコンソメを加えます。
④③をひと煮立ちさせて、もう一度味を確認し濃く感じたら
水(お玉で一杯分くらい)を足して中火で煮て出来上がりです。
④の中火で煮た後に味をみてまだ濃く感じた場合、少し砂糖を入れると味が整えやすく
なります。
じゃがいもで適度なとろみがでるので、喉が痛くても飲みやすいスープです。
喉が痛くて食べられず、栄養が摂れないせいで余計によくならない・・・という状態を避け
るため、飲みやすいとろみをつけたスープにしてあげると、子供でも飲みやすいですね。
喉の痛みに働きかけるには、お好みではちみつを足して甘さを出してあげるとはちみつの
殺菌パワーで喉の痛みにより効果が期待できます。だたし1歳未満のお子様にはちみつを
は使用しないように注意をお願いします。
咳が出る、喉が痛い時は食欲も落ちてしまい、栄養もなかなか取れなくなります。
そんなときは、大根や生姜など、喉の痛みやイガイガに効果が期待できる食材が入った
飲みやすいスープがおすすめです。
ご飯が食べられない時でも、必要な栄養も合わせてとることができます。
スープで喉の痛みに効く成分をしっかり補給して、風邪や喉の痛みを撃退しましょう。