犬の寒さ対策におすすめの手作り防寒グッズを紹介!

寒い時期になってくると、今年の冬にむけていろいろと防寒対策し始めますが、
犬を飼っている人は犬に対しての寒さ対策をおこなっているでしょうか?

基本的に犬は人よりも寒さに強い生き物ですが、犬も寒いところでは寒いと感じる
場合もあって、寒さを我慢する状態が続くと体調を崩したり、ストレスを受けたり
してしまうので、きちんと寒さ対策をしてあげる必要があります。

犬の寒さ対策の方法やグッズはいろいろありますが、大切なワンちゃんのために防寒
グッズを手作りしてみてはいかがでしょうか。

ここでは犬の寒さ対策におすすめの手作り防寒グッズを紹介します。

犬の寒さ対策を手作りするメリット

犬の寒さ対策のためにいろいろな物を手作りすることにはたくさんのメリットがあり
ます。

自分好みのものを作れる

手作りなら自分の好きなようにアレンジしたり、デザインしたりできるのが大きなメ
リットです。

販売されている寒さ対策のグッズのなかにはサイズが合わなかったり、好みのデザイ
ンではなかったりする場合がありますが、手作りならそうした不満も解消することが
できます。

うまく作れないかもしれないと思う飼い主さんもいるかもしれませんが、自分が大切
にしているワンちゃんのために手作りしたものなら愛着も湧きますし、ワンちゃんも
きっと喜んでくれるでしょう。

安くすませることができる

手作りで犬の寒さ対策グッズにかかる費用は、販売されているグッズを購入する費用
よりも安くすませることができるケースが多いのもメリットです。

手作りでできる寒さ対策グッズの材料の多くは百均ショップで購入することができま
すし、気軽に挑戦してみることができます。

手作り湯たんぽで犬の寒さ対策

犬の寒さ対策としておすすめなのが湯たんぽです。

ペット専用の湯たんぽも販売されていますが、専用の物でなくても、ペットボトルで
簡単に湯たんぽを手作りができます。

完成した湯たんぽは、犬が普段寝る場所やよくいる場所にブランケットなどと一緒に
セットしてあげましょう。

手作りの床断熱材で犬の寒さ対策

犬の寒さ対策をする時に、特に注意すべきなのが床からの冷気対策です。

犬は人よりも低い位置にいるため、床からくる冷気の影響を受けやすいため、床が冷
えている場合、人は大丈夫と思っていても犬は寒いと感じている可能性があります。

床の冷気対策としておすすめなのが床に断熱材を敷くことですが、床断熱材は段ボー
ルやアルミシート、発泡スチロールで手作りができます。
床断熱材の作り方は簡単です。

用意した段ボールやアルミシート、発泡スチロールなどをケージや置くスペースのサイ
ズにカットして設置するだけです。

また、設置した床断熱材の上にクッションベッドやブランケットなどを置くと、床か
らの冷気を遮断する効果を高めることができて効果的です。

手作りのケージカバーで犬の寒さ対策

犬の寒さ対策として、ケージを覆って暖かくするのもおすすめです。

ケージやサークルを毛布などで覆うことで、冷気をシャットアウトすることができま
すが、専用のケージカバーを手作りするのもおすすめです。

ケージカバーはお好みの布をケージのサイズに合わせてカットして縫い合わせていき
ます。

布の大きさはケージの大きさギリギリにするのではなく3、4センチくらい余裕を持っ
てカットした方が失敗しにくくなります。

（ケージを覆うことができればいいので、多少大きくなる分には問題ありません）

ケージカバーを使用する時は、全てを覆って周りが全く見えなくしてしまうと怖がる
犬もいるので入り口は開けておくようにするのがおすすめです。

手作りの場合は、入り口の部分の布を巻き上げて上の部分で留めることができるよう
にカットしておけば、入り口を塞いだり、開けたり自由に調節ができます。

犬のハウスを手作りして寒さ対策

寒い時期は犬用のハウスを設置するのも防寒になるのでおすすめです。

現在ではオシャレなハウス、かわいいハウスが販売されていますが、手作りしてみる
のもよいでしょう。

ハンガーとTシャツをつかった犬のハウス

ハンガーとTシャツをつかって犬のハウスをつくることができます。

針金ハンガーを8本用意して、まず4本を使って床の部分の骨組みを作ります。
4本のハンガーをかける部分の方を中心にして4本のハンガーの底の部分が4角形のそ
れぞれの辺になるようにして重ねます。

そして、ハンガー同士が重なっている部分を数か所テープで固定すれば床の骨組みは
完成です。
次に残りの4本のハンガーで屋根の部分の骨組みをつくっていきます。

まず、針金ハンガーを解体して伸ばします。

伸ばした4本の針金を床の骨組みに合わせてアーチ状にして2本を1セットにし、1セッ
トの両端を底の四角形の角の部分に合わせてテープで固定します。

そして、もう1セットも両端を底の四角形の残りの角の部分に合わせてテープで固定します。

そうすると、屋根のてっぺんの部分で2セットの針金が交差する形になるので交差する
部分もしっかりとテープで固定すれば骨組みが完成です。

この完成したハンガーの骨組みにTシャツの首元の部分が入り口になるように被せると
ハウスの完成です。

底の部分にはクッションなどを敷いてあげましょう。普段ハウスに入りなれていない
犬でなかなかハウスに入ろうとしない場合、ハウスに入れるクッションや使用するT
シャツに飼い主さんのニオイがついていると安心して入ってくれることがあります。

ワイヤーネットを使った犬のハウス

犬のハウスはハンガーの他に百均ショップなどで販売されているワイヤーネットでも
つくることができます。

ここで紹介するのは、百均ショップで販売されている大きいサイズのワイヤーネット1
つと普通サイズのワイヤーネットと使用します。

そして、ワイヤーネットを連結するジョイントも用意します。
（ジョイントも百均ショップで購入ができます）
作り方は簡単です。

そうすると、普通サイズのワイヤーネットが底面で、大きいサイズのワイヤーネット
がアーチ状で側面や屋根の骨組みです。

そこへアルミシート、布、ひざ掛けなどを底面に敷いて側面と屋根に被せれば完成です。

手作りの服で犬の寒さ対策

湯たんぽや断熱材、ケージカバー、ハウスなど室内でできる寒さ対策はいろいろあり
ますが、散歩などで外に出る場合や、外飼いの犬の寒さ対策におすすめなのが服を着
せることです。

飼い主さんのなかには

と思っている人もいるかもしれません。

本来犬は服を着ていないので必要ないと言われれば必要ないかもしれませんが、寒さ
にそれほど強くない犬種もいますし、家の中で育った犬は寒さに弱くなっている可能
性があるので、寒さ対策で服を着せるのは有効です。

現在では、本当にさまざまな種類の服が販売されていますが、

という場合には服を手作りしてみるのもおすすめです。

これまで犬の服を作ったことがないという人でも、ネット上には型紙をダウンロード
したり購入したりできるサイトがあるので、そうしたサイトから手に入れた型紙をつ
かって布を裁断したり縫い合わせたりすれば、比較的簡単につくることができます。

最初はシンプルなデザインに挑戦して慣れてきたらフード付きやポケット付きの服な
どに挑戦してみるとよいでしょう。

外飼いの犬の寒さ対策

外飼いの犬は基本的に寒さに強いですが、耐えることはできてもストレスを受けたり
する可能性もあります。

子犬や老犬、また病気の犬などは寒さが原因で体調に悪影響を及ぼす可能性があるの
で、寒い時期は防寒対策するのがおすすめです。

冷たい風を避けるために犬小屋を設置し、日光が当たるところに設置している人も多
いと思いますが、さらにその犬小屋に手作りカーテンをつけて寒さ対策するのもおす
すめです。

犬小屋のカーテンはホームセンターなどで販売されている透明のテーブルクロスがお
すすめです。

透明だと視界が遮られることもありませんし、厚めのテーブルクロスだと風で簡単に
ヒラヒラ動いてしまうのを防ぐことができます。
作り方は簡単です。

これだけでも出入り口から入ってくる冷たい空気をかなり防ぐことができて、小屋の
中が冷えるのをある程度防ぐことができます。

犬の寒さ対策におすすめの手作り防寒グッズを紹介しました。

材料はどれも家になるものや、ホームセンター、百均ショップなどで購入することが
できるものばかりですし、価格も高くないのでこれまで手作りしたことがない人でも
手軽に挑戦してみることができると思います。

寒い時期でも大切なワンちゃんが快適に過ごすことができるためにも、こちらで紹介
したような手作り防寒グッズに挑戦してみてはいかがでしょうか。