主婦の人や一人暮らしで自炊している人など、
「毎日の食事を作るのが大変だ」
という人にとって冷凍野菜はすごく便利な存在です。
しかし、冷凍野菜をせっかく活用するのであれば
便利なだけでなく栄養面も期待したいところですよね。
そこで、ここでは
栄養で選ぶならどんな冷凍野菜がおすすめか
について紹介します。また、市販の冷凍野菜でおすすめの商品も紹介します。
おすすめの冷凍野菜
まず、冷凍野菜を栄養で選ぶ場合におすすめの野菜をいくつか紹介します。
ブロッコリー
ブロッコリーは
栄養
カリウム
鉄分
葉酸
ビタミンC
などが多く含まれていて、含まれている量は他の野菜と比べても
トップクラスの野菜です。
ブロッコリーは加えるだけで料理全体の彩やバランスが良くなりますし、
市販の冷凍ブロッコリーなら食べやすい大きさにカットしてあって
調理も楽というメリットがあります。
冷凍のブロッコリーは冷凍処理の過程で
・水溶性のカリウム
・ビタミンC
が溶けだして減ってしまいますが、現在の冷凍技術では大きく栄養価を
損ねることはないので
デメリットというほどではありません。
ほうれん草
ほうれん草は野菜のなかでも鉄分を一番多く含んでいる野菜です。
さらにその鉄分を吸収するのを助けるビタミンCも多く含まれていて、
旬の時期である冬の時期はビタミンCの量が夏の3倍に増えます。
その他にもカリウム、葉酸、食物繊維なども多く含まれていて
すごく栄養価の高い野菜です。
市販の冷凍ほうれん草は泥を落とす、茹でる、アク抜きといった下処理が
必要なくそのまま使えるのが
大きなメリットです。
冷凍ほうれん草もブロッコリーと同様に冷凍処理の過程で
水溶性のカリウムやビタミンCなどが減りますが、
現在の冷凍技術では大きく栄養を損ねることはないので
デメリットというほどではありません。
冷凍ほうれん草栄養
鉄分
ビタミンC
カリウム
葉酸
食物繊維
枝豆
枝豆というと「おつまみ」というイメージが強いかもしれませんが、
栄養豊富で離乳食にもおすすめの野菜です。
枝豆には体つくりに欠かせないタンパク質が豊富ですし、
美肌効果が期待できるイソフラボン、アルコールを分解する
メチオニンなどが豊富です。
その他にもビタミンC、カリウムなども豊富です。
冷凍の枝豆でも栄養価はほとんど下がることはありませんし、
長期保存ができるというメリットがあります。
冷凍枝豆栄養
タンパク質
イソフラボン
メチオニン(アルコールを分解)
ビタミンC
カリウム
かぼちゃ
かぼちゃはカロテン、ビタミンC、ビタミンEが豊富で
これらの栄養素を一度にたくさんとれる
栄養価の高い野菜です。
生のかぼちゃだと皮が固くて調理が大変ですが、冷凍のかぼちゃは
カットしてあってそのまま使えるので便利です。
冷凍だと食感が損なわれるのを心配する人もいるかもしれませんが、
かぼちゃは冷凍でも食感が損なわれることはほぼありません。
冷凍かぼちゃ栄養
カロテン
ビタミンC
ビタミンE
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おすすめの商品を紹介!
栄養で選ぶならおすすめの野菜を紹介しましたが、ここでは
こうした冷凍野菜が入った商品でおすすめをいくつか紹介します。
NEW WORLD FARMS「ブロッコリー100%ナチュラル」
コストコで販売されている人気のブロッコリーです。
2.27㎏と大容量なのが大きな特徴で頻繫にブロッコリーを食べる
という人におすすめです。
また、生のブロッコリーは天候によっては価格が高くなることもあるので、
そうした点から考えても大容量の冷凍ブロッコリーは
コスパが高いと言えるでしょう。
ニチレイ「そのまま使えるカットほうれん草IQF」
国内の冷凍食品シェアナンバーワンのニチレイフーズの冷凍ほうれん草。
名前の通り解凍したら加熱処理の必要なくそのまま使うことができます。
またカットして分けて冷凍してあるので小分けして使用できるのもおすすめです。
国産ではなく中国産で価格が安いのも魅力です。
国産ではないと不安と思う人もいるかもしれませんが、
産地から生産までニチレイが一括で品質管理している
ので安心です。
コープ「塩味つきえだまめ」
冷凍枝豆はいろいろなメーカーから販売されていますが、
コープの塩味つきえだまめは
・食感
・甘み
・風味
がトップクラスと評判です。
塩味はそれほど濃くありませんが、豆の甘みや風味がしっかりしているので
塩味が薄くて物足りないということはありません。
トップバリュ「減の恵み 北海道産栗かぼちゃ」
イオンのプライベートブランドであるトップバリュの冷凍かぼちゃは
甘みがあって生のかぼちゃより美味しいと評判です。
かぼちゃと言えば皮の硬さが気になるという人も
トップバリュの冷凍かぼちゃは皮まで柔らかくておすすめです。
「減の恵み 北海道産栗かぼちゃ」
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市販の冷凍野菜を購入する際のチェックポイント
現在ではさまざまな冷凍野菜が販売されているので、
「どのような基準で選ぶと良いのかわからない」
という人も少なくないでしょう。
そこで、ここでは市販の冷凍野菜を購入する際に
どういうポイントに注目すればいいか
について紹介します。
使いきりタイプか小分けタイプかをチェック
市販の冷凍野菜には
・小分けしてあって少しずつ使用することができるタイプ
・使い切りタイプ
があります。
特に一度には使い切れないという人は「小分けタイプかどうか」
をきちんとチェックしておきましょう。
下処理されているかをチェック
市販の冷凍野菜は全てが下処理されているわけではありません。
・調理しやすい大きさにカットされている
・素揚げ処理されている
かどうかは商品によって異なります。
下処理の有無によって解凍後にそのまま使用できるものもあれば、
カットなどの下処理が必要になってくるものもあるので
ココがポイント
しましょう。
単品かミックスタイプかをチェック
市販の冷凍野菜には
・一つの冷凍野菜だけが入っているタイプ
・数種類の冷凍野菜が一緒に入っているタイプ
があります。
お弁当や食卓のおかずに一品増やしたい、彩りを添えたいという場合などは
ココがポイント
カレー、野菜炒め、シチュー、煮物などをつくるという場合は
ココがポイント
解凍方法をチェック
冷凍野菜は解凍処理が必要になりますが、
商品によって解凍方法が異なります。
・自然解凍タイプ
・流水解凍タイプ
・ボイルして解凍するタイプ
・レンジで解凍するタイプ
・そのまま炒めることができるタイプ
などいろいろなタイプがあるのでチェックしておきましょう。
まとめ
栄養で選ぶならどんな冷凍野菜がおすすめかについて紹介しました。
また、市販の冷凍野菜でおすすめの商品も紹介しました。
こちらで紹介した冷凍野菜や商品はごく一部ですが、
どんな冷凍野菜がおすすめか知りたいという人は
参考にしてみてください。
そして、冷凍野菜を上手に活用してしっかりと栄養を摂っていきましょう。