旅行や出張などにあると便利なのがスーツケースですが、
使用しなくなったり、古くなって使えなくなったりした
スーツケースが家にあると意外と場所をとってしまいます。
そんなスーツケースを処分したいとなった場合、
捨て方がわからないという人も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは
スーツケースの正しい捨て方や
捨てる以外の処分方法
などについて紹介していきます。
スーツケースを捨てるタイミング
スーツケースは一般的に長年使用していくものなので、
頻繁に捨てるものではないと思います。
しかし、スーツケースは以下のような理由で捨てようかな
と思う場面も出てくるでしょう。
寿命
スーツケースは頑丈ですが、長年使用していると
いろいろな不具合がどうしてもでてきます。
一般的には
スーツケースの寿命は10年くらい
と言われていますが、スーツケースの種類や使用頻度によっては
4、5年くらいで寿命がきてしまう
ことも珍しくありません。
故障
スーツケースは寿命でなくても、使用しているうちに
本体が破損したり、ファスナー、キャスター、ハンドル、鍵などが
故障したりしてしまうことがあります。
そして、修理を出しても直らない場合は処分しようと考えるでしょう。
また、修理できたとしても修理費が高額となる場合、
買い替えを検討する人も多いでしょう。
使わなくなった
寿命や故障などではなく、まだじゅうぶんに使用できる
スーツケースであっても
ずっと使用していなくて今後も使用する予定がなさそう
という場合は、部屋の模様替えや大掃除、引っ越しなどのタイミングで
スーツケースを捨てようと考える人も多いでしょう。
一般的な捨て方
スーツケースを捨てたい場合、まず多くの人がまず思いつくのが、
自治体のごみ回収で捨てることができないか
ということだと思います。実際、
スーツケースは自治体のごみ回収で捨てることができます。
粗大ゴミで回収してもらう
スーツケースの捨て方としては
粗大ゴミとして自治体に回収してもらうのが一般的です。
かかる費用は自治体によって異なりますが、数百円で回収してもらえます。
また、手続きの方法も自治体によって多少異なりますが、
基本的な流れは、
簡単な流れ
- 電話やインターネットで申し込みをします。
- 申し込み時に言われた金額のごみ処理券を
郵便局やコンビニなどで購入します。 - 処理券をスーツケースに貼って、
指定された場所、指定された日時に出せば
回収してもらえます。
ゴミ処理場に持ち込む
費用を少しでも抑えたいという人や、
粗大ゴミを出す日時が合わないという人は
自治体のゴミ処理場に持ち込んで処分してもらう
方法もあります。
注意ポイント
予約の必要の有無や持ち込める日時などは自治体によって異なるので
事前にチェックしておきましょう。
可燃ごみ・不燃ごみで回収してもらう
スーツケースの捨て方は
・粗大ゴミとして出す
・ゴミ処理場に持ち込んだりする
のが一般的ですが、費用をかけたくないという人は、
自治体の可燃ごみや不燃ごみで出す方法もあります。
ただし、
スーツケースを分解して可燃ごみと不燃ごみに分別する
必要があります。
スーツケースの解体方法
スーツケースを捨てる場合、捨て方によっては
スーツケースを解体する必要が出てきます。
分解方法はスーツケースの種類によって異なります。
ここでは、スーツケースの解体方法を種類別に紹介します。
ちなみに解体を室内でおこなう場合は、
床を傷つけないように新聞紙やビニールシートなどを敷いて
おこないましょう。
また、怪我をしないようにできれば軍手やゴーグルなどを
使用して作業しましょう。
布製スーツケースの解体方法
布製のスーツケースの場合は、
まず布の部分を切り離す必要があります。
大きめのハサミやカッターなどを使って布の部分を切り取りましょう。
次に
・ハンドル
・キャスター
・ファスナー
を取り除いていきます。
ハンドルやキャスターはドライバーを使ってネジを外せば
取り外すことができます。
そして、ファスナーの部分はペンチを使うと外しやすいです。
プラスチック製スーツケースの解体方法
プラスチック製のスーツケースの場合は、
まずドライバーを使ってネジで固定されている部分を全て外し、
ハンドルやキャスター、内側の布などを取り外します。
フレーム部分が金属パーツの場合は、
マイナスドライバーなどを間にフレームの隙間に入れて取り外します。
この方法でとれない場合はノコギリを使って切り離します。
自治体で回収してもらう以外の方法
スーツケースの捨て方は自治体のごみ回収を利用して捨てることができる
と紹介しましたが、
捨てる以外にも処分する方法はいろいろあります。
ここでは、自治体のごみ回収で捨てる以外の方法をいくつか紹介します。
誰かに譲る
要らなくなったスーツケースで、まだ使える状態であれば
捨てるのではなく誰かにあげるのもおすすめです。
知り合いで欲しいという人がいれば、すぐに渡すことができるので
一番おすすめですが、
周囲に欲しい人がいない場合でも、ネットを活用して欲しい人を募集
すれば知らない人にあげることもできます。
売る
スーツケースをタダであげるのではなく
売るのもおすすめです。
状態が良くないものなどはあまり期待できませんが、
状態が良いものや人気ブランドのものだと
高額で売ることができる可能性もあります。
リサイクルショップなどで売れば査定額はあまり期待できない
かもしれませんが、
すぐに引き取ってもらえるので便利です。
また、ネットオークションやネットショップで売ると
時間や手間はかかりますが、
自分で価格を決めることができるので高額で売れる可能性があります。
不用品回収業者に依頼する
スーツケースの他に捨てたいものがいろいろあるという場合は、
不用品回収業者に依頼してまとめて処分してもらう
のもおすすめです。
どれくらい費用が掛かるか不安だと思う人もいると思いますが、
見積もりは無料という業者も多いので、
そういった業者にまずは見積もりしてもらってから
契約するか判断するとよいでしょう。
下取りに出す
スーツケースを買い替えする予定であれば、
下取りに出すのもおすすめです。
スーツケースを販売しているお店では、古いスーツケースを引き取るサービス
をおこなっているところも少なくありません。
お店によっては引き取るだけでなく、購入するスーツケースを割引
してくれるところもあるので、
事前にチェックしてみるとよいでしょう。
まとめ
スーツケースの正しい捨て方や捨てる以外の処分方法など
について紹介しました。
こちらで紹介したように、スーツケースの捨て方はいろいろあるので、
自分に合った捨て方で捨てると良いでしょう。
また、捨てる以外にもスーツケースを処分する方法は
いろいろあるので、
捨てる予定だという人もチェックしてみてください。