食べ物

たけのこの塩漬け正しい戻し方を知ろう!

2023年1月5日

たけのこを塩漬けして保存すると長期保存ができますが、
塩漬けして保存しておいたたけのこを食べる時、

付いている塩を取り除いただけでは食べることはできません。

塩漬けしたたけのこを食べるには塩をしっかりと抜く必要が
あります。

ここでは、たけのこの塩漬けのやり方や塩漬けしたたけのこの
正しい戻し方を紹介します。

また、塩漬けしたたけのこを使ったメンマの作り方も紹介します。

たけのこの塩漬けのやり方

塩漬けしたたけのこの戻し方を紹介する前に、
まずはたけのこの塩漬けのやり方について紹介します。

塩漬けや保存のやり方を正しくおこなわないと
腐らせてしまうことがあるので、

正しいやり方を知っておきましょう。
まず、

たけのこをアク抜きしてから適度な大きさにカットします。

カットする大きさに決まりはないので、使用する時のことを
考えてお好みの大きさにカットしましょう。

次にカットしたたけのこに塩をまぶします。

まぶした塩がたけのこの余分な水分を吸い取ってくれる
ことで腐りにくくなるため、

全体にしっかりまぶすのがポイントです。

また、塩は保存する袋にも入れるのでその分は
残しておきましょう。

塩をまぶしたら、最後に袋に入れてさらに塩を入れて
封をして保存します。

保存時の注意点

保存時にきちんとしておくべきなのが、

殺菌とたけのこを空気に触れさせない

ということです。なので、

保存する袋や容器は事前にアルコールスプレーなどで殺菌したもの
を使用するようにしましょう。

また、たけのこを空気に触れさせないためには袋を閉じる際に
しっかりと空気を抜くことが大切です。

うまく空気を抜けないという場合はストローを使って
空気を吸いだしながら閉じるとしっかりと

空気を抜くことができておすすめです。

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塩漬けしたたけのこの戻し方

塩漬けしたたけのこは塩を取り除いただけでは
塩辛過ぎて食べることはできません。

そこでたけのこを使用する前に塩抜きをする必要があります。

基本的な戻し方

塩漬けしたたけのこは水に浸しておくだけで
簡単に塩を抜くことができます。

まず、塩漬けしたたけのこを取り出して流水でしっかりと洗います。
そして、使用するサイズにカットしてからもう一度流水で洗います。

保存できるボウルや容器などにきれいな水を入れて、
そこにたけのこを浸します。

できるだけこまめに新しい水に入れ替えながら
2、3日浸しておくと戻すことができます。

早く戻したい時の方法

塩漬けしたたけのこの戻し方自体はすごく簡単ですが、
戻すまでに2、3日かかってしまうのが難点です。

少しでも早く戻したいという場合は

浸しておく水に塩を加えることで戻す時間を短縮させる
ことができます。

この方法は「呼び塩」または「迎え塩」と言われるもので、

薄い塩水の中に塩分が濃いたけのこを入れると
両方の水分量を一定にしようとする力が働くため、

たけのこの濃い塩分が薄い塩水の方へ移動していくのです。

この方法だと半日くらいで戻すことができます。

ちなみに、薄い塩水は500㏄あたり塩小さじ一杯くらいを
目安にするとよいでしょう。

塩抜きしたけど辛かった場合の対処法

塩漬けしたたけのこをきちんと戻したつもりだったけど
まだ塩辛いという場合は、

たけのこを茹でて冷ました後に水に漬けて冷蔵庫に保存しておく
と塩辛さを取り除くことができます。

また、

調理してからまだ塩辛いということに気付いた場合は、
先ほど紹介した塩抜きの方法で塩辛さを取り除くことができます。

しかし、

調理してからだと一緒に調理した具材まで塩辛くなってしまうので、
やはり調理前にしっかりと塩を抜いておくべきです。

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たけのこの塩漬けでメンマができる?

塩漬けしたたけのこはいろいろな料理に活用できますが、
メンマを作ることもできます。

メンマの原料について

メンマの原料は麻筍(マチク)です。

麻筍とは亜熱帯気候の地域で採れるたけのこで、
蒸した麻筍を発酵させ天日干し乾燥させて作られたものです。

日本で食べられているメンマの99%くらいは台湾、
中国から輸入した麻筍のメンマです。

自家製メンマの作り方

日本の主なたけのこは孟宗竹を始め麻筍ではありませんが、

日本のたけのこでもメンマと同じようなものを作ることが
できます。

作り方はすごく簡単なので塩漬けしたたけのこがたくさんある
という人は試してみてはいかがでしょうか。

ここでは、メンマのレシピの一例を紹介します。
まず、

先ほど紹介したように塩漬けしたたけのこの
塩抜きをおこなった後、

ネットやカゴなどにのせて天日干しをします。

しっかり乾燥したメンマを水で戻し、水を切ってから
醤油、みりん、ウェイパーなどで味付けをしながら炒めて、

お好みで鷹の爪やブラックペッパー、ごま油などを加えれば完成です。

まとめ

たけのこの塩漬けのやり方や塩漬けしたたけのこの正しい戻し方
を紹介しました。

「たけのこを塩漬け保存したけど、どうやって食べるの?」
「ちゃんと戻しているつもりだけど塩辛くなる」

という人は参考にしてみてください。

また、塩漬けしたたけのこを使ったメンマの作り方も紹介したので、
たけのこが余ったという人は自家製メンマにもぜひ挑戦してみてください。

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